北岳−間ノ岳（テント泊）

2014年09月13日(土) ~ 2014年09月15日(月)

• GPS: 52:39
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,550m
• 下り: 2,543m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:50

6:46 広河原インフォメーションセンター
6:52 広河原山荘
7:03 白根御池分岐
9:12 9:20 二俣
11:18 11:28 草すべり分岐
11:42 11:45 小太郎尾根分岐
12:36 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:31

6:37 北岳肩ノ小屋
6:53 6:56 両俣分岐
7:17 7:18 北岳
7:44 7:46 吊尾根分岐
8:02 8:03 トラバースルート分岐
8:21 9:24 北岳山荘
10:25 中白根山
11:13 11:35 間ノ岳
12:18 中白根山
13:31 13:35 北岳山荘
13:59 トラバースルート分岐
14:17 14:18 吊尾根分岐
14:38 14:39 北岳
14:54 両俣分岐
15:08 北岳肩ノ小屋

3日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:17

6:08 北岳肩ノ小屋
6:37 6:38 小太郎尾根分岐
6:49 6:50 草すべり分岐
8:03 8:24 白根御池小屋
10:54 白根御池分岐
11:10 広河原山荘
11:18 広河原
11:25 広河原インフォメーションセンター

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れのちガス
3日目：晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行：広河原駐車場⇒山梨交通路線バス
帰：乗合タクシー

写真

9/13 6:49

いざ、出発！！

9/13 6:49

9/13 11:19

右俣コース・草スベリ合流地点

9/13 11:45

南アの女王がお出迎え！

9/13 11:45

9/13 11:45

9/13 11:49

北岳への稜線がクッキリ

9/13 12:11

9/13 16:30

肩ノ小屋到着。バックに甲斐駒ケ岳！

9/13 16:35

ブロッケン！

9/13 16:55

オベリスクも！！

9/13 17:22

北岳をバックに本日の我が家

9/14 5:16

2日目朝
今回山行で初めて富士山とご対面

9/14 5:20

空がオレンジ色に染まっていきます

9/14 5:21

日の出！

9/14 5:26

日の出と富士山のコラボ！

9/14 5:26

3ショット！（妻バージョン）

9/14 5:27

3ショット！（旦那バージョン）

9/14 5:28

9/14 5:28

北岳も赤く染まっていきます

9/14 6:35

それでは、北岳山頂を目指して、いざ出発！

9/14 6:53

千丈と甲斐駒に抱かれて・・・

9/14 6:54

9/14 6:54

9/14 7:18

北岳山頂に到着

9/14 7:19

やったー！

9/14 7:20

��2から望む��1

9/14 7:21

影北岳

9/14 7:21

北岳山頂から望む北岳山荘

9/14 7:22

9/14 7:22

9/14 7:43

9/14 7:49

9/14 7:50

9/14 9:45

遠くに広河原が。

9/14 9:45

9/14 9:45

9/14 10:15

9/14 11:11

間ノ岳に到着
11時でガスガス

9/14 12:10

9/14 12:10

9/14 12:31

稜線を境に雲のカーテン

9/14 16:39

棒ラーメン卒業！　山で初めての料理らしい料理。ウマッ！

9/15 5:09

3日目朝

9/15 5:10

9/15 5:25

9/15 5:25

9/15 5:25

9/15 6:03

光の加減によって表情が違う富士山
幻想的です

9/15 6:04

3日間、お世話になりました。

9/15 6:05

9/15 6:14

次は甲斐駒にでも登るか

9/15 8:06

白根御池小屋に到着
目当てはソフトクリーム！

9/15 8:13

9/15 8:14

9/15 8:16

北岳山荘で購入した手拭いをバンダナに。ちょっとミーハー

9/15 11:14

広河原に到着

9/15 11:15

9/15 11:15

大満足の3日間でした

9/15 11:17

撮影機器：

NIKON D3100 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 ライター ナイフ 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 スパッツ 手袋 ストック ビニール袋 替え衣類 シュラフ シュラフカバー ザックカバー クマよけ鈴 食器 水筒 時計 日焼け止め 非常食

