記録ID: 515717
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
剱岳・立山
2014年09月19日(金) ~
2014年09月21日(日)

体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 44:43
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 2,377m
コースタイム
1日目
- 山行
- 0:45
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:46
距離 2.2km
登り 41m
下り 180m
2日目
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 9:58
距離 13.1km
登り 1,451m
下り 1,198m
14:34
3日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:36
距離 9.0km
登り 893m
下り 1,004m
準備編:
前日までの天気予報は台風の影響で土日は雨であった為、今週も山行きは諦めていると、打って変わって土曜は晴れるらしい。
しかも、北陸方面は土日共に晴れマーク。
北陸エリアの山は未踏の地。
情報収集をして山行計画、買い出しやパッキングなど大急ぎで準備。
<1日目(金)>
08:20 夜勤の勤務終了
家に帰り、速攻シャワーを浴びる。
09:00 自宅を出発
中津川IC〜中央道〜東海環状〜東海北陸〜北陸道で立山IC
高速料金6,500円ぐらい Σ(T▽T;)
尚、東海環状、東海北陸、北陸道、共にガソリンスタンドが無い区間が続きますので早めの給油を!
13:00 立山駅到着
平日でも駅前駐車場はほぼ満車。
その周りにいくつも駐車場があります。
13:20 ケーブルカーにて立山駅〜美女平
立山駅〜室堂までの往復4,310円。
(注意! 片道で行きと帰りだと500円程割高になります)
7分程で美女平に到着します。
14:00 ハイブリッド車のバスにて美女平〜室堂
ここて」手回り品10kgオーバーの為、300円の追加徴収。
室堂まで50分間、バスの旅をお楽しみ下さい。
14:50 室堂発、登行開始!
途中、みくりが池から眺める立山も絶景です。
また、地獄谷からのガスはかなり強烈で、少し気分が悪くなりかけました。
また、みくりが池温泉は日本一高い所にある温泉です。
時間があれば行ってみたいです。
15:30 雷鳥沢キャンプ場着。
雷鳥沢ヒュッテから少し下った所のテン場に野営場管理所がありますので、受付をし施設の説明などを受けます。
設営料金は一人500円(トイレ使用料含む)。
テン場ではビールも何も買えないので、テント設営後、5分程登り返した雷鳥沢ヒュッテで生ビール2杯と持参したおにぎりで夕飯。
19:00頃 就寝
隣の若者達グループが少々やかましいが、21時頃には静かになってくれたので時間的にも許容範囲。
それに、こちらは朝早くから行動開始予定なので、お互い様である。
<2日目(土)>
03:00 起床
気温は−1℃
今回持参したシュラフはmont-bell ダウンハガー#3。
快適温度ー1℃、限界温度ー9℃。
一応快適温度の範囲内ではあるものの、まだ身体が寒さに適応していないので、とても寒い。
朝ご飯を食べて、テント撤収。
04:30 登行開始
前日の日のあるうちに翌日の登山道の取付きを確認しておかなかったので、暗闇の中テン場をウロウロ。
10分程のタイムロス。
テン場の先の橋を渡った所が剱方面への取付きになります。
06:20 剱御前小屋
ここまで来ると、剱岳の全貌が明らかになります。
カッコ良すぎる剱に感動します。
07:10 剱沢キャンプ場着
剱岳アタックの前に、本日の宿泊地にテントを設営。
基本的に雷鳥沢の野営地と同じシステム。
設営料金は一人500円(トイレ使用料含む)を支払い、大荷物は全てテント内にデポ。
08:00 剱岳アタック開始!
サブザックに必要な物を移し、ストックも置いて身軽になる。
剣山荘を経由し一服剱へ。
ここまでは、ガレ場などあるものの、比較的歩きやすく時に危険個所は無い。
09:00 一服剱〜前剱へ
ここから急登の始まりです。
落石要注意です!
