北岳バッドレス[第四尾根]

2014年09月20日(土) ～ 2014年09月23日(火)

• GPS: 22:06
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,966m
• 下り: 3,001m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:37

距離 8.5km 登り 1,555m 下り 837m

7:47 広河原インフォメーションセンター
7:51 広河原
8:04 白根御池分岐
9:48 10:50 白根御池小屋
11:10 11:22 二俣
14:01 14:05 二俣
14:24 白根御池小屋

2日目

• 山行: 14:11
• 休憩: 0:28
• 合計: 14:39

距離 8.1km 登り 1,375m 下り 1,451m

4:02 白根御池小屋
4:45 4:49 二俣
16:41 16:54 北岳
17:07 両俣分岐
17:16 17:21 北岳肩ノ小屋
17:40 17:42 小太郎尾根分岐
17:47 17:51 草すべり分岐
18:41 白根御池小屋

3日目

• 山行: 1:37
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:41

距離 3.1km 登り 39m 下り 742m

5:00 白根御池小屋
6:25 白根御池分岐
6:35 6:37 広河原山荘
6:39 6:41 広河原
6:41 ゴール地点

[21日]
07:46　広河原
08:10　分岐(白根御池・二俣)
08:35　第一ベンチ
08:44　移動開始
09:06　第ニベンチ
09:46　白根御池小屋、テント設営
10:50　移動開始
11:09　二俣、間違えて肩ノ小屋方面へ進み、Uターン
11:21　再び、二俣
12:04　中間尾根付近、D沢沿いを登る
12:39　下部岩壁、下見
13:08　下山開始
14:01　二俣
14:25 白根御池小屋(テント場)、昼からビール＆昼寝
18:00　夕食準備、夕食
19:45　就寝

[22日]
03:30 起床
04:00　移動開始
04:20　二俣
05:14　中間尾根付近、朝食
05:25　移動開始
05:53　下部岩壁、準備
06:25　下部岩壁1P、リード(saruhippo)
07:52　2P支点、左手にトラバース
08:52　3P支点、沢を詰める
09:25　4P支点、横断バンドを右手にトラバース
10:00　一旦ロープ回収、C沢の右岸沿いを登る
10:26　途中左手の踏み跡を辿ると違う取り付きへ
　　　　(たぶん、ここからも第四尾根に登れるような気がするが時短のため、C沢に戻る)
10:37　左手壁「4」のスラブを登る
10:43　第四尾根取り付き、リード交代(Tちゃん)
10:56　四尾根1P
11:24　四尾根2P
12:09　四尾根3P
12:30　四尾根4P(白い岩)
13:08　マッチ箱のコル、ラッペル
13:36　ラッペル下部、リード交代(saruhippo)
**:** 四尾根5P　　　　
14:25　四尾根6P(枯れ木のテラス)
14:58　移動、四尾根7P(リッジ)へ
**:**　四尾根7P(城塞ハング：最終)
15:57　ハイマツで支点、ビレイ
16:17　終了、装備解除
16:30　移動開始
16:45　登山道へ
16:49　北岳山頂、記念写真
16:52　下山開始
17:06　分岐(肩ノ小屋・両俣小屋)
17:16　肩ノ小屋
17:21　移動開始
17:48　分岐(白根御池小屋・二俣)
18:40　白根御池小屋(テント場)、夕食
21:00　就寝

[23日]
03:30　起床、朝食、テント撤収
05:00　移動開始
05:39　第二ベンチ
05:56　第一ベンチ
06:41　広河原

天候

[20日]晴れ　[21日]晴れのち曇り　[22日]晴れのち曇り＆ガス、夜晴れ　[23日]晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

■駐車場
戸台口(仙流荘前)　無料駐車場

■バス　※2180円/片道(往復割引なし)
(往路)仙流荘前 6:05→7:00 北沢峠 7:25→7:50 広河原　
(復路)広河原 6:50→7:15 北沢峠 7:20→8:15 仙流荘前

南アルプス林道バス営業所　0265-98-2821
広河原インフォメーションセンター　090-2673-2406

その他周辺情報

■登山届　※メール添付で送りました
山梨県警
http://www.pref.yamanashi.jp/police/p_tiiki/sangaku/teishutuhouhou.html

■温泉
早太郎温泉　こまくさの湯
〒399-4117　長野県駒ヶ根市赤穂759-4
TEL：[phone]　FAX：[phone]
入浴料金 610円　10:00～

http://www.komakusanoyu.com/

(参考)
仙流荘　長野県伊那市長谷黒河内1847-2 TEL [phone]:00～22:00

※近辺の日帰り温泉のほとんどが10:00からとなっており、早く下山してもすぐに温泉に入れません。
私達は土産を買ったり、少し移動する感じで時間調整をしました。

写真

9/21 7:49

広河原からの北岳

9/21 7:50

何でしょう、ふわふわです

9/21 10:50

白根御池
ここが今回のベースキャンプ

9/21 10:50

白根御池

9/21 11:24

カワラナデシコ？

9/21 11:24

何ホタルブクロ？

9/21 11:26

沢には所々雪渓が残っています

9/21 11:34

？

9/21 11:37

？

9/21 11:45

雪渓
じき、新しい雪で覆われるでしょうねー

9/21 12:04

中間尾根
下見の際、踏み跡を見つけれずD沢へ

9/21 12:22

行き詰る…と左手に踏み跡発見！(本来はC沢よりの尾根道)
他の誰かも間違って沢を詰めてますな

9/21 12:26

見えてきた！おーカッコイイ！！

9/21 12:29

トリカブト

9/21 12:35

近づくと威圧感があります

9/21 12:51

えーっと、どこが取り付き点かなー？？？
とりあえず、ハーケンをいくつか見つけて下見終了

9/21 13:08

右手の下部はザレザレです
大崩落の痕跡でしょうか？

9/21 13:29

下部取り付き付近から中間尾根の踏み跡発見
…がザレザレの急斜面でした^^;

