五竜岳・唐松岳〜あまりの快晴につられて、あれ、買っちゃいました

2014年09月22日(月) ~ 2014年09月23日(火)

• GPS: 28:40
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,037m
• 下り: 2,157m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:33

距離 6.7km 登り 1,135m 下り 145m

9:57 白馬五竜スキー場 登山口
10:15 地蔵の頭
11:10 11:11 小遠見山
11:38 11:42 中遠見山
12:17 大遠見山
13:24 西遠見山
14:26 白岳
14:30 五竜山荘

2日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:24

距離 12.4km 登り 902m 下り 2,000m

6:12 五竜山荘
7:00 7:20 五竜岳
8:11 8:17 五竜山荘
8:22 8:23 白岳
9:09 9:11 大黒岳
10:36 唐松岳頂上山荘
10:54 11:13 唐松岳
11:27 11:49 唐松岳頂上山荘
12:31 12:32 丸山
12:44 12:45 扇雪渓
13:33 13:34 八方池
13:50 13:51 八方山
14:17 14:18 八方池山荘
14:36 ゴール地点

9／22（月）
9:57 白馬五竜スキー場　登山口
10:15 地蔵の頭
11:10 小遠見山
11:34 中遠見山
12:15 大遠見山
13:23 西遠見山
14:26 白岳
14:30 五竜山荘
9／23（火）
6:12 五竜山荘
7:00-7:20 五竜岳
9:09 大黒岳
10:36 唐松岳頂上山荘
10:54-11:13 唐松岳
11:27-11:49 唐松岳頂上山荘
12:27 丸山
12:44 扇雪渓
13:34 八方池
13:50 八方山
14:17 八方池山荘
14:36 ゴンドラ乗り場

天候

22日（月）曇り・ガス後晴れ
23日（火）快晴！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・長野駅より白馬行きバスで白馬五竜下車。徒歩20分くらいで白馬五竜テレキャビン乗り場。
・八方尾根ゴンドラから徒歩で八方バス停へ。新宿行き高速バス、直前に最後の一席を確保。高速道渋滞のため1時間遅延。