クサリ場を登ると、前剱に着きます。
10:00 前剱から剱岳へ!(核心部)
一般登山者が登れる山で最も危険な山と称される剱岳。
この先はいくつもの鎖場、そしてアンカーに手をかけ足を掛けてのアタックがいくつもあります。
前剱に着いたら、カメラポーチやドリンクポーチ、少しでも引っ掛かりそうな物、それとポケットの中身など、全てザックに詰め込みましょう。
ここから先は所々、登りと下りのルートが分かれていますので、必ずマーキングや看板の指示に従って進んで下さい。
カニの縦ばいは20m弱の垂直な崖、あまり下を見ないようにしてクサリとアンカーを手掛かり足掛かりに、落ち着いて登りましょう。
11:15 剱岳山頂!(2999m)
ここから眺める北アルプス、白馬連邦、そして富山湾が一望出来るのもまた素晴らしい!
朝も早かったし、ここで食事…とも思いましたが、下りの道を考えると、緊張感を維持したかったので行動食で簡易的に食事を済ます。
11:50 剱岳下山開始
剱岳の中で最も恐れられているカニの横ばい。
最初はクサリ場を縦に降下します。
下は断崖絶壁、もし落ちれば確実に助かる事は無いでしょう。
そんな中、縦のクサリから横のクサリに移ります。
これが、クサリだけを頼りにしてたり、身体が強張ってたりすると横のクサリに手が届きません。
焦らず落ち着いて、下を見るのはとても怖いですが、足掛かりがありますので、一歩ずつ岩にしっかり足が掛ったのを確認し、縦のクサリの一番下まで来ます。
そこから身体の緊張を解きながら横のクサリに手を伸ばして下さい。
その後、もクサリやハシゴを使い、前剱に戻ります。
13:00 前剱
主な危険個所は通過したものの、まだまだ油断は禁物です。
ここからまだクサリ場もあれば、落石にも要注意です。
13:40 一服剱
一服剱…なるほど。
登りもここで一服ですが、帰りもこの辺りで少し緊張感も解けて、ようやく一服出来る感じです。
14:00 剣山荘
ここで、剱岳のバッジと、今晩の一人祝賀会の為のワインを購入。
ワインはその場で空いたペットボトルに詰めて、中身だけお持ち帰りしました。
14:30 剱沢キャンプ場着
一旦テント戻り、すぐに最寄の小屋、剱沢小屋へ
14:50 剱沢小屋
ここでようやく、お昼ご飯?夕ご飯??
ベンチに居合わせたドイツ人と1時間程、剱岳を眺めながら、山の話やビールの話で盛り上がりました。
こんなに長い時間英語を話したのは多分10年ぶりくらいです。
18:00 剱沢キャンプ場
剣山荘で購入したワインで一人宴会
19:00 就寝
テント内は氷結し、テントシートをポンポンと叩くと上から雪が降って来ます。
明らかに昨晩の雷鳥沢のテン場よりも格段に冷えて、いるハズであるが、身体が寒さに適応してきたのか、前日ほどの寒さは感じない。
03:00 起床
外に出ると、満天の星空。
寒い中、星空撮影に挑戦。
しかし、今回はカメラを変えたら、今までの条件では全く撮れず…断念(-ω-;)
やはり、NIKON機を持って来るべきだったか…
そして、ふと周りを見ると、9割以上のテントで照明が灯り、朝ご飯やら身支度中。
山屋の朝は早いんです。
自分もそそくさと朝ご飯を支度し、テント撤収。
05:00 剱沢キャンプ場〜別山へ
途中、朝焼けに染まる剱岳や立山に感無量。
何度も足を止めます。
06:00 別山〜真砂岳〜富士ノ折立
とても気持ちのいい稜線歩きが続き、足取りも軽くなります。
07:40 大汝休憩所
建物の中は何故かとてもインドな感じ…
07:50 大汝峰(3015m)
登山道脇の、ちょっとした岩場を登るとそこが大汝。
え?ここが立山最高峰???