共同装備

テント テントマット コンロ ガスカートリッジ コッヘル（鍋） ファーストエイドキット 医薬品 カメラ ポリタンク 車

感想

nonguri

8月から土日は雨続き。狙いを9月の3連休に定めて、予てからの憧れ、北岳・間ノ岳へ。
自宅を22時半に出発し1時半に芦安駐車場に到着。他の方のレコにもあるとおり、既に第2・第3駐車場は満車で第5駐車場へ。始発は5時15分と知っていたが、バスは満員で立ち乗り1時間という事前情報があったので、バス停で1時間待つ方がマシと思い、仮眠後4時少し前にバス乗り場へ出発。これが大正解。バス停にはベンチが2列あるが、4時5分頃到着してベンチ2列目先頭を確保。その後、続々と登山者が到着してあっという間に長蛇の列。係の人の説明では始発バスは4台。1台に45名ほど乗車できるが、座席はその半分の22名ほど。我が家は運良く始発第1便の21、22番目（つまり座って乗車）。立ち乗りで1時間はキツイし、乗り合いバスも相当の混雑だった模様。バス停への早めの到着をお勧めします。
初日は北岳肩ノ小屋まで。テント泊は3回目だが、さすが日本第二の高峰。肩ノ小屋に着くまでにはもうヘロヘロ。さらにもう1つハプニング。先行していたはずの妻にどこまで行っても追いつけず、先に肩ノ小屋に行っているのだろうと思っていたが、小屋にもいない？？　小屋の人に聞いてみようかと逡巡していると、10分ほどして妻が到着。どうも右俣コースの終盤で右コース（険しい）と左コース（緩やか）があるが、健脚妻は右コース、軟弱旦那は左コースを選択。妻は稜線に出たところで20分ほど待っていたらしい。今回の教訓その1、分岐点が出てきたら、先に進まず後続者を待とう！（当たり前？）　そんなこんなはありながら、無事にテント受付を済ませ、テント場へ。13時前ですでに結構テントはあったが、それなりに空きスペースも。事前のヤマテン情報で風は穏やかということだったので、富士山側テント場の最前線に。これまた大正解。翌朝は何も遮るものなく日の出と富士山が。
2日目は北岳山頂および間ノ岳へ。途中、北岳山荘に立ち寄り給水およびお茶タイム。山荘には「大混雑のため、1枚の布団に3人」の貼紙が・・・。エネルギー補給後、いざ、間ノ岳へ。午前中に到着すれば稜線上から富士山を望めると思っていたが、そう全てがうまくはいかず、少々ガス気味。間ノ岳山頂もガスガスで展望はなし。それでも頂上から望む稜線や、時折見える絶景を堪能。
そして最終日。実は前日から少し左膝に痛みがあったが、寝れば治るだろうと思っていたが、そうは甘くなかった。白根御池小屋到着手前で左膝が悲鳴を上げ、曲げるのも苦痛。そして今回の教訓その2、足を前に出しさえすれば、必ず目的地に着く。人生に通じる教訓ですね。ただ、自分の力だけではなく、途中で追いついてきた親子登山のお父さんがエアサロンパスを惜し気もなくスプレーしてくれました。本当にありがとうございました。更にもう1つハプニング。妻が下山中にダウンを脱いでザックに仕舞った際、ザックのチャックを閉め忘れ、・・・。ガスカートリッジが落ちる音で気が付いて、ほかに落とした物がないか確認していると、後ろから単独山行のお兄さんが、「これ、落ちてましたよ」と脱いで仕舞ったはずのダウンが。本当にありがとうございます。良い景色・人の温かさ、本当に素晴らしい山行でした。
そして最後にもう1つ、今回の山行で一番感動したのは、・・・、初日に大樺沢を登っていると、かなり高齢のご婦人が単独で登っていらっしゃいました。非常にゆっくりした足取りで、みんなに道を譲りながら、自分のペースで歩いていらっしゃいました。そして2日目。北岳山頂から北岳山荘に向かっていたところ、またこのご婦人にお会いしました。お話を伺うと、「前の週に間ノ岳まで行けたので、今回は農鳥岳まで行こうと思って」とのこと。失礼なので年齢は伺いませんでしたが、とても白峰三山縦走を軽々しく口にできるようなご年齢とは思えません。大感動と共に、自分たちも、いつまでもこの方のように登山を楽しめたらな、と思いました。
これまでの登山で間違いなく、一番思い出に残る山行でした。