黒部の山賊 [新穂高より 双六・三俣蓮華・鷲羽・水晶・雲ノ平]
- GPS
- 39:41
- 距離
- 56.3km
- 登り
- 4,352m
- 下り
- 4,631m
コースタイム
- 山行
- 10:21
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:48
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:17
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:07
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:27
(Sスタートが、ルートからずれて狂ってる)
天候 | 10/1 (水) 晴れ 10/2 (木) 晴れ (朝、テン場 6℃) → 曇 → 15時から雨 10/3 (金) 終日、雨 10/4 (土) 晴れ のち 曇 (鏡平〜シシウドヶ原の間で濃霧) ※台風18号が 接近中、10/6(月)に上陸? |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・前日 20:40 一宮木曽川IC (東海北陸道)〜22:00飛騨清見IC 〜 高山市内 〜 23:20 P着 ・下から上の2段目まで駐車場に空きあり。2段目に駐車〜前泊 【北アルプス岐阜県側山岳情報】 http://www.kitaalpsgifu.jp/index.html ・新穂高駐車場案内/「登山届様式のダウンロード(PDF)」「オンライン登山届」他 【NTTドコモ 信州旅歩記】北アルプスエリア | エリア状況マップ http://nagano.docomo-de.net/area/sp/m0/ma/a01.html 【ひがくの湯】 http://shinhotaka.com/higaku.html ・10/4(土) 20時を過ぎていましたがOKとのこと。Close時間は不明。700円 ・風呂は貸切、食堂も貸切。お兄さんが優しかった。露天風呂「登山の湯」あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【最終日】鏡平山荘→シシウドゥ原のベンチをくるっと回って(間違えた) →また鏡平山荘に戻ってしまいました。 疲れと濃霧で標識や石のペンキ書きに気がつかず大きな凡ミスをやらかしました。 |
写真
装備
個人装備 |
【全20kg】
ザック [macpac パーシュート S2/50L(FB)]
ツエルト [finetrack ツエルト2 ロング]
ストック [BlackDiamond トレイル・コンパクト]
寝袋 [montbell #2]
シュラフカバー [ISUKA ウェザーテック スーパーライト]
マット [THERMAREST Z Lite Sol R]
ダウン [montbell U.L.]
食料5日分
水 1L
湯 0.8L
コンデジ [OLYMPUS SH-25MR]
一眼レフ [SONY アルファ300]
|
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備考 | 写真:色補正 や 切り取りはしてません。雷鳥と花は撮影時間を消してあります。 【雷鳥】最初の4枚は1回目の遭遇。コンデジでの撮影 → 動画撮影で電池切れに。 その後、お互い動かず5分ほど話をしていました。 次の4枚は2回目の遭遇。少し先の逃げた雷鳥を一眼レフの望遠で撮影。 |
感想
昨秋、双六小屋の外でひとりで満天の星を見ていた時に声をかけてきた
おじさんがいた。すごく優しそうな人で明日は「雲ノ平」へ行くという。
次の日、鷲羽岳に立った。槍の眺めは素晴らしかったが反対側を振り向くと
私が好きそうな山の雰囲気があった。あっちに「雲ノ平」がある。
なんか怖そうな黒い水晶岳もいいな。三俣山荘のテン場もいいなぁ〜
そのときに決めた。次は「三俣にテント張って、水晶と雲ノ平へ行く」
この前、近所のモンベルショップで「黒部の山賊(復刻版)」を見つけた。
手にとって少しだけ読んだ。この本を三俣か雲ノ平で読みたいと思った。
山小屋に売ってるだろうか?なければ小屋の本棚には置いてありそうなので
少しだけ貸してくれないかな・・・・その地で読みたい・・・。
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【1日目】新穂高温泉 〜 双六岳 〜 三俣蓮華岳 〜 三俣でテント泊
・双六小屋 〜 三俣小屋 間は巻き道でなく、双六岳に登って稜線を歩く。