と思えるくらい何もありません。
今まで、大抵のピークには祠があったりして、人も賑わってたのに…
08:20 雄山で御祈祷
雄山山頂は神殿となっており、山頂に登るには500円の祈祷料が必要となります。
何となく少しシャクに触る気もしますが、ここまで安全に登らせて頂いたのだからと、チップの意味を込め、有難く御祈祷して頂きました。
20人くらい、地面に座ってまとめて祈祷してもらいます。
そして、宮司さんから一言。
敷き詰められている石の中、たまたま自分が座っていた場所が、ここ雄山の礎3003m地点だったのです!
雄山だけに、おやまぁ!(ノ゜゜)ノびっくり!!
ちなみに、バチは当たらないそうです( ´o`)
08:30 雄山〜一ノ瀬山荘へ
この区間は、室堂から山歩きに慣れてない多くの観光客に足止めをくらい、なかなか下りられません。
09:30 一ノ瀬山荘
本来はここから室堂へ下りる予定でしたが、2時間以上も先に着いてしまっているので、少し遠回りの浄土山経由で室堂へ行こうと…
ただ、浄土山経由のルートは何も調べて来て無いので、一応情報収集はしたいところ。
ふと見ると、今日ここで行われている北アルプスパノラマトレイルの係員のお姉さまがいる。
見るからに立山には詳しそうなので聞いてみる。
「う〜ん、登りは優しく登って、下りは激しく下りる感じかな〜」
なるほど、よく分かりました! (・o・)ゞ
僕の得意なパターンです。
10:10 浄土山
袋小路になった道の先、標識には「この先行き止まり」。
大抵の人はそのまま通り過ぎて行きます。
でも、何かあるようだし…なんだろ?
昔の山小屋の跡かな…と思い、近寄ってみるとそこは軍人霊牌でした。
立山室堂にしてみたら軍人霊牌は観光地としてイメージダウンなのでしょうか?
まるでガラクタ置き場のようです。
ここをもっとアピールして観光スポットにしろとは言いません。
軍人霊牌については靖国のように賛否両論かもしれません。
しかし、家族の為、祖国の為、時代の犠牲者となり、命を落とした方々に対し、このように粗末な扱いをするのは、あまりにも悲しすぎます。
ここから、室堂山展望台分岐まで、大きな岩がゴロゴロな下り道。
一ノ瀬山荘で聞いた通り、確かに激しく下りる感じです(笑)
11:20 室堂に到着
12:00の便のバスで美女平行きに乗車
13:00のケーブルカーで立山駅到着
前日までの天気予報は台風の影響で土日は雨であった為、今週も山行きは諦めていると、打って変わって土曜は晴れるらしい。
しかも、北陸方面は土日共に晴れマーク。
北陸エリアの山は未踏の地。
情報収集をして山行計画、買い出しやパッキングなど大急ぎで準備。
<1日目(金)>
08:20 夜勤の勤務終了
家に帰り、速攻シャワーを浴びる。
09:00 自宅を出発
中津川IC〜中央道〜東海環状〜東海北陸〜北陸道で立山IC
高速料金6,500円ぐらい Σ(T▽T;)
尚、東海環状、東海北陸、北陸道、共にガソリンスタンドが無い区間が続きますので早めの給油を!
13:00 立山駅到着
平日でも駅前駐車場はほぼ満車。
その周りにいくつも駐車場があります。
13:20 ケーブルカーにて立山駅〜美女平
立山駅〜室堂までの往復4,310円。
(注意! 片道で行きと帰りだと500円程割高になります)
7分程で美女平に到着します。
14:00 ハイブリッド車のバスにて美女平〜室堂
ここて」手回り品10kgオーバーの為、300円の追加徴収。
室堂まで50分間、バスの旅をお楽しみ下さい。
14:50 室堂発、登行開始!
