【蓬莱山〜森山岳〜白滝谷】比良を垣間見る軟弱登山
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 541m
- 下り
- 540m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:00
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・打見山〜蓬莱山〜森山岳はツボ足 ・森山岳〜夫婦滝ワカンを装着 ・白滝谷〜汁谷はワカンorツボ足で脛ラッセル ※冬季の白滝谷は危険なのでお勧めできない |
写真
装備
個人装備 |
ワカン
|
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感想
再病み上がりのnaojiroおじさんを裏比良へ案内。ロープウェイを使って楽々スノーハイク、のつもりだったが…。
森山岳から北側には池・湿地がいくつかある。西の端を歩けば楽に通過できるが、自由きままに歩いていたら何度か方向を見失ってしまい、naojiroおじさんに叱られた。
森山岳は15年ほど前から何度か訪れているが、積雪期に夫婦滝からの谷を遡るのは初めてだ。行ってみたら危険すぎた。積雪期に沢を歩くもんじゃないなと実感。再病み上がりのnaojiroおじさんには過酷すぎたようで少々反省。帰りは夫婦滝へ下りずに引き返すようがよい。蓬莱山まで戻らずに森山岳から北東の尾根を下り、鉄塔から巡視路を使うと安全に帰れる。なんて言ったら「何を今さら!」とまた叱られそうなので黙っておいた。
それにしても、蓬莱山頂の笹が20cmくらいになったのには驚いた。昔は腰のあたりまであって藪漕ぎをしたものだ。鹿の食害でいずれは草原になってしまうかも。
おまけ
白滝山〜森山岳 2019年11月
長池周辺池巡り 2018年11月
色々あって長い冬眠をしてしまった。一人では気力が出ない軟弱者になってしまった。10/16に多禰寺山で腰椎の横突起を骨折、一ヶ月後に復帰するもモチベーションが上がらないまま、おまけに年末年始は北陸特有の悪天候が続く。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
そんな折、嬉しいことにflatwellさんからお声がけを戴く。病み上りの身に優しい比良を垣間見るコースを考えてくれたのですがることにした。
道の駅「藤樹の里」で待ち合わせた後、びわ湖バレイの山麓駅に着くと15分ぐらいでロープウェイに乗ることができた。
打見山山頂駅からスタートする。スキー場は大盛況でコースの端っこを蓬莱山まで上がって行く。蓬莱山は三年前に権現山から縦走して以来で二回目だ。山頂では鈴鹿からの団体さんと一緒になる。皆さんは小女郎ヶ池か権現山のピストンのようだ。先ほどまで晴れ間が覗いていたが曇ってきた。
山頂の喧騒を後にすると辺りの灌木には霧氷がびっしりと着いている。今季初なのでしばし見とれる。青空の贅沢は言わない。これだけで充分過ぎる霧氷ワールドだ。森山岳に続く鞍部に下りて行くと一条のトレースがあった。
主峰の武奈ヶ岳はデンと鎮座しているが頭は雲の中だ。だだっ広い森山岳の丘陵地に上がると、ここでも霧氷が楽しませてくれる。複雑な地形に彷徨いながらもゾクゾクとする高揚感に浸る。名もなき1030m峰でランチタイムとした。カップラーメンを食するはずが家に忘れてきたようだ。おにぎりとパンとゼリー飲料でお腹を満たす。
食後はノートレースの池巡りコースをflatwellさんのリードで付いて行く。このピークは登るか巻くのか、この谷は横切ろうかと2人でワイワイ言いながら歩くのが楽しい。長池など、いくつもある池は窪みでしか判断できない。春になればどんな様相を見せてくれるのだろうか、冬の今から再訪の期待を膨らませる。オトワ池からニシヤを下って行くと秘境感が漂い始める。陽が射し込まない夫婦滝は寂寥感が漂う二条の滝であった。
さて、ここからは雪の白滝谷を遡上する。雪で足場が悪く何度も渡渉を繰返す。危なっかしいトラバースで疲れた身体の体力を削がれる。緩やかに上がるので難はないと言われたが大間違いだ。堰堤に着いてから雪深い林道の脛ラッセルが地味にきつい。汁谷のリフトが動いていた。flatwellさんは歩くつもりだったようだが私は迷わず乗ろうと決める。
こうしてやっとのことで打見山まで戻ることができた。翌日は脹脛の激しい筋肉痛に見舞われたが、終わってみればこれから歩ける元気を頂いた山行となった。flatwellさんに感謝、否、大深謝である。ありがとうございました。
コメント
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naojiroさんのレコが全然上がらなかったので心配しておりました。
やはり腰を痛めておられたのですね。
もう回復されたのでしょうか。
暫くの冬眠後にしては大変なルートを行かれましたね😧
オトワ池から夫婦滝までは結構な下りだったように記憶してます。特に積雪期は大変でしょうね。
あまり無理せず山を楽しんでください。??
大峰など、精力的に歩かれておられ感服いたします。
千ヶ峰のレコにコメントしようかと思っていて書かず仕舞いでした。
実は1/8に千ヶ峰の麓の公園まで行くも、雪が全くなさそうだったので登ることをあきらめたのでした。自分の不甲斐なさにあきれるばかり
腰はすっかり完治しております。年齢から来るものなのかモチベーションが上がらないまま過ごしておりました。
白滝谷の遡上は体力のない自分にはきつかったです。
これからはボチボチと近場の雪山で筋力をつけようと思っています。
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