白馬三山…感動の初アルプスは記録より記憶
- GPS
- 11:43
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,215m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 11:43
天候 | 晴れ☀・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・猿倉駐車場(到着時空きは残り僅かでした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・初めての白馬三山でしたがしっかりと道標があり一度も迷うことなく歩く事が出来ました。 ・大雪渓は軽アイゼンを使用しました。 ・鑓温泉付近で昨日熊を見かけたという方の話を聞きました。 鑓温泉からの下りにまだ新しい大量の熊の糞を見かけました。 錫は必ず持って行かれることを勧めます。 |
写真
感想
開口一番に言いたいのは、ずっと行けなかったアルプスにやっと行く事が出来ました〜〜〜
(*^^)v
アルプスに行く機会を逃してから、何故かアルプスは簡単には行けない遠い存在になってしまったのでした。
今年の夏も、週末ごとの天気の悪さにもう行けないのかと諦めかけていたのですが、今回思い切って行ってみて、何故今まで来なかったのかと・・・
アルプスのスケール感は全く違ったものでした。
今年こそはと思いながら、全くもっての週末の天気の悪さ。
初アルプスの条件は絶好の天気にとハードルはどんどん上がり、今年も行けないかもと思い始めた三連休。
土曜も月曜も用事があるので行けるのは日曜のみ。
日曜どうするとの返しがアルプス行くぞ!
日帰りで?行きたいけど簡単に行けない理由に小屋泊・テント泊が苦手という事があり日帰りで行けるならば、実はその方がありがたい。
白馬三山日帰りは可能かとの一抹の不安はありましたが、ポイントの通過時間を見て引き返すことも考え、予定は三山縦走で行くことにしました。
前日は夕方5時から仮眠をして夜10時半に家を出るつもりでしたが、変則的な時間に二人とも全然寝つけず、こうなったら行ってしまおうと早めに家を出ることにしました。
この判断が良かったようで、猿倉荘の駐車場はほぼ満車で後数台しか止められないという状態でした。私たちの後からも何台か来ていたようなのでぎりぎりだったのかもしれません。
駐車場の事が心配だったので、車を止められたのは本当にラッキーでした。
それにしてもここまでかと・・・この夏の天気の悪さがこの連休の混み具合に繋がったのかもというのは、会う人皆さんが口を揃えて言うのは、本当にストレスが溜まってしまってと。
日の出が雪渓にと出発は4時と決め少し仮眠をしました。
時間設定はまさにジャストで、丁度雪渓が始まった頃空が白み始め、やがて雪渓の先の山々が赤く染まって行ったのでした。
日の出4時は、ルート確認と落石・クレパスの危険回避のためでした。
まさか目の前にモルゲンロートが広がろうとは。
ここにもラッキーが。
日の上がる空には少し雲があり、波長の長い光線は遮られてしまったようで、本当はもっと赤く染まるのかもしれませんが、目の前に広がる景色のスケールの大きさ、それが徐々に赤く染まり、また静寂の中の大雪渓、それを独占、周りには誰もいないのです。
それはそれは忘れられないとても贅沢な一時でした。
それからの風景も素晴らしく、とにかく空が真っ青なのでした。
真っ青な空には景色が良く映えます。
沢山の花もありました。
見るもの見るものが素晴らしく、感覚では白馬岳頂上宿舎はあっという間でした。
けれど宿舎が見える木の階段辺りで急に疾走。
どうやらシャリバテ(*_*)
頂上を急ぐ夫でしたが休憩を断言しここでお腹を満たすことにしました。
・・・頂上を急ぐ夫。それには訳があったようで、先を歩いていた夫が会った方から、ガスが上がってきたので頂上に行くなら今のうちと言われたそうで、それならそれで先に行ってくれて良かったのに・・・と(゜.゜)
確かに頂上は残念ながらガスで周りの山々を見ることはできませんでした。
ごめんなさいね(^_^;)
けれど頂上から降りてくる途中、数名が立ち止まり静かに一点を見つめているのでした。
ライチョウです。初めてみました。ライチョウを見られたのはラッキーかな。
三度目のラッキー。
山頂で周りの景色は見られなかったけれどライチョウは見られたのでプラマーzeroという事で(~_~;)
鑓ヶ岳までの稜線はガスったり切れたりで、どこまでも続くクリアな稜線を見ることはできませんでしたが、まぁまぁ少し先の稜線は見えたこと、そして肌で感じる空気感でそのスケールの大きさを感じる事が出来ました。
本当になんてすばらしい!!!