途中、みくりが池から眺める立山も絶景です。
また、地獄谷からのガスはかなり強烈で、少し気分が悪くなりかけました。
また、みくりが池温泉は日本一高い所にある温泉です。
時間があれば行ってみたいです。
15:30 雷鳥沢キャンプ場着。
雷鳥沢ヒュッテから少し下った所のテン場に野営場管理所がありますので、受付をし施設の説明などを受けます。
設営料金は一人500円(トイレ使用料含む)。
テン場ではビールも何も買えないので、テント設営後、5分程登り返した雷鳥沢ヒュッテで生ビール2杯と持参したおにぎりで夕飯。
19:00頃 就寝
隣の若者達グループが少々やかましいが、21時頃には静かになってくれたので時間的にも許容範囲。
それに、こちらは朝早くから行動開始予定なので、お互い様である。
<2日目(土)>
03:00 起床
気温は−1℃
今回持参したシュラフはmont-bell ダウンハガー#3。
快適温度ー1℃、限界温度ー9℃。
一応快適温度の範囲内ではあるものの、まだ身体が寒さに適応していないので、とても寒い。
朝ご飯を食べて、テント撤収。
04:30 登行開始
前日の日のあるうちに翌日の登山道の取付きを確認しておかなかったので、暗闇の中テン場をウロウロ。
10分程のタイムロス。
テン場の先の橋を渡った所が剱方面への取付きになります。
06:20 剱御前小屋
ここまで来ると、剱岳の全貌が明らかになります。
カッコ良すぎる剱に感動します。
07:10 剱沢キャンプ場着
剱岳アタックの前に、本日の宿泊地にテントを設営。
基本的に雷鳥沢の野営地と同じシステム。
設営料金は一人500円(トイレ使用料含む)を支払い、大荷物は全てテント内にデポ。
08:00 剱岳アタック開始!
サブザックに必要な物を移し、ストックも置いて身軽になる。
剣山荘を経由し一服剱へ。
ここまでは、ガレ場などあるものの、比較的歩きやすく時に危険個所は無い。
09:00 一服剱〜前剱へ
ここから急登の始まりです。
落石要注意です!
クサリ場を登ると、前剱に着きます。
10:00 前剱から剱岳へ!(核心部)
一般登山者が登れる山で最も危険な山と称される剱岳。
この先はいくつもの鎖場、そしてアンカーに手をかけ足を掛けてのアタックがいくつもあります。
前剱に着いたら、カメラポーチやドリンクポーチ、少しでも引っ掛かりそうな物、それとポケットの中身など、全てザックに詰め込みましょう。
ここから先は所々、登りと下りのルートが分かれていますので、必ずマーキングや看板の指示に従って進んで下さい。
カニの縦ばいは20m弱の垂直な崖、あまり下を見ないようにしてクサリとアンカーを手掛かり足掛かりに、落ち着いて登りましょう。
11:15 剱岳山頂!(2999m)
ここから眺める北アルプス、白馬連邦、そして富山湾が一望出来るのもまた素晴らしい!
朝も早かったし、ここで食事…とも思いましたが、下りの道を考えると、緊張感を維持したかったので行動食で簡易的に食事を済ます。
11:50 剱岳下山開始
剱岳の中で最も恐れられているカニの横ばい。
最初はクサリ場を縦に降下します。
下は断崖絶壁、もし落ちれば確実に助かる事は無いでしょう。
そんな中、縦のクサリから横のクサリに移ります。
これが、クサリだけを頼りにしてたり、身体が強張ってたりすると横のクサリに手が届きません。
焦らず落ち着いて、下を見るのはとても怖いですが、足掛かりがありますので、一歩ずつ岩にしっかり足が掛ったのを確認し、縦のクサリの一番下まで来ます。
そこから身体の緊張を解きながら横のクサリに手を伸ばして下さい。
その後、もクサリやハシゴを使い、前剱に戻ります。
13:00 前剱
主な危険個所は通過したものの、まだまだ油断は禁物です。
ここからまだクサリ場もあれば、落石にも要注意です。
13:40 一服剱
一服剱…なるほど。
登りもここで一服ですが、帰りもこの辺りで少し緊張感も解けて、ようやく一服出来る感じです。
14:00 剣山荘
ここで、剱岳のバッジと、今晩の一人祝賀会の為のワインを購入。
ワインはその場で空いたペットボトルに詰めて、中身だけお持ち帰りしました。
14:30 剱沢キャンプ場着
一旦テント戻り、すぐに最寄の小屋、剱沢小屋へ
14:50 剱沢小屋
ここでようやく、お昼ご飯?夕ご飯??