コース状況／危険箇所等

五竜岳周辺はクサリ場が多数あります。転落事故も起きているようです。
八方尾根は特に危険なところはありません。

その他周辺情報

八方付近には温泉、宿泊施設、飲食店多数あります。

写真

9/22 9:47

ゴンドラに乗っていきます。

9/22 9:57

ゴンドラを降りて出発！

9/22 9:58

高山植物園になっています。

9/22 9:58

アサマフウロという花。

9/22 9:59

マツムシソウなどけっこうたくさん咲いています。

9/22 10:06

振り返ると。

9/22 10:15

9/22 10:35

麓の田んぼはすっかり秋の色になりました。

9/22 10:50

9/22 10:56

まずは、小遠見山に向かって。

9/22 11:07

歩きやすい道です。

9/22 11:18

山が見えてきました。

9/22 11:44

鹿島槍です。

9/22 11:55

大遠見に向かいます。

9/22 12:19

ここが、大遠見。

9/22 12:23

9/22 12:58

鹿島槍。

9/22 13:12

池があります。すっかり秋の色。

9/22 13:12

キレットのあたりです。

9/22 13:13

そして、五竜が見えてきました。

9/22 13:21

遠見尾根はこのあたりまで、比較的緩やかで眺めも良く気持ちの良い道です。しかし…、

9/22 13:26

小屋が見えてくるあたりから凶暴になってきます。

9/22 13:31

西遠見を過ぎると、下って登り返していきます。

9/22 13:47

振り返るとこんな感じ。かなりの急坂になります。

9/22 14:03

クサリ場もありましたが、クサリに頼らなくても大丈夫。

9/22 14:26

小屋が近くに見えるのに、その手前の白岳を乗り越していきます。

9/22 14:29

白岳に登りつくと小屋はすぐ。唐松方向が見えてきます。

9/22 17:05

夕食は自炊にしました。バゲットサンドとワインがこのところの定番です。夕食らしくない？

9/23 5:20

次の日の朝。

9/23 5:20

山頂が明るくなってきました。

9/23 5:24

9/23 5:24

9/23 5:35

日の出は5時30分くらいです。志賀高原の横手山のあたりから日が出てきました。

9/23 5:36

こんなの見られるの久しぶりだなあ！

9/23 5:40

いい日になりそうな予感。

9/23 5:43

黒部側。小屋からは剣は見えません。

9/23 5:43

まずは、五竜に向かいます。

9/23 6:13

朝食後出発。

9/23 6:19

小屋の向こうに、唐松岳がくっきりと。

9/23 6:22

まずはこんな道。

9/23 6:47

近づくにつれて、だんだん岩が出てきます。

9/23 7:05

こんな尾根の左側を巻いて下ります。

9/23 7:07

毛勝三山と日本海方面。能登半島まで見えていました。

9/23 7:08

剣と立山が見えてきました。

9/23 7:08

ずっと奥が薬師、槍、穂高も見えているのですが。小さい！

9/23 7:08

反対側の鹿島槍が見えてくると、山頂。縦走路から少し入ったところです。

9/23 7:08

こっちは白馬方面。

9/23 7:08

先週登った高妻、夏に登った灯打あたり。

9/23 7:09

9/23 7:09

戻ります。

9/23 7:27

9/23 7:31

ここが一番の難所でした。

9/23 7:47

こんなところを下ります。

9/23 8:01

このあたりまで下れば一安心。

9/23 8:07

昨日登って来た遠見尾根。

9/23 8:26

こんどは、唐松岳に向かいます。

9/23 9:05

五竜を振り返ります。

9/23 9:05

9/23 9:16

初めのうちはおだやかな尾根なのですが。

9/23 9:42

何度も振り返ります。

9/23 9:42

何か、久しぶりに素晴らしい天気だったので、気分が良くて五竜から降りてきて、小屋で買ってしまいました。

9/23 9:52

このあたりから、凶暴な道へと変身！

9/23 10:05

さいわい、天気が良かったので楽しんで登れましたが、雨が降ったりするとヤバイ道です。

9/23 10:09

これまでは、この時間になるとガスってしまうことも多かったのですが、

9/23 10:15

9/23 10:21

クサリ場もたくさん。

9/23 10:24

この日は一日中こんなでした。

9/23 10:30

でも、けっこう楽しんじゃっています。

9/23 10:58

そして、唐松岳から。白馬方面。

9/23 10:58

剣、立山もずっと見えていました。

9/23 10:59

百名山がいくつ見えた？この一枚だけで、立山、薬師、黒、黒部五郎、鷲羽、槍、穂高、五竜。

9/23 10:59

五竜の右肩にほんの小さく槍、穂高が…。

9/23 10:59

9/23 11:02

こっちの方向に、富士、北、間の、塩見、甲斐駒、荒川、赤石、聖、光、木曽駒、金峰、八ツ、美ヶ原、蓼科、浅間、四阿、草津白根など。

9/23 11:02

こっちに、雨飾、灯打、妙高、高妻、苗場。他に鹿島槍、剣、白馬、まだまだ小さくてはっきりしないのもありました。

9/23 11:12

日帰りで登って来た人が多いようです。

9/23 11:39

この時間、小屋から山頂までたくさんの人。

9/23 12:06

下山します。八方尾根は優しい道です。

9/23 12:16

眺めも良く、凶暴なところはありません。なるほど、アルプス初心者向きですね。

9/23 12:16

五竜の横から鹿島槍が顔を出しました。

9/23 12:24

唐松からキレット方面。

9/23 12:24

天狗と白馬。

9/23 12:28

一日中こんな青空。ガスなし！

9/23 12:29

9/23 12:35

眺めのいい尾根ですね。

9/23 12:35

9/23 12:35

振り返ると。

9/23 12:54

だいぶ遠くなりました。

9/23 13:07

紅葉はこのあたり。標高2000mくらいが見ごろでしょうか。

9/23 13:14

9/23 13:14

9/23 13:15

9/23 13:25

下のほうも色づいています。

9/23 13:36

こんなにくっきりと！

9/23 13:36

白馬三山をアップ！

9/23 13:37

帰不を！

9/23 13:39

9/23 13:42

いいなあ！

9/23 14:00

ありがとう、五竜！

9/23 14:09

あそこが、リフト乗り場。疲れました。リフトに乗ってしまいましょう。

9/23 14:26

1つ目のリフトを降りたところから。

9/23 14:32

すっかり秋ですね。

撮影機器：

EX-Z1080 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

KYY21 KDDI-KC

感想

tsu-pm

【麓で遭難するよ！】
　少し早めに、家族の朝食、弁当作り、洗濯を済ませて、始発の新幹線、長野からバスを乗り継いで白馬五竜へ着きました。降りたのは一人だけです。ここから、ゴンドラ乗り場への案内が全くありません。地図を見て何とかたどり着きましたが、ちょっと不親切すぎます。白馬村（町？）は私のようなバスや電車で行く貧乏人は全く相手にしないのでしょうか。危うく麓で遭難するところでした。
　バス停から進行方向少し行くと、神城駅があります。その先のペンションなどの案内があるところを左折して、細い道を踏み切りを越えてまっすぐ登っていくのですが、だれかに聞かないとまず分からないでしょう。

【遠見尾根はラクラクと思っていたら…】
　道はいいし、緩やかでラクラク。ちょっとガスっているけれど眺めもいい。紅葉も登るにつれて鮮やかさを増してくる。山も近づいてくる。しかし、ここは最後に凶暴な本性を現します。小屋が近くに見えるのに、なかなか着きません。直線距離はすぐだけれど、わざわざ白岳に登ってから下ります。急坂でクサリ場も出てきます。それでも意外に早く小屋に着きました。
　ここを登る人はほとんどいないようです。みんな、逆コースで下りに選んでいます。でも、始発の新幹線に乗れば2時過ぎには小屋に着きます。時間のない者にとっては利用価値が高いコースです。