9/21 13:52

9/21 13:55

9/21 13:56

9/21 13:58

ハクサンフウロ

9/21 14:00

9/21 14:05

二俣付近から

9/21 14:22

9/21 14:22

下見終了
桃のソフトクリーム＆ビールを買い込み昼寝…

9/21 14:24

9/21 14:25

白根御池小屋
綺麗な小屋で本場の南アルプス天然水が飲み放題

9/21 14:48

ヤマハハコ

9/22 5:15

陽が昇る前に出発
少しづつ空の色が変わっていきます

9/22 5:38

日の出が近づく…

9/22 5:53

下部岩壁
1Pでハーケンの多いルートを選択したが、私の技量にはかなりシビアでした

9/22 7:52

相当の時間をかけて何とか1P終了

9/22 7:52

1P終了点から鳳凰三山、オベリスクも見えます

9/22 8:15

1P終了点から上部を見上げる
ここから左手にトラバースして沢沿いへ

9/22 8:52

1Pから左手に移動し、3Pこの沢を詰める

9/22 8:52

振り返ると鳳凰三山

9/22 9:49

4P、沢の上部でハーケンで支点を取り横断バンドをトラバース

9/22 10:11

横断バンドを通過して木々で支点
横を見るとやはり鳳凰三山^^

9/22 10:37

C沢のガレを右岸沿いに上る、右手にbガリーからの踏み跡、さらに上に上ると左手の岩に「4」の赤文字
そこの壁がここ、ノーロープで登る

9/22 10:43

ようやく第四尾根の取り付きへ
1Pの悪戦苦闘とその後の暑さでバテバテ…疲労でリードを交代してもらう

9/22 11:07

疲れが和らいだ頃、後ろを振り返ると…

9/22 11:07

富士山♪

9/22 11:08

青い空の海にぽっかりと富士山が浮かんでました

9/22 11:23

ピラミッドフェースの頭が近づいてきました

9/22 12:43

ピラミッドフェースの頭を右に巻きます
マッチ箱まで四尾根取り付きから4ピッチ

9/22 13:08

マッチ箱のラッペル支点

9/22 13:08

マッチ箱から枯れ木のテラス、城塞ハングを見る

9/22 13:09

雪渓がずーっと下に…登ってきました

9/22 13:36

マッチ箱ラッペル後、ここからリードを交代

9/22 14:25

マッチ箱を振り返る

9/22 14:48

枯れ木のテラスでピッチを切ります

9/22 14:58

枯れ木のテラスから(左)ナイフリッジと(右)崩落箇所

9/22 14:58

崩落箇所を見下ろす…

9/22 14:58

崩落箇所を見上げる…

9/22 15:46

城塞ハングの上部
ナイフリッジと城塞はリードの緊張で一杯一杯だったせいか写真を撮り忘れてました…

9/22 15:57

最終はハイマツで支点を取ってビレイ

9/22 16:31

抜けた時、辺りはすっかりガスで覆われてました
装備を解除して登山靴に履き替える

9/22 16:41

踏み跡を辿って登山道へ

9/22 16:52

北岳山頂、辺りは真っ白け…
早く抜けれたら景色も綺麗だったろうに

9/22 16:56

登山道沿いの岩も表情豊かです

9/22 16:58

一瞬、太陽と青空が見れました

9/22 17:34

草紅葉は真っ赤になって最盛期

9/22 17:36

晴れたらもっと綺麗だったろうけど、赤い絨毯で綺麗～

9/23 5:13

翌早朝、下山中の木々の合間から…
今日も天気が良さそうで、名残惜しいです

9/23 6:22

9/23 6:26

山の裾野は森が豊か…
鹿の食害が問題になってるようですが

9/23 6:39

広河原に戻ってきました
北岳、山の神様、ありがとー

9/23 8:07

駐車場横には沢山のコスモス

撮影機器：

COOLPIX AW110 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） トポ コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング キャメロット カム アブミ フィフィ ハンマーバイル アングルハーケン

感想

sarushippo

年末頃から行きたいと思っていた北岳バッドレス、計画を立てるも技量、経験不足…情報を調べる度に大丈夫だろう？大丈夫かな？の繰り返し。
計画倒れになるかも知れないと思っていましたがメンバーが揃い、悪かった天候が回復の兆しを見せ、少しずつ実現に向けて状況が整っていき、当日はこの上ない好条件の下、チャレンジすることが出来ました。
技量経験不足での時間ロスが大きかったものの、他の条件に助けられ、ほぼ貸切(たぶんこの日第四尾根を完登したのは私達だけというラッキーな状況)で何とかやり切ることが出来ました。
頼りないリーダーの企画に参加してくれたTちゃん、始終フォローに徹してサポートしてくれたYさんには感謝です。