至仏山&尾瀬散策(山の鼻テン泊)



- GPS
- 50:14
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:49
7:25山ノ鼻ー8:40竜宮8:45ー9:15見晴9:35ー10:00東電小屋10:30−12:00山ノ鼻
天候 | 9/20(土)晴れ、9/21(日)晴れ、早朝7.5℃、9/22(月)曇り後晴れ、早朝14℃ 日中は3日通して15〜20℃くらいでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
往きはマイクロバスで補助席まですべて使った満員で出発しました。ザックを抱えての苦行を強いられた方がいました。(私はユジンシートにザックを置くことが出来ましたが、嫁はんのザックを片手で支えておりました。) 復路はタクシーの運転手さんが”客引き”して下さり、トランクにザックを載せてもらえ、楽が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山の鼻から至仏山への登りは森林限界までが結構な急登です。所々に木道(階段)が設置されていますが、段差も大きく自然保護目的が主のように感じました。 森林限界を過ぎると蛇紋岩の滑りやすいコースとなります。(濡れている場合は最悪だと思われます。)ここからも木道(階段)が整備されていますが、こちらの階段は森林限界までと異なり、人間工学に基づいた段差となっています。(山の鼻から至仏山は登りの一方通行です。下りの利用は原則禁止のようです。) 至仏山から鳩待峠間は登り下り両方OKです。下りの場合は小至仏山への登り返しが一ヶ所ありますが楽でした。危険箇所もありません。 9/22(月)は尾瀬ヶ原を散策しましたが、GPSログがありません。電源は入れたつもりでしたが、入っていなかったようです。 |
その他周辺情報 | 山の鼻のキャンプ場は一人800円/日で、至仏山荘で手続きします。テン場は締まった土が中心でペグも良く効きます。ペグを叩き込み過ぎると抜けなくなるようで、残置ペグも見られました。 至仏山荘では3時〜5時の間はテン泊者も入浴可能です。(500円の表示がありました)、また、軽食メニューは3時までの提供です。 下山後の日帰り入浴は、R120沿いの道の駅・白沢に併設された「望郷の湯」を利用しました。2時間まで510円、館内で食事をした場合は1時間無料で延長できるシステムです。但し、脱衣室内のロッカーは有料(200円)で、外の貴重品ロッカーは100円の有料でしたから、外の貴重品ロッカーを夫婦で一つ利用しました。 |
写真
感想
9/22(月)に有給休暇を取得し、三度目となるテン泊を尾瀬・山ノ鼻キャンプ場にて敢行しました。
皆さんなら二泊なら至仏山と燧ケ岳の両方に登られるのでしょうが、私たちにその選択肢は当初からありませんでした。
1日目は移動に充て、実際の行動は鳩待峠から山ノ鼻へ3.3Km下るだけです。至仏山荘でテン泊の手続きを済ませ、テントの設営作業に入りましたが、予想に反してテン場は空いていました。前回(雷鳥沢)での失敗の経験からフライシートのテンションには気をつけました。
土のよく締まった場所を確保できたので、ペグの効きも良好です。皆さんは石をハンマー代わりにペグ打ちをされると思いますが、私の場合は過去二回もそうでしたが、大工道具の”玄翁(げんのう)”持参です。
打ち込みには当然のこと、ペグを抜く時もMSRの終端が細引きのループ状になったタイプなので、輪に玄翁の柄を通して梃子(テコ)の原理で容易に引き抜くことが可能です。
また、寝床はサーマレスト・Zライトソルとモンベル・U.L.コンフォートシステム エアパッド120(私)、90(嫁はん)のダブル使いです。
シュラフはモンベル・800FPの#5LZip(私)、#3RZip(嫁はん)を連結して使用します。
今回は9/21(日)の早朝が放射冷却のため、テント内で7.5℃、9/22(月)は早朝、14.5℃でした。寒さは問題なかったのですが、フライシートの内側に結露が生じました。(両日とも)
水滴が室内に垂れることはなく、それぞれ日中に完全に乾きましたので実害はありませんでした。
さて、設営後は午後3時の軽食営業終了間際に至仏山荘で、軽食メニューのかき揚げそば(私)と山菜そば(嫁はん)をいただきました。結果的にこれが夕食となりました。午後7時半から山ノ鼻ビジターセンターでスライド上映会があったので、それに参加しましたが、その後も珍しく二人とも食欲がなく、食事もせずに寝ていました。
翌朝の朝飯メニューは、フルーツグラノーラ+ロングライフ牛乳とニュウ麺(乾燥野菜入れ)、締めはホットコーヒーでした。
山ノ鼻から至仏山へは登り専用となることは事前に調査済みだったので、どう回るかを検討しましたが、テン泊装備を背負って最終日に登って鳩待峠へ降りるという選択は考えられなかったので・・・
2日目(9/21)は至仏山へ登り、鳩待峠へ下り、元気が残っていれば、アヤメ平経由で竜宮小屋か、富士見峠経由で見晴十字路へ下りることも検討しましたが、結果的には鳩待峠で遅い食事(二人ともワンタンメン(800円)、デザートに花豆ソフト(400円)と花豆ジェラート(300円))、買い物(行動食と飲み物)をした後、直行で山ノ鼻へ戻りました。
