須磨浦公園〜摩耶山(六甲全山縦走路)+旧摩耶道
- GPS
- 08:37
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 2,121m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:34
7:18 旗振山山頂
7:35 おらが茶屋
7:57 栂尾山山頂
8:18 須磨アルプス馬の背
8:37 横尾住宅地
8:52 妙法寺小学校前交差点
9:30 安井茶屋前広場(約3分休憩)
9:43 高取山丸山登山口碑
10:10 鵯越駅
10:37 石井ダム
11:00 菊水山山頂〜休憩・軽食
11:12 出発
11:33 天王吊橋
11:54 鍋蓋山山頂
12:15 大竜寺駐車場
12:28 市が原(櫻茶屋)
13:05 学校林道分岐
13:38 掬星台〜休憩・軽食
13:57 出発
14:29 旧摩耶道・青谷道分岐
15:04 雷声寺 登山口
15:31 春日野道駅
天候 | くもり 最寄のアメダス観測点『神戸』当日の気温 朝の最低気温 19.7℃ (05:40) 日中最高気温 23.5℃ (16:22) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
■山陽『須磨浦公園』駅 http://www.sanyo-railway.co.jp/railway/station/sumaurakouen.html 駅構内、及び駅前にトイレ有。 ■阪急神戸線『春日野道』駅 http://www.hankyu.co.jp/station/kasuganomichi.html 駅の改札口は東側に1ヶ所のみ。駅前を南北に商店街、駅近くにコンビニ有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
須磨浦公園より掬星台までは六甲全山縦走路。掬星台より青谷道を経て旧摩耶道にて下山しました。 六甲全山縦走路については、当日歩いた範囲では安全に歩ける状態で、補修跡は散見されますが、夏の大雨による目立った大きな被害はなく、補修跡は見られる程度でした。 要所に道標、地図が設置されており、迷う心配は少ないコースですが、初めて歩かれる場合、市街地区間は見落とさないよう注意が必要です。 ■須磨浦公園〜須磨アルプス〜横尾地区 スタートより旗振山へは階段整備された登りが続きます。山頂を経ておらが茶屋までは、歩き易いなだらかな尾根筋が続き、それより高倉台へは急且つすれ違いが困難なほど狭い階段を下ります。高倉台は団地街の遊歩道がコースとなっており、途中にスーパー、商店街があります。 栂尾山へは有名な400段?のコンクリート階段が続きます(標高差は約80m程度)。それ以降は岩混じりの明瞭な山道が栂尾山、横尾山へと続き、須磨アルプスの核心部、馬の背をメインとした風化の激しい区間に至ります。馬の背を経て東山へは軽く登りますが、横尾地区への下りは九十九折れの歩き易いコースです。 須磨アルプス区間は風化が激しく、滑りやすく狭いコースが続き、通過に危険を伴うコースです。特に高所が苦手な方は要注意です。 須磨浦公園駅、鉢伏山頂駅、おらが茶屋にてトイレ利用可。当日通過時には旗振山茶屋、おらが茶屋は営業されており飲食可。高倉台にはコース上唯一のスーパーはあるものの、午前9時から営業。通過時に喫茶店とパン屋は営業中。飲料の自動販売機有。 ■横尾〜妙法寺地区 横尾地区は住宅街の舗装路が続く安心して歩けるルートです。コースミスを起こさない程度に道標は設置されていますが、初めて歩く際には要注意、ストリートビューによる事前の下調べ推奨です。 市街地ですが、コース上には自動販売機が散見される程度。妙法寺小学校交差点より100mほどコースを外れればローソン有。昨年の大会時は、妙法寺小学校に臨時仮設トイレが設置されていました。 ■高取山区間 登りは一部に階段整備がされていますが、岩場の点在するあまり手の加えられていない山道が続きます。高取神社より丸山地区へは石畳、石段の整備された参道に数件の茶屋があります。縦走路は安井茶屋前広場(公衆トイレの広場)より参道を離れ、再び山道を下り丸山地区に至ります。 公衆トイレは水道も利用可能。当日は月見茶屋と安井茶屋?は営業しており、常連客の方が利用されているようでした。 ■丸山〜鵯越地区 起伏の激しい市街地を、地図上で説明するにも難しい複雑なルートが続く、縦走路最長の舗装路区間です。落着いて案内看板を辿れば迷う心配はありませんが、複雑な街路ですが、概ねストリートビューで下見可能ですので、分岐は事前に確認しておくのが無難です。 街路だけに自動販売機は結構見掛けますが、食料は閉店したコンビニの東側にある細川商店で買える程度。鵯越駅近くの道路高架通過地点に私設のトイレが開放されています。 ■鵯越〜菊水山 鵯越駅より鈴蘭台処理場を経て石井ダムに至るまでは舗装路区間の混じるなだらかなルートが続きます。要所に道標が設置されており特に迷う心配はありません。 登り始めの休憩所付近は、大雨の被害かコースが補修されていました。特に危険箇所はありませんが、全コース中、最も急で長い登りが続く区間です。山頂エリアは広場となっており、休憩に適しています。 コースより100m程離れますが、鈴蘭台処理場内のトイレが9:00〜17:00の間、開放されています。飲料水と表示された水道も利用可能。同じく処理場北側に、マスターに囲碁・将棋で勝てば飲食半額となる喫茶店があります。 ■菊水山〜鍋蓋山〜市ヶ原 菊水山山頂より北東方向へ伸びる尾根を辿り、天王吊橋への急な下り、そして鍋蓋山への急登と続くコースです。