長谷寺〜塩崎城跡〜赤沢城跡〜越将軍塚古墳〜小坂山

2023年02月06日(月) [日帰り]

• GPS: 04:27
• 距離: 7.9km
• 登り: 517m
• 下り: 524m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 1:03
• 合計: 4:28

距離 7.9km 登り 519m 下り 535m

10:51 長谷寺駐車場
11:20 11:24 塩崎城址
12:19 12:23 御嶽山
12:44 13:05 赤沢城跡
13:15 13:16 越将軍塚古墳
13:58 14:05 小坂山
14:22 越将軍塚古墳
14:51 15:17 長谷寺
15:19 長谷寺駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街より篠ノ井に向かい
長谷寺駐車場を拝借させて頂きました
有難うございました

写真

2/6 10:42

根子岳の右に四阿山
すっきり晴れました(^^♪

2/6 10:45

長谷寺山門

2/6 10:46

お参りしてからスタート

2/6 10:47

善光寺の額を連想する鳥の字体。モダンでいて景色に溶け込んでいる感じ。

2/6 10:49

池の向こうに千曲川の作り上げた谷間

2/6 10:51

塩崎城跡に向け、出発。なんだか険しそう！最初から弱気(:_;)

2/6 10:56

西国三十三観音

2/6 10:57

観音様たちが向いているのは善光寺平から菅平

2/6 10:58

晴れた日の定番♪

2/6 10:59

送電鉄塔巡視路にもなっている様子。写真ではわかりませんが見上げる岩交じりの急坂が恐ろし気！長谷寺の裏にこんな城跡があったとは(*_*)

2/6 11:00

急斜面の大岩を縫って登ります。日差しも強いのでひと汗かきそう(^^ゞ

2/6 11:00

標識完備なのは嬉しいのですが、危険と表示されているのが不安

2/6 11:06

やれやれ、城跡間近
斜度も緩みました

2/6 11:07

樹間に長野道

2/6 11:08

郭の跡のようです

2/6 11:09

もうすぐ

2/6 11:09

石垣が残っていました

2/6 11:10

二の郭

2/6 11:10

主郭でしょう

2/6 11:11

案内板

2/6 11:13

霞んでいますが、すっきりと晴れたら坂城方面まで見渡せるのでは？やはり城の立地条件に適っている場所！

2/6 11:20

土塁

2/6 11:21

かつて家屋敷が建っていたと思われる自然林を行くと深い堀切が二重になっているように見えます。また踏み跡も続いている様子なので、篠山に繋がる道なのかと気になります(^^ゞ

2/6 11:22

樹間に冠着山

2/6 11:33

鏡台山と五里ヶ峰を繋ぐ稜線の手前に一昨日登った有明山の稜線

2/6 11:37

どっしりとしたお地蔵様

2/6 11:41

山門と急な石段
枝垂桜の古木の満開の時季に来てみたいものです

2/6 11:46

馬頭観音
道標も兼ねているのは珍しく思いました

2/6 11:47

長谷神社

2/6 11:48

根子岳は白く雄大！ずっとこうして見上げて来た自分には、百名山の四阿山より馴染みの深い山

2/6 11:50

今日は篠ノ井線の踏切を渡ります。鉄道写真が撮れてら嬉しいのですが…

2/6 11:51

振り返った塩崎城跡

2/6 12:01

トンネル工事をしていました
国道18号線のバイパス？

2/6 12:04

篠山遊歩道案内板

2/6 12:05

飛行機が澄んだ空に鮮やかに

2/6 12:05

直線を引いて行きました

2/6 12:06

ここにも案内板
赤沢城へはここで右折し、緩く坂を上がり、飯縄稲荷神社に向かいます。うっかり通り過ぎ、戻りました(^^ゞ

2/6 12:11

工事中のトンネルの真上から冠着山、風越山、三峯山

2/6 12:12

飯縄稲荷神社

2/6 12:13

本殿

2/6 12:15

石切り場の跡か？

2/6 12:17

目の前に鋭い岩峰が(*_*)

2/6 12:17

後で分かりましたが、石を切り出した後の岩がむき出しだったのですね

2/6 12:19

見晴らしの良い場所に出ました。この先急斜面の下りで、城跡らしい様子はありません

2/6 12:20

篠ノ井市街を見下ろす石祠

2/6 12:23

石垣上に御嶽山と書かれた大きな石碑。ここでようやく道間違いに気づき、引き返しました。

2/6 12:24

ロープがあるものの急斜面のザレ場。通過注意！やれやれとんでもない山に迷い込みました(:_;)