鑓温泉までに奇跡が一つ。
最近知り合いになった栃木の方にばったり遭遇。
今日は天狗山荘に泊まるそうで、やはり週末ごとに悪くなる天気で延び延びになっていたアルプスに、突然行くことにして家を出たそうです。
明日の天気が良いことを願ってお別れしました。
鑓温泉には思ったより早く着いたので、またまた先を急ぐ夫を引き留め、足湯を楽しむ方々に交じって、私たちも足湯を楽しんできました。
鑓温泉からは、ここまでくれば安心と最後の風景をのんびり楽しんで歩いていました。ところが、そろそろ樹林帯かと思われるころまだ新しげな明らかに熊の糞と思われるものを発見。
それからは、追われるように急いで山道を下ってきました。
お陰で足の疲労は半端なく、それを感じ始めた頃林道からの鑓温泉に入る分岐に着きました。
何事もなく無事でよかった。
本当に盛りだくさんだった初アルプス。
そして、初アルプスはそのスケールにただただ魅せられ続けた幸せな一日でした。
ただ・・・記録より記憶・・・
雪渓から鑓ヶ岳の間を手当たり次第に撮った276枚の写真が、カメラ操作のミスで残念なことに。
レコはもう一台で撮った写真と使えそうな写真で作りました。
もう一度行きなさいということでしょうか(^_^;)
あんなに素晴らしいところならば何度行ってもいいですね。
おはようございます、nekonomori さん。
凄いな、nekonomori さん。
私は、同じコースを歩いて1泊2日ですよ。
過去には、鑓温泉でヘロヘロで宿泊でした。
でも、鑓温泉良いですよ。露天風呂から見る星空と夜明けがなんとも言えません。
白馬山荘のスカイプラザで、名物枝豆をつまみに飲む生ビールも好きなんです。
鑓温泉を見上げたら裸の男性が目に入りました。思いっきり開放感のある温泉でしたね。
あそこからの眺めいいでしょうねぇ〜
でも女性は? ・・・って思いました 男性の特権でしょうか
泊まって味わえる山の醍醐味だとは思うのですが・・・泊りが苦手で
来年はチャレンジするつもりです
㊗初北アルプスですネ
自分が行った時と重ね合わせて、また感動が甦ります
それにしても流石はnekonomoriさん 日帰りとは驚きです\(◎o◎)/!
ハッキリしないこの夏の天気にイライラした今季でしたが
今夏最後かもしれない素晴らしい青空の下で、素晴らしい山行でしたね
アルプスの空の青さは色が濃くて日頃目にする空とは別物!
そして何よりも素晴らしいのは大雪渓のモルゲンロート
感動的な光景です、スケールも大きくて白馬岳の象徴的景観ですね
杓子岳〜白馬鑓ヶ岳間のルートも魅力的なトレイル
私の時は風雨にいじめられましたが、途中から天気が好転
能登半島まで見えたのには驚いたものです
レコからnekonomoriさんの感動がこちらにも伝わり
またまた出向きたくなりました
次に行く時は逆方向の栂池方面への縦走を考えています(^_^)/~
いつもいつもコメントありがとうございます
そしてコメントもらってばかりで
BOKUTYANNさんの白馬レコからも感動が伝わって来て、レコで白馬を堪能していました
なんかアルプス行けない気がして、人が行ったレコ見て楽しんでそれでいいかなぁ〜なんて思ったりしていて・・・
けれど今回行けて本当に良かったです
空は本当に青かった。あのスケールの中の青さはホント別物ですね
モルゲンロートから始まってずっと感動続きの一日でした。
アルプスって凄い所ですね
今度は来年かな
次のハードルは泊りで
頑張ってみます
こんばんは!
haretaraさんも、BOKUTYANNも言っておられますが、いや〜、日帰りとは凄いです!
2006年に私も行きました白馬三山、でも大雪渓ではなく栂池からでしたが、それも二泊三日で行ったのですよ(^^;)
雷鳥に会えて良かったですね 。
雷鳥って、なんか特別な存在のようでして、やっぱ会えると凄く得した気分になちゃいますね〜ぇ!(^^)!
熊さんには会わずと、よろしゅうございました(^_-)
私もまた北アルプス行きたいですね !
再びチャレンジしてくださいね。楽しいレコまた待ってますよ〜(^^)/~~~
こんにちはsakurasakuさん。
いつもコメントありがとうございます
日帰りを凄いって言って下さいますが、本当に泊まれないだけの話で
白馬岳頂上宿舎に向かう途中、沢山の人に話しかけられたんです。
あの時間に上ってくる人が珍しかったのかもしれませんが、星が綺麗だったとか 流れ星をいくつも見たとか日の出に感動したとか・・・
きっと誰かに話したくなる程満足だったんだろうなぁ〜と想像できました
本当は私もそれがしたいのです
BOKUTYANNさんにも誓いましたが来年には
・・・初アルプスで初雷鳥は本当にラッキーでした
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