鉢伏山(鉢伏山荘泊)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:31
天候 | 1日目: 快晴 2日目: 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
鉢伏山荘が今季から1日7名限定で冬期営業をすると聞いて、3人で行ってみた。
鉢伏山には半年前にも行ったが山荘まで車で登った上にガスガスで何も見えなかったから印象はほとんどない。
予約した日がたまたま大雪の翌日になってしまい、辿り着くのも登るのも予想外に苦労したが、山も山荘も想像の並め上を行くすばらしさだった。
滑走向けの山じゃないし雪も量はともかく重いモナカで楽しめる雪ではなかったけど、今回に限ってはそんなのはどうでもいい。
冬期用の宿泊棟は20年前(?)に建てられたそうだが、実際に利用されるのは今年の冬が初めてとのこと。
今冬は試験営業とのことで今後どうなるかわからないが、継続されるのであればおすすめの冬山のひとつになりそうだ。
鉢伏山荘が冬期営業を始めるらしいので行ってみない?とお誘いを受けました。
雪山だけどそこまでハードではない山かな?と思い、行きたいです!と手を上げましたが、前日の大雪で想像以上に雪山らしい雪山になっていました。
もしかしたら必要かな?と思い購入していたわかんが大活躍しました😊
初日はスタートがお昼前になってしまい想像以上にハードな道に心が折れかけましたが、途中、展望が開けてくると絶景が広がっていて、北アルプスや中央アルプや富士山など、たくさんの山が見えて感動しました。
鉢伏山荘の冬期の宿泊小屋はコンクリート打ちっぱなしのオシャレな建物で、ストーブや布団や豆炭のあんかもあり、この日は私たちしかいなく貸し切りになったこともあり、とても快適に過ごせました。
ご飯もカレーだけでなく手作りのものもあり、とても美味しかったです。朝食にコーヒーがついてくるのもとても嬉しかったです。
2日目は下界は晴れていましたが、残念ながら山頂は雲の中で諦めて下山しましたが、時々ガスが晴れて雪化粧した下界の街が見えて幻想的でした。
気温は高かったようで、登山口が近くなってくると、雪はシャバシャバになってしまいましたが、何とかドロドロにならずに帰ってこれてよかったです。
たくさんの人が登っていて、ツボ足、アイゼン、スノーシュー、チェーンスパイク、色々な人がいましたが、それぞれを選択するタイミングがなかなか難しくて、もう少し斜度も含めたルートの予習をしとくべきだったなと反省しました。
初めてのわかん雪山と、雪の絶景と、豪華な山小屋泊で、大満足の週末になりました。
そこそこお気楽に雪山小屋泊を楽しめそうだなと思い参加しましたが、松本でもレアらしい前日の大雪によりしっかり雪山登山にw
わかんで登り進めたのですが、一番斜度がきついところでうまく蹴り込めずズルズル滑ってこわくなりツボ足にチェンジ。ツボ足のほうが個人的には蹴り込みやすく安心して登ることができました。他の登山者の足元も各々バラバラで、雪山の装備チョイスは自分の技術次第だし、人の判断をあまり頼りにしすぎないほうがいいなと思いました。
真っ白な中を登っていくとブナノキ権現あたりからだんだん明るくなり、ガスの合間に青空がちらついて、樹林帯を抜けて青空と雲海と北アルプスの山々が広がるまでの経過がとても幻想的で良かったです。山頂からの景色はまさに絶景でした。
鉢伏山荘は今季が初の冬季営業、探り探りのスタートということで少し感想を多めに・・・
まず宿泊棟に入ってびっくり、ナイスビューな大きな窓、高い天井におしゃれな昭明、コンクリート打ちっぱなしの壁も相まって素敵な雰囲気満載のお部屋。寝具も山盛りで、さらに夜は豆炭あんかまで用意していただき快適すごせました。
トイレは携帯トイレでしたが、ゴミは回収してもらえたので特に不便はなく、逆に匂いがほとんどないのはメリットかもしれません。
夕食朝食ともに美味しく、とくに朝ごはんに出てきた松本のパン屋さんの厚切りトーストが嬉しかったです。
山も小屋も素敵で、初めての冬山小屋泊でしたがとてもよい思い出になりました。
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