至仏山への登りで私が絶不調で、コースタイムを大きく上回る4時間も掛かってしまったのが響きました。小至仏山への登り返しからは体調も戻り、何とかなりそうだったのですが、嫁はんに却下されてしまいました。
結果的にこの日も夕食は取らず、午後7時には就寝しました。
9/22(月)は曇りで冷え込みはありませんでした。5時に起床し、テント内でフルーツグラノーラ+ロングライフ牛乳を食べ、外でチキンラーメン(乾燥野菜入り)とホットコーヒーという取り合わせです。
午前中に尾瀬ヶ原を散策し、昼にはテントを撤収して鳩待峠へというプランを組みました。山ノ鼻〜竜宮〜見晴〜東電小屋〜山ノ鼻というコースを辿りましたが、山ノ鼻に戻って来たのが正午、至仏山荘で昼食としました。私が牛丼(700円)、嫁はんがカレーライス(700円)です。結局、安直に山小屋での軽食で済ませることになった今回の山行でした。
その後、撤収作業に入りましたが、男性がお一人、「中を見せてもらってもいいですか?」と来られました。尾瀬のライブ映像にいつもテントが映っており、興味があったそうです。バスタブ方式を説明しましたが、「以前のテントとは随分と違います。」と申しておられました。
鳩待峠までの3.3Kmは、テン泊装備を背負っての登りとなりましたが、一度も休むことなく歩き通すことが出来ました。
鳩待峠では花豆ソフトを狙っていましたが、タクシードライバーの勧誘があり、即乗車〜出発となりました。バスも同じ930円なので、ワンボックスカーのジャンボタクシーは非常にお値打ちです。トランクスペースが広いのでザックを収納してもらえ、楽々スペースで乗車できます。乗車時に第二駐車場と申し出ていたのですが、見事に通過されてしまい、私が、「第二で降ります!」と叫んで、数十メートルのバックで事なきを得ました。
その後は、途中で土産を買い、道の駅・白沢に併設の「望郷の湯」(510円/2時間まで)で日帰り入浴と食事をして、休日割引がないので時間調整の意味もあり、下道(R145〜R146〜R18)で上信越道・佐久ICまで走り、そこから高速に乗り、途中、長野道・みどり湖PAで仮眠を取った後、午前2時の帰着となりました。
次回、尾瀬に行く機会があれば、その時は燧ケ岳か会津駒ケ岳を目指したいと思います。
ついついmsrのテントを見てコメントしたくなりました。
ゲンノウは参考になりました。我が家はハバハバhpですが、石でペグうちをしたら、ペグの先端が数本折れてしまいました。以前持ってたノースフェイスとはくらべものになりません。ハバハバは室内が快適でお気に入りてすが、風対策が必要と思い細引きもしっかりと張りたい為、ついついペグ打ちに力が入りすぎたかもしれません。
純正のペグを買い直すか、汎用のアルミペグを買うかなやんでました。
レポを参考にさせてもらい、純正を買いゲンノウも調達します。
my-rantarouさん、ご訪問ありがとうございます。
MSRのペグは確かに高いですね。
私は、NXに付いて来たものの他に2種類購入しました。
”細引きループ付き”(常用しています。)と”砂地や草地用の長いタイプ”(こちらは未使用です。)
参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
abukataさん、こんばんは
私も15日に尾瀬に出掛けたばかりなので、記憶に新しいのですが、
だいぶ草紅葉が進んだようですね
尾瀬のライブ映像
http://www.oze-fnd.or.jp/main/livecam/livecam.cgi
私もたまにチェックしております(^^)
名古屋からだとどれ位の距離があるのでしょうか??
お天気に恵まれて
pippiさん、コメントありがとうございます。
名古屋から鳩待峠まで、約450Kmでした。
船橋にも横浜にも住んだことがありますが・・・
その時は山の趣味がなく、訪問したことがありませんでした。
今思えば、もったいないの一言です。
ライブ映像は私も探し当てていました。ご紹介して頂いたものです。
それと、いつも鳥の名前を教えて頂いてありがとうございます。
今回の”49番目”の鳥の名前が分かりません。
ご存知でしたら、またお願いいたします。
それでは、失礼いたします。
abukataさん、こんにちは
450km!私の家から鳥海山
鳥
おそらくムシクイの仲間だと思います。
私が尾瀬ヶ原に出掛けた時にメボソムシクイの声を聞いているので、もしかしたら…という感じです。
同定できずにスミマセン(^^;)
pippiさん、ご丁寧にありがとうございます。
ムシクイの仲間ですか? 私のボキャブラリーにはない単語です。
どうもありがとうございます。これからも”師匠”になって下さいね。
お願いいたします。
さて、今週は本日(9/28)”名古屋丸の内交響楽団”の演奏会があり、山をお休みしていました。もし、この予定がなければ・・・、嫁はんは「御嶽山に行っていたかも?」と云っております。
登山を始めて毎年通っている山なので、正直ショックです!
今年も御嶽山頂で一緒になった方に、「私の世代では学校で御嶽山は死火山と習いました。1979年に御嶽山が突然噴火し、それ以降、死火山・休火山という呼称がなくなりました。」と話したことが思い出されます。
それでは、また。
重ね重ね、ありがとうございました。
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