鍋蓋山へは菊水山への登り同等の急な上り坂ですが、後はなだらかな山頂への尾根が続きます。天王吊橋を除くコース全般が山道、菊水山区間は鈴蘭台方面への分岐が見られるものの道標も設置されており特に迷う心配はありません。 鍋蓋山より市ヶ原へは歩き易いなだらかに下る尾根筋が続きます。途中、大龍寺よりしばらくは舗装路。特に危険箇所はありません。 鈴蘭台方面にコースより300m?程度外れればトイレがあるようですが、未確認。同じく再度山方面にもトイレがあるようですが、未確認。市ヶ原にトイレがあり、水道も利用可能。大龍寺、市ヶ原に自動販売機有、市ヶ原には桜茶屋もあります。 ■市ヶ原〜掬星台 六甲全山縦走を成し遂げる上での最大の難所とされる登り区間です。 須磨より続くどのアップダウンより標高差も大きく、距離的も長い区間ですが、一気に登る坂道ではありません。市ケ原よりの上り坂、一息ついて稲妻坂(現地表記無)、学校林道分岐後はしばらくアップダウンの続く尾根筋が続き、岩場を伴う急登り区間をへて、一息ついて最後にごろごろ坂となります。 急な岩場もありますが、手の力を借りれば歩ける程度、特に危険ヶ所はありません。枝道も多いエリアですが、要所に道標やコース地図が設置されています。 掬星台に水道の使えるトイレ、自動販売機、カフェ有。 ■掬星台〜旧摩耶道〜新神戸 山天上寺跡を経て、青谷道行者より旧摩耶道へと進みました。標高差の少ないトラバース路を経て、新神戸方面へ続く尾根筋へと至るルートです。 道標も散見され、踏み跡こそ明瞭ですが、倒木や路面状態が有れた区間も放置気味となっているマイナールートです。高低差のある谷筋に続く区間でも路面状態の悪い区間があり、注意が必要です。 【主な過去の記録】 ■黒岩尾根〜摩耶山〜青谷道 2014年05月07日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-443018.html ■六甲全山縦走大会 2013 2013年11月10日(日) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-368782.html ■須磨浦公園〜摩耶山(六甲全山縦走路)2013年10月14日(月) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-357136.html |
写真
感想
今年も参加する事になった六甲全山縦走大会(11月9日の部)に備えての予行演習です。
須磨方面へ出掛けた記録は全てヤマレコに残しており今回が5度目。そのすべてが六甲全山縦に備えての下見、本番等々、短くとも市ケ原までは歩いており、今や地図がなくとも安心して歩けるコースです。
にもかかわらず、他の山を歩く時間を削り?普段より早起きしてまで予行演習に出掛ける理由は2つ、体力的な不安の解消、あとは須磨アルプス『恐怖症』!?の緩和。
先に須磨アルプスですが、大多数の方は楽しみにされており、現地の道標には『名勝』などと観光地さながらの表示もされています。しかし高所恐怖症の気がある者にとっては、迂回路を探したくなる難所であり、現地にも注意書きがある通り、風化が酷く、滑りやすく慎重に通過する必要のある区間です。核心部とされる馬の背は、絶対的な高さはともかく、手摺はおろか大半が岩や立木などの『掴み所』が全くないない滑りやすい痩せ尾根です。
流石に約2年の間に5度目の訪問。一度も引き返さずに通過しており、前回歩いた昨年の縦走大会時には、悪天にもかかわらず、渋滞に釣られて?難なく通過できた訳ですが。。
2度目の訪問以降は、数日前より不安に襲われ、須磨アルプスに差し掛かる頃には極度の緊張からか?脈拍は高まり、手や首筋に脂汗!今回も高取山に登る頃、ようやく落ち着きを取り戻した次第です。
ともかく、どうせへっぴり腰且つ、足元しか見る余裕がないのは織り込み済み?ならばと割切って動画を撮影…一旦登って方向転換した途中からの動画ですが、一応撮影できていました。
いつくかの動画がネット上に公開されており、イメージトレーニング代わりに何度も見ておりましたが、これ程揺れた動画は見掛けません;;
…何時の日か、きれいな動画を載せる事を目標に。。。?
あと、体力的な面については、鍋蓋山通過後下りにて太腿がけいれん気味に。。
そもそも『摩耶山を登り切れば何とかなる』との考えに基づき、昨年の大会前にも同じように摩耶山まで予行演習を行った際は、摩耶山よりの下山時にけいれん気味となる程度でしたが、今回は少々不安な結果。前半少しペースが速すぎたのでしょうか?
もっとも、大会参加を前提とすれば、須磨より菊水山辺りまでの登りはもれなく渋滞と、ペース配分の心配は大丈夫かと。
今年春、ダイトレ参加時に金剛山を登り切る手前で太腿がけいれん気味となった後も歩き続け、しばらくダメージが残った事もあり、市ケ原で下山との考えも頭を過りましたが、何度か軽くストレッチをする程度で症状も和らぎ、計画通り摩耶山まで登り切りました。
ペースはかなり落ちましたが、今年も登り切っれた事が何より自信になります。下山時も問題なく歩ける状態、『惰性』で宝塚にたどり着くだけの余力は残っていたようです☆
…妙法寺辺りで追いつかれたトレールランナーのお嬢様、その後何度か登り坂で抜きつ、平地で抜かれつを繰り返しましたが、摩耶山には結構先に着かれたのでしょうか?疲労の色濃いオッサンの到着時に、元気な挨拶を頂きました。
登りはかなりスローペースで登られてたようで、平地もそれ程ハイペースではなかった様ですが、あまり休憩も取らずに淡々と進み続けられていたようです、参りました;;
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