2/6 12:27

飯縄稲荷神社本殿前に帰還。本殿左脇を行くべきを、真逆方向の道跡に入り込んでしまったのでした(^^ゞ

2/6 12:28

標識完備

2/6 12:29

篠ノ井線の線路が見え、ちょっと寄り道

2/6 12:29

城山トンネル
赤レンガの色彩が懐かしいレトロなトンネル！今も使われているんですね！電車に乗っていては一瞬の通過！ゆっくりトンネルの形や色彩が見られ、気分が良くなりました♪

2/6 12:30

背後に近づく轟音
EH200形式（愛称：ECO−POWERブルーサンダー）ではないでしょうか？

2/6 12:30

タンク車を牽引
今もスイッチバック式の駅を残す篠ノ井線の急勾配を登ってゆく勇猛果敢な機関車に思わず頑張れと言いたくなります！

2/6 12:30

タンク車の最後尾
誰にもさして注目されず、日々の大切な役割を黙々とこなす貨物車！格好良すぎ！そして、とてもいとおしく思う風景に出会いました。

2/6 12:34

この標識に、つい寄り道(^^ゞ

2/6 12:35

有明山の背後に鏡台山

2/6 12:35

足下が抉れています！

2/6 12:35

先程間違えて辿り着いた御嶽山頂上が足元に見えているのでしょう

2/6 12:39

この標識で右折
本日の二番目の目的地の赤沢城跡へ

2/6 12:41

尾根間近
でも果たしてあの倒木の向こうに道があるのか不安

2/6 12:42

送電鉄塔巡視路標識に合流。いつもの救いの神が出現！

2/6 12:44

赤沢城跡の主郭に到着

2/6 12:45

赤沢城の郭は南北に細長く存在していたようなので、更に北へ歩いてみます

2/6 12:53

両側急斜面でも、送電鉄塔巡視路(*_*)

2/6 12:54

尾根から急斜面の下り、今日も助けて頂きました。有難うございます。

2/6 12:54

送電鉄塔横を進みます。ここからは平坦。

2/6 12:56

郭か土塁か？

2/6 12:57

足下に高速道路
谷合を抜ける車の騒音に、時代の移り変わりを感じ、呆然！

2/6 12:58

最も北側の一段下がった場所に石祠が見えました。急斜面で雪もついており、登り返しが大変そう！近づかずに撮影。

2/6 12:59

知らないで歩いてくれば平坦な尾根の自然林ですが、かつては家屋敷があったのでしょう。東西急斜面、最北端は更に険しい斜面、城の立地条件にうってつけ！

2/6 13:05

来てみて驚いた赤沢城跡でした。次に越将軍塚古墳に向かいます。

2/6 13:06

再び二の郭跡

2/6 13:09

分岐標識
この辺りは2019年3月に歩いていますが、記憶のないまま、なんとなく左へ

2/6 13:11

やや右に冠着山
足下に千曲市街

2/6 13:14

越将軍塚古墳

2/6 13:15

越将軍塚古墳の案内板

2/6 13:16

歩いてきた道

2/6 13:19

舗装道行き止まり
こんな木製ベンチがあったかどうか？記憶は微か

2/6 13:20

この階段を思い出しました。それと共に下山時、道に迷った恐怖がフラッシュバック！

2/6 13:24

この標識はごく新しいように思えます。最近整備して頂いたのでしょうか？

2/6 13:30

地面に落ちていますが大切な道標

2/6 13:30

別の登山口からの道と合流。この道は歩かれているのか？

2/6 13:31

合流点は標識完備

2/6 13:36

右へ行くと篠山
このコースは未踏。未踏のコースを繋いで、また篠山にも登ってみたくなります。

2/6 13:39

桂馬平
ごく緩やかな植林帯、雪上に足跡もなく、下山時にまた迷うのではないかと不安！でも自分の靴跡に出会えれば安心！

2/6 13:44

石祠が見え山頂間近
樹林帯の中の山頂

2/6 13:44

三角点発見
小坂
標高＝660.76 m
四等三角点

2/6 13:45

この看板の最後の文章が印象的で、記憶に鮮明！

2/6 13:51

ちょっと遅めのランチ
某コンビニのもっちパン。疲れているせいなのか半分しか食べられませんでした(:_;)

2/6 14:00

小坂城跡への尾根道
前回登りに使っており、登るのはともかく、この時季、雪の残った要る可能性もあり、小坂城跡に下って行くのは危険が伴うかもと思っていました。疲れましたし、今日はここで引き返します。

