猪臥山 〜雪見山行〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 475m
- 下り
- 462m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 6:00
10:25 1205m 山頂南尾根末端
11:40 1519m 猪臥山頂上(付近散策) 14:50
15:40 1050m 猪臥山トンネル南口トンネル管理棟
【登り時間:02:00】
【下り時間:00:50】
【休憩時間:03:10】
【総行動時間:06:00】
※登り先行者さんのトレースあり。下り多くの登山者さんに踏まれたトレースあり。
天候 | 【岐阜県飛騨(高山)の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:1.0℃ 最低気温:-6.0℃ 湿 度:82% 風 向:南東 風 速:1m/s 降 水量:0.0mm 積 雪深:0cm 【現地天候】 猪臥山トンネル南口トンネル管理棟到着時から粉雪。 中層の雲が流れ高山に雲がかかり展望は望めず 猪臥山頂上到着時にも、少し青空見えるも遠望の山々は雲の中。 太陽が雲に隠れると寒く、日が出ると暖か。 風止んだり吹いたりで山頂でもギリギリ過ごせる。 帰路は爽快な青空がみえていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道飛騨清見ICから国道158号線を高山方面に向かい、 直ぐに県道90号線(卯の花街道)に入り、猪臥山トンネル南口トンネル管理棟まで 【アプローチ ※帰路で測定】 《登山口駐車場:15:45〜東海北陸自動車道〜住処:16:55》 【駐車場】 トンネル管理棟前のチェーン脱着場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 トンネル管理棟付近に確認できず。 【ト イ レ】 周囲になし 【登 山 道】 積雪期は猪臥山トンネル南口トンネル管理棟西側から登り始め。 しばらく彦谷東側沿いに歩いていきます。 彦谷洞林道に出てまた、しばらく林道を歩く。 林道を北に直進して猪臥山南尾根から山頂へ登るルートが一番距離も短く 登り易そうですが、1180m付近で適当な所で彦谷を渡って北西の主尾根に取り付く 少し傾斜が出てきて1456mピークへ 1456mピークから山頂までは広い尾根で視界不良時には道迷いに注意が必要だと感じました 山頂から延びる北西尾根では山頂近くで大小の雪庇があり、西側にトラバースしなながら山頂へ 山頂には山ノ神の祠。山頂から西に少し下りると山ノ神の鳥居。 下山は、南尾根を下りて彦谷洞林道へ出てトンネル管理棟へ。 総じて、かなり登られているのでしょうね。 登りも下山時にも赤札。赤テープが多く目印は多いルートでした。 登り始め1058mで山頂が1519mなので高低差少なく喘ぐほどの急登もなく登り易いと感じました。 【雪 質】 雪は降りたて雪面の表層に5〜10mのパウダースノーが着雪した状態で ありがたいことに先行者のトレース有。終始スノーシューで歩いた。 頂上まで踏み抜きすることなく歩き易い。 1456mピークから山頂まで延びる北東に延びる主尾根で山頂直下に西から東に雪庇。 山頂では猪臥山標識が顔を出してました。 ピストンで南尾根から下りましたが、多くの登山者さんに踏まれ雪質は固くトンネル管理棟到着まで踏み抜きはなかったです。 【他の登山者】 男性ソロ:各2名 女性ソロ:各2名 男女2名:パティ―2組 女性2名:パティ―1組 ※積雪期の猪臥山でこれほどの登山者さんと遭遇したのは初めて |
