湯檜曽川東黒沢〜ナルミズ沢(大烏帽子岳〜朝日岳〜白毛門)日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年、神奈川県山岳連盟主催の沢登り講習会に参加した際、講師の方がナルミズ沢は ナメが美しくいいところだといわれていた。ナルミズ沢ってどこ?調べてみるとなかなか不便なところにある。別の沢(東黒沢)を登って下りてそこからナルミズ沢登りを始めるのがトレンドらしい。このコース取りのメリットは始点と終点が一致すること。ただし距離が長いので通常は途中1泊のコースになる。ヤマレコの中には日帰りをされている方もちらほら。得意のアウトレンジ戦法で自分も日帰りできるのではないかという気がしてきた。結論からすると参考にした日帰りの方のタイムは結局参考にならなかった。体力が違いすぎた。もしくは前日の鳥甲山でスタミナ切れを起こしていたかもしれない。
沢登りはまだ薄暗い4時代から開始。ナルミズ沢ばかりに期待をしていたのが東黒沢も想像以上に美しいナメが続く沢でかなり楽しめた。地形図に支流を書き込んで分岐を確認しながら遡上したので、間違えることなく峠に到達。この時点で出発して既に3時間近く経過。目印になるようなものは最後の分岐にケルンがあるぐらいでテープの類はない。峠からはまた沢沿いに下降し、無事ウツボギ沢に合流。ウツボギ沢も白毛門に突き上げる沢登りルートの1つであり、岩に赤いペンキマークが塗られていた。少し下ってナルミズ沢の合流点が広河原。若者のパーティが幕営していた。
ナルミズ沢の脇を朝日岳への登山道がついており、時間稼ぎのため数百メートルは登山道を歩いた。せっかくのきれいな淵を通り過ぎてもったいないことをしたかもしれない。沢に道が接したところで入渓。白い岩、エメラルドグリーンの淵、豊かで、なめらかな水、丹沢の沢とは趣がまったく異なる世界だ。危ない滝登りもなく、ここまでたどり着けた者だけに与えられる心置きなく遊べる場所だ。
稜線に出るのに若干の笹藪漕ぎが必要であった。出た場所はJPと大烏帽子岳の中間点であったが、せっかくなので大烏帽子岳に登ってみる。うっすらと色付き始めた谷川の奥地の山々が見渡せた。その後JP、朝日岳、笠ケ岳、白毛門・・とどれも登り甲斐のあるピークを縦走し、駐車場に着いたのは19時を回ったところ。
やはりこのルートは途中1泊が正解のようだ。
コメント
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記録拝見させて頂きました。
1DAY沢登りお疲れ様でした。
ナルミズ沢は行ったことありますが、
途中でエスケープして最後まで行けませんでした。
ところで、得意のアウトレンジ戦法 → 長時間行動のことでしょうか?
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