北ア前衛・魚津駅から天神山往復
- GPS
- 02:07
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 148m
- 下り
- 140m
コースタイム
- 山行
- 1:58
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:07
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
小杉810━847魚津 <かえり> 魚津1059━1138小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天神山温泉までは生活道路のため除雪されており、全く問題無し。天神山温泉から先は車道にもかかわらず全く除雪されておらず、先行者の足跡を頼りに進む。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
ジョギングシューズ
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感想
全国にいったいいくつ天神山と呼ばれる山があるか?...については残念ながら知識が無いけど、真っ先に思い浮かべるのは1997年に第1回目の『FUJI ROCK FESTIVAL』が開催された山梨県の天神山(苦笑...https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204124.html)で、その次に思い浮かべるのが地元・富山県の魚津市にある天神山。魚津の天神山は登山対象としての山というよりは、閉校した洗足学園魚津短期大学の後継施設として運営されている「天神山交流館」などの地名として認識していた。しかしながら、標高は162.9 mもあり、ハイキングとして歩くには十分な標高を備えてる。「今シーズン最強寒波」が抜けた後の2月5日日曜日に、遭難の危険がほぼ無い雪山ハイクをしに行った。あいの風とやま鉄道(旧・北陸本線)魚津駅から全行程歩きで往復したけど、計画段階では帰りは魚津市民バスで駅まで戻るつもりだった。しかし、前日の土曜日が天気がイマイチだったため翌日に延期した結果、日祝全便運休のためバスという手段が使えなくなった(苦笑)。
魚津駅には8:47に到着し、駅前の大通りを国道8号のほう(山のほう)へ向かって歩き出す。4月第4日曜日に開催される『魚津しんきろうマラソン』出走のため毎年のように魚津に訪れてたけど、COVID-19の流行以降ご無沙汰してた。マラソンの時はメイン会場が駅の西側にあるため、駅からすぐに地下道通って駅の西側に出てばかりだったので、メインストリートを歩くのは随分と久しぶり。もしかしたら、初めてかもしれない(苦笑)。1週間ほど前に「顕著な大雪に関する気象情報」が出された魚津だけど、その後雪があまり降らなかったせいで市街地の雪はだいぶ解けてる。したがって、天神山交流館辺りまでの車道を歩くにはフツウのジョギングシューズで大丈夫で、最後の頂上往復だけトレッキングシューズに履き替えるつもりでザックに入れて背負って来てる。天気は晴れで太陽の光が眩しく、多くの写真が逆光で見苦しくなった(苦笑)。
魚津の街を横断する2本の幹線道路のうち、旧国道8号である県道135号は地下道で通過。地下道くぐって地上に出たところには、先月限りで閉店したばかりの明文堂魚津店が建ってる。書店部分はとっくの前に休業してて、今回DVDレンタルも営業を終えることになり完全閉店に至ったとのこと。書籍もDVDレンタルも斜陽化が著しいから仕方ないよね...と思ってたけど、その隣の『大戸屋』も「テナント募集中」になってた...。これはCOVID-19の影響? そのまた隣の『コメダ珈琲店』は流石に営業してた(苦笑)。次の幹線道路の国道8号も地下道で横断。信号が青になったのをみてダッシュをかけたけど、渡るべき横断歩道は無い...(苦笑)。国道8号を渡ると一気に郊外の雰囲気が漂い、吉島のY字交叉点で左に入り、天神地区へ向かう。「吉島」を「きちじま」と読むの、今回初めて知った(苦笑)。
学校統合で名前が変わったであろう今ふうの名前の「清流小学校」の前を通り、天神橋で片貝川を渡る。川沿いにちょっと進んで北陸道の下をくぐる手前で左折し、北陸道に沿って少し進んでから北陸道の下をくぐる。すぐに北陸道と同じ高さになり、富山湾越しの能登半島が望める絶景ポイントとなる。そのまま広い道を進み、地形図上の・78 m表記のある五叉路に出て、県道330号に入る。さっき前を通ったばかりの清流小学校の門と同じ感じの門がある天神公民館は、どうみても小学校跡地(苦笑)。八幡社への参道を分け、なおも進んで行くと、天神山交流館の入口に到着。ここには標高約100 mの標識と市民バスのバス停がある。予定どおりだとここからバスに乗る予定だったけど、日曜日は全便運休...(汗)。さらに少し進むと、かつて洗足学園魚津短期大学が存在してた頃に始まった「全日本大学女子野球選手権大会」の会場である天神山野球場の横を通る。グラウンドはまだ雪に埋もれ、人影は、無い(苦笑)。次に現れたのは、花の森・天神山ガーデンへの分岐と、たくさんのお地蔵さん。「登山口」のある天神山温泉に到着したのは、駅から50分ほど歩いた9:40のこと。天神山温泉から天神山へと至る車道は全く除雪されておらず、先行者の足跡がひと筋だけ雪面に残るのみ…。魚津歴史民俗博物館は冬季休業だから、除雪の用無しってことは解るけどさぁ〜。そもそも、天神山温泉じたいがすでに営業しておらず、廃墟の様子...(苦笑)。魚津歴史民俗博物館口のバス停があるけど、肝心の博物館は営業してないわ、温泉もやってないわ…で、冬季はバスが来ないバス停になるとのこと…(汗)。
ジョギングシューズはこの先を進むのは無謀なので、背負って来たトレッキングシューズに履き替える。意を決し、先行者がツボ足で通った跡に忠実に自分の足を入れながら進む。意外に雪が深く、30 cm弱はある。休館中の魚津歴史民俗博物館の前まで来ると、先行者の跡は無視し、斜面をツボ足で上がる。ひと登りでヘアピンカーヴをひとつショートカットしたみたいで車道に出た。ここからは車道を忠実に登る。夏期はクルマでどこまで上がれるのか来たことが無いので分からないけど、公衆トイレがあるくらいだからかなり上まで行けるんだろう。建屋を2軒ほど見送って、天神山城跡の標識を経由し、天神山の頂上に9:58に到着。三角点のある頂上はあまり展望はよくない。帰りは魚津10:59発の列車に乗るつもりだったので、あまり長居は出来ずさっさと頂上から下り始めたけど、その際にみえた魚津市街方面の景色が一番見応えがあった(苦笑)。
頂上は10:03に出発。予定どおり魚津10:59発の列車に乗るためには持ち時間は56分しかない。上りは駅から頂上まで65分かかってる(靴履き替え時間は除く)ことを考えると、あまり余裕は無い。ツボ足跡に忠実に足を入れていったら時間がかかってしょうがないので、帰りは自分でルートを新規開拓。時間は早いけど、体力的なダメージは大きい(苦笑)。天神山温泉まで戻って靴をジョギングシューズに履き替える時間が勿体無いので、トレッキングシューズのまま車道を下る。魚津の街を横断する2本の幹線道路がいずれも信号待ちが無い地下道経由で通過出来る効果は絶大で、列車が発車する3分前には魚津駅に着いた。
車道に積もった雪のうえを歩くだけなので、特別な技術も要らずに雪山ハイクが楽しめる…と、オススメしたいところだけど、閉店した店舗、統合された学校、学校跡、温泉跡、冬季は営業しない博物館などを次々とみせつけられ、人口減少問題ってこーゆーことなのね...と、しんみりとさせられてしまった…(苦笑)。
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