ベンチに居合わせたドイツ人と1時間程、剱岳を眺めながら、山の話やビールの話で盛り上がりました。
こんなに長い時間英語を話したのは多分10年ぶりくらいです。
18:00 剱沢キャンプ場
剣山荘で購入したワインで一人宴会
19:00 就寝
テント内は氷結し、テントシートをポンポンと叩くと上から雪が降って来ます。
明らかに昨晩の雷鳥沢のテン場よりも格段に冷えて、いるハズであるが、身体が寒さに適応してきたのか、前日ほどの寒さは感じない。
03:00 起床
外に出ると、満天の星空。
寒い中、星空撮影に挑戦。
しかし、今回はカメラを変えたら、今までの条件では全く撮れず…断念(-ω-;)
やはり、NIKON機を持って来るべきだったか…
そして、ふと周りを見ると、9割以上のテントで照明が灯り、朝ご飯やら身支度中。
山屋の朝は早いんです。
自分もそそくさと朝ご飯を支度し、テント撤収。
05:00 剱沢キャンプ場〜別山へ
途中、朝焼けに染まる剱岳や立山に感無量。
何度も足を止めます。
06:00 別山〜真砂岳〜富士ノ折立
とても気持ちのいい稜線歩きが続き、足取りも軽くなります。
07:40 大汝休憩所
建物の中は何故かとてもインドな感じ…
07:50 大汝峰(3015m)
登山道脇の、ちょっとした岩場を登るとそこが大汝。
え?ここが立山最高峰???
と思えるくらい何もありません。
今まで、大抵のピークには祠があったりして、人も賑わってたのに…
08:20 雄山で御祈祷
雄山山頂は神殿となっており、山頂に登るには500円の祈祷料が必要となります。
何となく少しシャクに触る気もしますが、ここまで安全に登らせて頂いたのだからと、チップの意味を込め、有難く御祈祷して頂きました。
20人くらい、地面に座ってまとめて祈祷してもらいます。
そして、宮司さんから一言。
敷き詰められている石の中、たまたま自分が座っていた場所が、ここ雄山の礎3003m地点だったのです!
雄山だけに、おやまぁ!(ノ゜゜)ノびっくり!!
ちなみに、バチは当たらないそうです( ´o`)
08:30 雄山〜一ノ瀬山荘へ
この区間は、室堂から山歩きに慣れてない多くの観光客に足止めをくらい、なかなか下りられません。
09:30 一ノ瀬山荘
本来はここから室堂へ下りる予定でしたが、2時間以上も先に着いてしまっているので、少し遠回りの浄土山経由で室堂へ行こうと…
ただ、浄土山経由のルートは何も調べて来て無いので、一応情報収集はしたいところ。
ふと見ると、今日ここで行われている北アルプスパノラマトレイルの係員のお姉さまがいる。
見るからに立山には詳しそうなので聞いてみる。
「う〜ん、登りは優しく登って、下りは激しく下りる感じかな〜」
なるほど、よく分かりました! (・o・)ゞ
僕の得意なパターンです。
10:10 浄土山
袋小路になった道の先、標識には「この先行き止まり」。
大抵の人はそのまま通り過ぎて行きます。
でも、何かあるようだし…なんだろ?
昔の山小屋の跡かな…と思い、近寄ってみるとそこは軍人霊牌でした。
立山室堂にしてみたら軍人霊牌は観光地としてイメージダウンなのでしょうか?
