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Yamareco

記録ID: 511893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

憧れの常念岳テン泊デビュー顛末記

2014年09月14日(日) ~ 2014年09月15日(月)
 - 拍手
cono その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:25
距離
14.4km
登り
1,861m
下り
1,856m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:50
休憩
0:46
合計
5:36
距離 7.0km 登り 1,456m 下り 327m
5:12
19
5:31
62
6:33
6:35
29
7:04
7:21
34
7:55
95
9:30
9:57
51
10:48
2日目
山行
5:44
休憩
0:36
合計
6:20
距離 7.4km 登り 417m 下り 1,548m
6:39
59
7:38
7:59
106
9:45
9:51
35
10:26
10:32
45
11:17
11:19
24
11:43
11:44
20
12:04
45
12:49
10
12:59
一ノ沢登山口
天候 9/14 晴れのち曇り
9/15 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【毎日アルペン号】
竹橋22:40 - 一ノ沢4:40頃
http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu13.php

【タクシー】
一ノ沢からのタクシーは常念小屋で予約手配すること。予約がない人は一ノ沢で飛び込みで乗ることはできません。予約なしの場合、予約した人に乗り合わせてくれるよう自力で頼んでくれとのこと。

【JR】
豊科駅には新幹線指定・特急指定も購入できる券売機が1台あります。新幹線と特急の指定席乗り継ぎも購入できます。
混雑している窓口よりも券売機を使いこなしたほうが並ばずに買えますよ。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
一ノ沢にて登山届提出を呼びかけています
その他周辺情報 【飲食店】
とんかつ・カレーライス「たくま」
http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000088/
肉厚で美味しいです。
一ノ沢はまだ暗いうちから人がいっぱい。
2014年09月14日 05:15撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 5:15
一ノ沢はまだ暗いうちから人がいっぱい。
テント用おニューのミレーのザック。
2014年09月14日 05:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/14 5:17
テント用おニューのミレーのザック。
妻もテント用のおニューのカリマーのザック。
2014年09月14日 05:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/14 5:18
妻もテント用のおニューのカリマーのザック。
空が白み始め一ノ沢の登山口を出発
2014年09月14日 05:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 5:19
空が白み始め一ノ沢の登山口を出発
山の神。写真撮っててちゃんとお参りしなかったなぁ。反省。
2014年09月14日 05:32撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 5:32
山の神。写真撮っててちゃんとお参りしなかったなぁ。反省。
テント泊の荷物はこんなに重いのか…と愕然としながら進む
2014年09月14日 05:38撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 5:38
テント泊の荷物はこんなに重いのか…と愕然としながら進む
沢を避けるように登る。滑ったらやだなぁ
2014年09月14日 06:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 6:28
沢を避けるように登る。滑ったらやだなぁ
エボシ沢は人がいっぱい。
2014年09月14日 07:01撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 7:01
エボシ沢は人がいっぱい。
エボシ沢からハシゴを登ります
2014年09月14日 07:02撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 7:02
エボシ沢からハシゴを登ります
重い荷物にハシゴは堪える…
2014年09月14日 07:21撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 7:21
重い荷物にハシゴは堪える…
あれは常念岳?
2014年09月14日 07:48撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 7:48
あれは常念岳?
なんども丸太橋を渡ります。
2014年09月14日 07:58撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 7:58
なんども丸太橋を渡ります。
妻ダウン。ザックの重さよりも眠くて辛かったみたい。10分位寝ちゃった。
2014年09月14日 08:29撮影 by  DSLR-A380, SONY
1
9/14 8:29
妻ダウン。ザックの重さよりも眠くて辛かったみたい。10分位寝ちゃった。
胸突き八丁から急登。しんどい!
2014年09月14日 09:06撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/14 9:06
胸突き八丁から急登。しんどい!
最終水場にやってきました。ここでテント泊の食事用の給水です。一気に2kg増量。
2014年09月14日 09:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 9:28
最終水場にやってきました。ここでテント泊の食事用の給水です。一気に2kg増量。
そしてこの水が冷たくてうまい!
2014年09月14日 09:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 9:45
そしてこの水が冷たくてうまい!
水の重さに妻ダウン。休憩のたびに座ろうとする妻は今まで見たことがありません。
2014年09月14日 10:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 10:17
水の重さに妻ダウン。休憩のたびに座ろうとする妻は今まで見たことがありません。
なんとか常念乗越、テント場に到着です。
2014年09月14日 10:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 10:44
なんとか常念乗越、テント場に到着です。
初めての山のマイホームです。小さくても我が家です。:-)
2014年09月14日 11:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
9/14 11:55
初めての山のマイホームです。小さくても我が家です。:-)
我が家の無事の新築を祝って乾杯です。[[beer]][[beer]]
ちなみに、この日のこちらのお宅(常念小屋)は混雑のため1畳2人の割り当てだそうで。
2014年09月14日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/14 12:24
我が家の無事の新築を祝って乾杯です。[[beer]][[beer]]
ちなみに、この日のこちらのお宅(常念小屋)は混雑のため1畳2人の割り当てだそうで。
テント場も混雑
2014年09月14日 16:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 16:59
テント場も混雑
テントでコーヒーを淹れるのも嬉しいな
2014年09月14日 16:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 16:17
テントでコーヒーを淹れるのも嬉しいな
コーヒー飲んで、暖かな陽射しに、妻はノンビリ
2014年09月14日 16:58撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/14 16:58
コーヒー飲んで、暖かな陽射しに、妻はノンビリ
朝焼けに空が燃えている…!なんと美しい!
2014年09月15日 05:22撮影 by  DSLR-A380, SONY
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9/15 5:22
朝焼けに空が燃えている…!なんと美しい!
槍も赤く染まる
2014年09月15日 05:27撮影 by  DSLR-A380, SONY
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9/15 5:27
槍も赤く染まる
さて常念に登ります。
それにしてもサブザックだけだとすっごく軽くてビックリ!爆速で登れる!
2014年09月15日 07:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 7:23
さて常念に登ります。
それにしてもサブザックだけだとすっごく軽くてビックリ!爆速で登れる!
爆速登頂と思いきやCT通りの1時間ほどかかりました。
ともかく、憧れていた常念に登頂です。恒例の夫婦写真。やったー。:-):-)
2014年09月15日 07:41撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/15 7:41
爆速登頂と思いきやCT通りの1時間ほどかかりました。
ともかく、憧れていた常念に登頂です。恒例の夫婦写真。やったー。:-):-)
槍穂高もくっきり
2014年09月15日 07:52撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 7:52
槍穂高もくっきり
2014年09月15日 07:51撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 7:51
槍、さらにアップ。
ヒュッテ西岳と槍ヶ岳山荘も見えます。
2014年09月15日 08:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/15 8:12
槍、さらにアップ。
ヒュッテ西岳と槍ヶ岳山荘も見えます。
常念からの下りは横通岳、常念小屋、テント場を見ながら、ガレ場を慎重に下りましょう。
2014年09月15日 08:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 8:18
常念からの下りは横通岳、常念小屋、テント場を見ながら、ガレ場を慎重に下りましょう。
さて、槍穂高ともお別れです
2014年09月15日 09:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/15 9:52
さて、槍穂高ともお別れです
胸突八丁の上から。これからだいぶ下るなぁ
2014年09月15日 10:39撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 10:39
胸突八丁の上から。これからだいぶ下るなぁ
胸突八丁。下りは楽勝ー
2014年09月15日 10:42撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 10:42
胸突八丁。下りは楽勝ー
お花。名前は知らない。教えてほしいです。
2014年09月15日 10:51撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 10:51
お花。名前は知らない。教えてほしいです。
とにかく丸太橋が多い。
2014年09月15日 10:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 10:55
とにかく丸太橋が多い。
下りの時はちゃんとお礼のお参りをしましたよ。
2014年09月15日 12:42撮影 by  DSLR-A380, SONY
9/15 12:42
下りの時はちゃんとお礼のお参りをしましたよ。
そして一ノ沢到着。長かったぁ。
2014年09月15日 12:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 12:56
そして一ノ沢到着。長かったぁ。
松本で途中下車して、カツとカレーのお店「たくま」へ。久しぶりに行きたかったの。
2014年09月15日 14:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 14:29
松本で途中下車して、カツとカレーのお店「たくま」へ。久しぶりに行きたかったの。
妻はみぞれトンカツ定食。
2014年09月15日 14:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 14:47
妻はみぞれトンカツ定食。
そして定番カツカレー。美味し!
2014年09月15日 14:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/15 14:47
そして定番カツカレー。美味し!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 調理器具 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ

感想

暦の上では3連休。でもうちの夫婦は2連休。なので9月の山行は1泊2日で行ける山を検討です。
ところで、3月についにテントやらなんやら一式買ったのですが、行くチャンスに恵まれず、ついに9月に突入してしまいました。このままでは今シーズンのテントデビューができない…!この2連休に絶対にテン泊デビューするぞ、と心に決めました。デビューするからには、ふさわしい場所をと決めたのが憧れの常念です。その昔、松本に住んだことがあるのですが、4月に引っ越したアパートの西向きの窓から見えたのが、白い雪を被った北アルプスの山々。その美しさに対する感動は今でも忘れません。私にとってこの美しい北アルプスの象徴が松本平から見える常念だけなのです。

初めてのテント泊ということで、重い荷物の負担を考え、1日目は常念小屋までのCT4時間半、2日目は空身で常念岳を往復し、その後テントを担いで下る、という余裕を持った計画を立てました。この夏の南アルプス周回の際は、1日10時間のコースを歩いたのですから、楽勝だと思っていました。
しかし、1日目の4時間半はテン泊の重い荷物を持った登りであるということを少しなめていました。テン泊の荷物がこんなに重いとは思いませんでした。そもそも普通の日帰りでも4時間半の登りってあまり経験ないんですよね。

それでも、苦労して登っただけの甲斐はありました。初めてのテントは狭いながらも快適な我が家。小屋泊のほうは混雑で1畳2人、布団も2人1組という話。テントも同じような広さですが、自分たちだけで自由に使える空間。多少の傾斜があることにすこし難儀しましたが、それでも妻と気兼ねなく楽しく過ごせるスペースは本当にうれしいです。
コーヒー淹れて、インスタントのお米・カレー・パスタを作って、まぁお湯を沸かすだけの料理ですが、それもまた楽し。
テントから出るとすぐに、夜の星空、朝の御来光。大自然がすぐそこにあるという感覚がありました。

そしてついに常念岳に登頂です。常念岳からは松本平を眼下に一望。目の前に槍穂高、鷲羽水晶たぶん立山剱、大天井燕鹿島槍。白馬はちょっとわからず。乗鞍、御嶽、山座同定できないけど南アルプスの山々、美ヶ原、八ヶ岳?そして富士山!
松本平から見る常念も素晴らしいですが、常念から見る景色も素晴らしいの一言です。

今回の山行は、憧れていた常念岳に登ったということよりも、テント泊の楽しさが勝った感がありますが、憧れていた山だからこその最高のテント泊デビューになりました。本当に楽しかったです!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
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2/5
体力レベル
4/5

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