あいにくの霧で景色は今イチだったが、雷鳥の群れに2回遭遇した。
1回目は登山道の石に足を置いたらその下から5羽がのこのこ出てきた、
1羽は全く逃げない。石に腰掛けて動画を撮ってる最中に電池切れ。
私の腰の横にいるので何もせず話をしていました。5分ぐらい話をして
いいかげん寒くなってきたので立ち上がるとドテドテと仲間の所へ歩いて
行きました。
写真では分かりずらいですが目の上の赤が目立ってました。
雷鳥は近くで見ると目の上が赤いんだぁと思って見ていましたが・・・
雷鳥に「オス?メス?」と聞いたりもしてましたが・・・
今、調べたら ”目の上の赤い肉冠”はオスの特徴のようです。
・三俣のテン場は素晴らしい。水場のちょい上の左に入ったハイマツに囲まれた
場所を選択。夜は風なく、朝方6℃。結露も乾いて快適だった。
【2日目】三俣 〜 鷲羽岳 〜 水晶岳 〜 雲ノ平 〜 雲ノ平山荘で小屋泊
・水晶小屋は風がビュンビュン、凄い所に建ってる。山頂はさらに風が強かった。
・祖父岳山頂の雨と霧の中、山頂標すぐ近くで雷鳥の群れに遭遇する。3度目。
カメラは雨でザックの中だし霧が濃いので、あいさつだけして横を通り過ぎる。
・雨で17時着と遅くなってしまったので 雲ノ平山荘で小屋泊に。で、すぐ食事に。
疲れで頭の切り替えができず、皆が鍋を囲むテーブルの前でしばらくボッー・・・
夜〜朝にかけて風雨が強かった、小屋泊して正解だった。
でも疲れと小屋が良すぎて・・・おっさんは落ち着けず・・・寝れない・・・
【3日目】〜 雲ノ平山荘 〜 黒部源流 〜 三俣山荘で小屋泊
・雲ノ平山荘を出発する前に「雲ノ平の黒部の山賊」を3人確保
・雲ノ平は今日も雲の中で、その霧の中を「ヤッホー」で歩く
・ずっと雨。黒部源流への登山道を水が源流部へ向かって流れていく様子が
よく分かる。雨の中、源流部を歩けたのはツイていたのかも?
・三俣山荘で小屋泊、大好きになった。あの山小屋っぽい感じがいい。
今日の小屋泊者はすべて単独行、夕食後の談話は楽しく貴重だった。
ベット下の灯油ストーブのチリチリ音がリズムよく心地よく・・・熟睡・・・
【4日目】〜 三俣 〜 山賊4人を背負って 〜 新穂高温泉へ下山
・三俣峠まできて「中敷きソールが、靴の中にない!」→ 三俣山荘に戻る。
来年くるつもりが、もう来てしまった三俣に・・少しうれしい・・いい思い出。
・双六の巻き道分岐で自分の携帯(ドコモFOMA)を出すが電波×。
となりでスマホで話をしてる若者に「どこのスマホ?」って聞いたら
ソフトバンクとのこと。しかたないのでAUスマホを出すとつながった。
スマホで家族に報告メール用の写真を若者に撮ってもらったら・・上手い。
双六小屋でバイトしてるとのこと、上手いので一眼レフでも撮ってもらう。
「双六の水ホースはこの足元ので、あそこの雪渓からもってきてて・・・
あの山がどれでこうで・・・」いろいろおしえてもらった。
ありがとうバイトくん。山でがんばれ!
〜その後の山賊四人の行方〜
・今、私の部屋には山賊は二人。三俣の山賊は、ずっーと私の部屋に置く。
・雲ノ平の山賊の一人は、御嶽に行ってないか心配していた友人M宅に
行くべき私の部屋で待機中。
・もう一人は、先ほどモンベルの前のソファーで山友T氏に山報告をして手渡し。
・もう一人は、昨日の帰る途中(深夜2時)に実家のポストに入れてきました。
朝電話したら、知らない間にポストに入っていたので気味が悪くて袋に
入れたまま出さずに置いあるとのこと。「親父にあげておいて」
あの時代に山に登っていた親父は今頃、楽しんで読んでいるかなぁ・・・。
三俣まで行ったんですね。
私は、やはり体力的に双六でテン泊が限界です
新穂高から双六まで8時間近くかかりました
take1192 さん はじめまして、こんばんは ♪
三俣にテン泊したい、水晶にも行きたい、、、必死でした
テン泊あきらめて山荘泊+巻き道であれば三俣へ行けるかも。
今回の山行で三俣のテン場も山荘も大好きになりました。
次に三俣に行くときは、三俣山荘泊にして身軽にして
鷲羽を楽しく 眺めながら歩きたいです。
10/1に双六稜線へ登りついたのところでお話しなかったでしょうか?
「三俣へは巻道の方が〜」なんて、
私はサブザックで双六小屋へ向かってました。
雷鳥、
いたんですね・・・見そこねました
tomokiki さん こんばんは♪
あの後、双六山頂は霧で景色はよくなかったですが
その霧のおかげか 雷鳥に会えたので巻き道で三俣へ行かなくてよかったです。
tomokiki さんのレコを拝見しました。
テントかっこいいですね。 写真いいですねぇ〜 参考にさせて頂きます。
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