まるでガラクタ置き場のようです。
ここをもっとアピールして観光スポットにしろとは言いません。
軍人霊牌については靖国のように賛否両論かもしれません。
しかし、家族の為、祖国の為、時代の犠牲者となり、命を落とした方々に対し、このように粗末な扱いをするのは、あまりにも悲しすぎます。
ここから、室堂山展望台分岐まで、大きな岩がゴロゴロな下り道。
一ノ瀬山荘で聞いた通り、確かに激しく下りる感じです(笑)
11:20 室堂に到着
12:00の便のバスで美女平行きに乗車
13:00のケーブルカーで立山駅到着
| 天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
又、登山者だけでなく観光客も非常に多く訪れる場所なので、時期や時間帯によってケーブルカーやバスは長蛇の列になるようです。 自分は金曜の夕方に入山したので、ガラガラでしたが土日入山の方は、結構混雑したそうです。 土日に入山の方、特にこの紅葉の時間などは、十分余裕を持って計画したほうが良さそうです。 下山後は立山駅の近く千寿荘で日帰り入浴500円。 洗い場が2つしか無いので、混んでる時や大人数での使用は控えたほうが良いでしょう。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜雷鳥沢キャンプ場: コンクリで固められた石畳、山靴を履いた登山者にとってはとても歩きにくいです。 雷鳥沢キャンプ場〜剣沢キャンプ場〜一服剱: 危険個所なし。 一服剱〜前剱: 少々ガレた感じの道。落石注意! 前剱〜剱岳: 合計13のクサリ場があります。 所々、登りと下りのルートが分かれていますので、必ずマーキングや看板の指示に従って進んで下さい。 ここは、一般登山者が登れる最も危険な山。 特に、登りルートにある「カニのたてばい」、更に怖い「カニのよこばい」は剱岳の危険名所です。 しかし、実際に事故が起こっているのは、そうした場所でない所。 終始危険エリアと思っておいて下さい。 集中力と、常に程よい緊張感を保つ事が肝心です。 又、カメラ、ドリンクポーチ等、岩場やアンカーボルトに引っ掛かりそうなものは全てザックに詰めておく事を、強くお勧めします。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
筆記具 1
保険証のコピー 1
スポーツ飲料 2 500ml×2
お茶 1 500ml×1
帽子 1
タオル 1
携帯電話 1 充電
計画書 1
雨具上下・レインスパッツ 1
防寒着 1
ストック 1
昼飯 1 コンビニ調達
鈴 1 何事も用心
非常食 1 カロリーメイト
カメラ 1 充電、時刻合せ
カップラーメン 1
水 1 1リットル
コーヒー 1
箸 1
ライター 1
座布団 1
ポカリ粉 1
ゴミ袋 1 Ziplock
時計 1 時刻確認
ティッシュ 1
100円玉 5 トイレ代金
手袋 1
シュラフ 1
|
|---|---|
| 共同装備 |
GPS 1
ガイド地図 1
コンパス 1
ザイル・スリング・カラビナ 1
ファーストエイドキット 1
コンロ 1 Jetboil
虫よけ・虫さされ 1
テント一式 1 ペグ、ロープ
熊撃退スプレー 1
|
感想
平日という事もあり、高速料金6500円…Σ(T▽T;)
プラスガソリン代5000円で片道11,500円
更に、立山駅〜室堂のケーブルカー+バス往復4,310円+手荷物料金片道300円。
あとは、帰りのガソリン代と高速料金…
遠征登山は本当にお金がかかります(^▽^;)
それでもやっぱり行って良かったです。
あこがれの剱岳、カッコ良すぎます。
下りる時かなり怖かったので、2回目はもういいかな?
と思ってたけど、やっぱりまた行きたくなってきました。
お気に入りした人
人
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拍手した人
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toppo3067




















天候に恵まれた剱立山、最高でしたね!写真拝見しながらK-30あるあるに笑ってしまいました。ハイコントラスト時のシャドー部や星空撮影など。
剱の鎖が全部ピカピカステンレスに代わってしまったんですね。サビサビの鉄の鎖が剱にはマッチしてたんですが(いつの時代の話やねん)・・・そのうちステンレス製の剱モニュメントが山頂にできるかもです(笑)
早く3000mになれ〜剱!
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