【小屋も空いていました】
　先週は混雑したのでしょう。でも、今日はラクラクでした。食事は自炊にしました。川口からいらしていた3人組の方々などど楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
　夕方からガスも取れ、麓の明かりや星空がきれいでした。本当はテン泊も考えたのですが、この日は相当冷え込んだようです。翌日8時ごろ、小屋を通ったときも、裏手の水溜りの氷は解けていませんでした。私の貧弱な安物テン泊装備ではつらかったと思います。あーよかった！

【やればできるじゃん！】
　翌日は素晴らしいご来光！朝食後、五竜へ。ちょっとコワい岩場もあったけれどクリア。山頂からの景色は素晴らしかったです。
　オイ！オイ！やればできるじゃん！こんなにすごい景色見せられるのに、何で今年の夏はあんなにブザマだったんだよ！そんな感じ。

【アル中宣言？】
　すっかり、気を良くして、小屋に戻って例の「山が好きシャツ」買ってしまいました。はじめは、若いコならともかく、オジサンがこんなの着てもアル中を回りに宣言しているようなもんだ！と思っていたのですが…。
　まあ、町で着るのはハズカシイ。河川敷でランニングの時着ても、青いお家のみなさんと間違われそうだし…。そのうち、奥多摩や高尾でトレランのマネゴトをする時に着ていこうか…。なんて思っています。見かけても、キタナイ物を見るような目をしないでくださいね。お声をかけてくださればうれしいです。

【山に登れて良かった！】
　小屋から先は、ラクラクな下り。しかし、この先また凶暴な岩場が待っていました。ある登山案内書の紀行文に、キレットよりも怖かったと書かれていました。確かに雨が降ったりするとかなり手強そう。でも、この日はスリルを楽しみながら越えて生きます。ここは、登り始めて少しの、ちょっとしたピークを越えるクサリのないところが一番の難所かも…。
　唐松岳はけっこうな人出。日帰りで来ている人が多いようでした。この時間になっても富士山から能登半島まで見えています。八方尾根もたくさんの人。八方池のあたりでは紅葉が最高でした。「逆さ白馬？」も見られたよ！
　こんな日に山に登れてほんとうに良かったと思います。たまあにこんな日にめぐり合ったりするんだから、それまでのガスガス、雨雨の山行が全て許されてしまう…（笑）
　それで、また、痛い目に遭ったりする……（笑）。

　ヘタな文章、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。


　

コメント

match1128

お疲れ様でした
お天気で何よりでした。
以前扇沢から唐松まで縦走した時も鹿島槍と五竜の間のキレットよりも、唐松手前の方が悪場に感じたことがありました。
期末で超多忙で、この週末も休日出勤。
専業主婦うらやましい限りです。

その代りまだ取らずに残ってる夏季休暇含めて１０月は１０日くらい有給取れそう…
うふふ
とりあえず１０月初めの平日に白馬に行く予定ですが、なんと先ほどから北アルプス北部は雪が降り始めたようです。

tsu-pm

Re: お疲れ様でした
いつもコメントありがとうございます。
ほんとに久しぶり。素晴らしい天気でした。でも、いつもの年ならこれくらいの天気、夏場でもけっこうめぐり合うんですけれどね。

どうも、今年は秋が早くやってきている感じがします。稜線もかなり寒かったです。10月、少し高いところでは、雪に遭うかもしれませんね。装備に気を使いそうです。

専業主夫、けっこう回りに気を使って出かけるんですよ（笑）。

aknote

ナイスデザイン！
はじめまして。

酒シャツカッコいいですね
立ち寄ったら買ってみます

tsu-pm

Re: ナイスデザイン！
aknoteさんはじめまして。
ポリエステル製なので、けっこう山で使えそうですよ。
私、近くの河川敷でのランニングで使おうかと思っていたけれど、青い屋根のお家の方と間違われたりしそうです（笑）。

usagiyamaga

このTシャツ
tsu-pmさん、
昨日の代官山街ぶらに疲れで、お昼寝しようと思ったのですが、
このブログを発見してしまった 。
私が今一番欲しいもの、ダイヤよりも五竜岳のこのTシャツです。
できれば黒を。
たぶん山歩きを始めたころ、表銀座の大天荘で着ている山の強者を見かけました。
まだ話しかけることもできない初心者。
きっと五竜山荘に売っている、いつかゲットしたいと思って
少しづつスキルアップ。
一昨年は西穂、昨年は前穂→奥穂→涸沢岳→北穂となんとか穂高連峰が終わったので、今年はいよいよ五竜に 。
バックプリントの文字が以前より大きくなった気がしますが、
とにかくサイズが無くならないうちに買いに行きます。
マラソンやワンちゃんの散歩じゃなくて、山で着ている姿を見て見たい

tsu-pm

Re: このTシャツ
実はまだ着てないんです。
買ったのが９月末、すぐに寒くなって・・・。

やっと、デビューの日が近づいてきました。
８月ごろ、北アルプス、テン泊デビュー（燕、常念あたりか）の時、
これもデビューです。

私、買った時、サイズや色など、限られてしまっていました。
秋だったせいかな・・・？