その他周辺情報 | 【猪臥山(いぶしやま/いのぶせやま)について】 岐阜県飛騨市と高山市に跨り古川盆地の西位置して、前山から一段抜き出て裾野の広い雄大な山容で飛騨の名山。標高1519.1m山名は、宮川の西側には猪が生育していたことと、付近に猪道があったことによるそうです。 飛騨地方では、明治初期まで猪獣害に悩まされていましたうですが、明治中期以降、寒冷化や駆除そしてブタコレラ病によって猪は姿を消したそうです。 無雪期には蛙畑側の小鳥峠から続く長い尾根を舗装林道が頂上直下まで通じていることから、徒歩10分のお手軽登山ができます。 【展望について】 山頂は飛騨のほぼ中央にそびえていることから、まさに360°の視界が開ける展望台。南の御嶽山から乗鞍岳、穂高岳と笠ヶ岳、黒部五郎岳から薬師岳への稜線、北は富山県境の飛越の山々、西に大きく白山の眺めが見事だそうです。 今日は、流雲で展望は高山に雲で少々残念でした。 【日帰り温泉】 飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯 すぱーふる 営業時間:午前11時〜午後9時 レストラン:土日祝日ランチのみ営業 午前11時30分〜午後14時まで(L.O.13時30分) 休館日:毎週火曜日、水曜日(祝祭日の場合は営業) 入館料:大人(中学生以上)600円 小学生:300円 貸切小広間 1室/1時間/500円 駐車場:無料(約100台) 連絡先:TEL 0577-75-3111 FAX:0577-75-3314 住所 〒509-4275 岐阜県飛騨市古川町黒内1407 https://www.spafurukawa.com/ ■飛騨市公式観光サイト https://www.hida-kankou.jp/ |
写真
感想
2023年は卯年。1月最終日となる31日(火)は移動性高気圧が東シナ海から西日本の南海上に移動し、冬型の気圧配置は緩む予報。太平洋側は青空が広がり、日本海側の雪は段々と弱くなる見込み。北陸は雲が多いながら好天の登山日和になる予測で久しぶりの山行に心躍り前日から準備。
少しでも移動性高気圧の影響で好天を望める野伏ヶ岳に登ろうと出発しました。石徹白町内で学校に向かう小学生の元気な姿に、朝日を浴びて煌めく雪一面の田畑に目標の野伏ヶ岳を遠望に望んで高鳴る胸。白山中居神社から除雪車による除雪をまって石徹白川左岸の車2台分の除雪地に車を駐車した。逸る思いで準備して石徹白川を渡る。『やはり降雪期は雪が多いな』と少し不安になって除雪された最終林道からスノーシューで取り付く。
やはり侮ってはいけなかった。24日(火)から25日(水)にかけての10年に一度クラスの強烈寒気。スノーシューで取り付くも腰まで沈む新雪。いつものように林道で陰になりしまり雪でスノーシューでサクサク進めると踏んでいた考えが早くも崩れる。林道のどこを踏んでも腰まで沈み重ラッセル必至。これでは昼までに和田山牧場跡まで辿り着けるかもわからない…ここは早々に目的山頂を変更。杉山とも考えらが同じ積雪量と雪質ではかなり苦労すると石徹白周辺の山は諦めて…標高と距離を考慮し一人でも山頂までラッセルできる山行を考え猪臥山をchoice。今季中にもう一度、野伏ヶ岳へchallengeすることを決意しながら一路、猪臥山トンネル管理棟駐車場へ向かうことにしました。
雪山で手軽の登れる猪臥山も、今まで猪臥山で他の登山さんと遭遇したことが無かったので駐車地にはすでに、4台も車が止まっていることに少し驚き、先行者さんのトレースを踏んで登山開始。林道歩きでは氷点下も無風でアウターを脱いで汗をかかな程度。とても心地よくスノーシューを進める。先行トレースもあり非常にありがたい。パウダースノーの新雪も深いところで脛あたりのラッセル状況。杉林から降り注ぐ粉雪が差し込む日を浴びて光っている。粉雪が頬にあたる。その冷たさが心地いい。
彦谷川の源流を小渡渉し尾根に取り付く、霧氷に着氷木々のトンネルを潜り登りす勧める。木々の合間から左右の尾根斜面の霧氷カラマツ山容を望み雪見の美しさ堪能する。主稜線鞍部への合流点手前でソロ男性の登山者さんが下山してくる。トレースの謝辞を述べ一瞬一緒に雪山の美しさを共に眺める。主稜線の雪尾根部に出てから空は鉛色で強風の粉雪。「山之神神社」から猪臥山山頂票木周囲を散策している時は強風で指先に足先が痛くなる。雪山グローブに取り換え神社の南西側でカップラーメンを食べました。その間に粉雪は止み、青空が広がり流雲で日が山頂に注ぎ込んできました。神社前の霧氷シラビソには青空が映えます。日が照ると暖かで、曇ると寒いを繰り返す。久しぶりの山行。久しぶりの雪山山頂。流雲の空。高山は雲を抱いているけど眺める展望に。頬に当たる山の風に。雪山の心地よさを心ゆくまで享受し3時間も山頂に滞在しました。
美しい雪見山行
ありがとうござました
猪臥山さん
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