2/6 14:00

樹間に風越山と三峯山を眺めて下山開始

2/6 14:05

桂馬平の石祠
やっぱり小坂山頂上からここまで、雪面上の自分の靴跡を見いだせずに下りました。比較的緩斜面で、倒木もあり、適当に歩ける為、踏み跡が薄くなっているのか？

2/6 14:18

行き止まりの車道間近
前回下山時に迷っている故、余計にほっとしました

2/6 14:21

越将軍塚古墳

2/6 14:25

聳える冠着山

2/6 14:27

巡視路分岐
この辺り結構巡視路が錯綜

2/6 14:30

樹間に長野道
騒音が登ってきます

2/6 14:32

舗装車道間近

2/6 14:33

この先、雪はなく、長谷寺まで舗装車道歩き。

2/6 14:53

途中で行き会った長谷寺の世話人していらっしゃる地元の方とご一緒し、亀の姿を形作る石の上に建てられた石碑と教えて頂きました。地元の方ならではの様々なお話をお聞きするうち、時間があっという間に過ぎました！

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

山歩きをしていると、城跡に出会う機会は多いのですが、
思い返すと、標識もなく、気づかずに通り過ぎた城跡も多く
中嶋豊さんの城廻のガイドブックを参考に、約一年ぶりに
車で一時間足らずでアクセスできる、近くの城廻を再開しました。

前回も駐車場をお借りした長谷寺にお参り後、
先ず、長谷寺の裏山になる、標識完備の塩崎城に行きました。
しかし距離は短いものの、登るという表現が適している登山。
見上げると岩交じりの急坂が恐ろし気で、危険標識もあり！
長谷寺の裏にこんな城跡があったとは驚きでした。

霞んでいましたが、主郭付近から千曲川上流の谷間が遠く見渡せ、
やはり城の立地条件に適っている場所と実感です！
かつて家屋敷が建っていたと思われる平坦な自然林を行くと
深い堀切が二重に見え、その先へも踏み跡が続いている様子、
篠山に繋がる道では？と気になります。

長谷寺から高速道の側道を歩くのは、赤沢城へも近道なのですが
前回歩いた道なので、今回は飯縄稲荷神社を経由にしました。
神社境内で真逆の方向に行ってしまい、御嶽山に辿り着き
いつもの自分のうっかり加減に苦笑です。

飯縄稲荷神社本殿左脇を通過すると、標識完備 の広い登山道。
篠ノ井線の線路が左に見え、ちょっと寄り道すると
赤レンガの色彩が懐かしいレトロな城山トンネル間近。
ゆっくりトンネルの形や色彩が見られ、気分が爽やか♪

背後に近づく轟音に振り返ると
EH200形式（愛称：ECO−POWERブルーサンダー）と思われる機関車！
今もスイッチバック式の駅を残す篠ノ井線の急勾配を
10台程のタンク車を牽引する勇猛果敢な機関車に感動！
思わず頑張れと言いたくなります！
誰にもさして注目されず、日々の大切な役割を黙々とこなす貨物車！
格好良すぎ！そして、とてもいとおしく思う風景に出会いました。

赤沢城跡主郭に到着後、郭は南北に細長く存在していたようなので、
更に北へ歩いてみると、両側急斜面でも、送電鉄塔巡視路になっていて
尾根から急斜面の下り、今日も助けて頂きました。
送電鉄塔横を過ぎると平坦な尾根に変わり、真下に高速道路が走り、
谷合を登ってくる車の騒音に、時代の移り変わりを感じ、呆然！
最も北側の一段下がった場所に石祠が見えました。
急斜面で雪もついており、登り返しが不安で、近づかずに撮影。

家屋敷が存在したと思われる東西急斜面の踏み跡も微かな尾根は、
知らないで歩いていれば、平坦な尾根の自然林ですが、
最北端は更に険しく、切り立った斜面に見えました。
正に、城の立地条件にうってつけ！と来てみて驚いた赤沢城跡でした。

越将軍塚古墳を過ぎ、舗装林道行き止まりでは、
こんな木製ベンチがあったかどうか？記憶は微かでした。
右脇の石段を見た瞬間、下山時、道に迷った恐怖がフラッシュバック！
不安や恐怖といった記憶は鮮明に残っているものです。

桂馬平は、ごく緩やかな植林帯、雪上には動物の足跡しかなく、
下山時にまた迷うのではないかと不安になりますが、
自分の靴跡に出会えれば安心というところが冬山の利点です！
注意書きが改めて身に沁みる、懐かしい小坂山頂上でした。