後山〜船木山〜鍋ヶ谷山〜駒ノ尾山 縦走
- GPS
- 06:14
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 921m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
後山までの標高差約1000m。頂上へのアクセスルートは整備された遊歩道ではないので一般向きです。しかし、登り切った後の稜線歩きは両サイドの景色を眺めながら爽やかな風を感じます。 |
写真
感想
山の師匠であるjumbonakaiさんと一緒に、兵庫県3番目の高さの後山、そして船木山、駒ノ尾山と縦走してきました。
登り始めは松ノ木公園から。舗装されており車も入れそうですが、入口に「車両通行止め」の張り紙があったため歩いて登ります。途中で登山道に入りつつ沢に沿って登ること1時間、林道終点に着き本格的な登山道となります。
この登山コースは、「西大峰山千種行者講道場」として、行者の修業の場ともなっています。歩いていると、仏像や岩小屋など修行に関するものもの目にすることができます。
道は、踏み跡はありテープも巻かれているのですが、テープをしっかり追いかけないと道に迷いそうになりました。また、沢を渡ったり、木の梯子を渡ったりとコースは変化に飛んでいます。
途中、行者コースと一般コースの分岐がありましたが、私の「強い」希望で一般コースへ。行者コースはハードだと聞いていたので、jumbonakaiさんには無理を聞いてもらいました。一箇所、沢を渡った後に木の梯子が横にかけられた箇所を渡ったのですが、朽ちかけた木の梯子を渡った後も足場に迷う道を進み、一息ついたところで下を見ると別の赤テープが。どうやら木の梯子を使わなくても行けたようです。
笛石山への分岐を過ぎて稜線に出ると展望は良くなりますが、登りはさらに続きます。1253mピークの登りは若干岩場。そこを過ぎると土の道になりますがさらに30分ほど登り、12時40分に後山到着。中々ハードな登りでした。
昼食後、jumbonakaiさんと下山路の相談。来た道を引き返す選択もあったのですが、今まで登ってきた道が思いのほか険しかった(私たちにとっては)ことと、いっそ縦走して駒ノ尾山から県道へ下山した方が、仮に薄暗くなっても舗装路を歩けることから安全と判断して船木山〜駒ノ尾山の縦走路をとることにしました。
後山から、船木山、鍋ヶ谷山、駒ノ尾山はそれぞれ30分ほどで着くことができます。この縦走路は「パノラマコースと呼ばれているらしく、岡山県方面に素晴らしい展望が望めました。Jumbonakaiさんいわく「剣山からジロウキュウへの縦走路のよう」とのこと。笹に囲まれた道を気持ちよく歩き、14時22分に駒ノ尾山に到着。360度視界が開け巣晴らしい眺望です。天気もきれいに晴れ渡り、のんびりと20分ほど休憩しました。
駒ノ尾山からはダルガ峰への縦走路をとり、途中から県道72号線へ下山。後山に道ほど険しくはないのですが、一部道が細いところがあり、少しばかり緊張しながら50分かけて無事県道まで下山。時間は15時半を過ぎていましたが、舗装路まで戻ってまずはやれやれです。
しかし!ここからの道のりが長かった。30分あるいても舗装路分の道のりの4分の1といったところで、親切な方に車に乗せていただいて下山。どうもありがとうございました。
平日の休暇を利用しソロ山行を計画していました。そこに偶然にも同じような計画を持つmakoto32さんの登場。
makoto32さんは伊吹山を予定されていたのですが、協議の結果、2人で後山からの縦走を試みることになりました。熊の目撃情報があるのでなかなか単独は行きにくい山なので本当に助かりました。
さて、駐車場からの標高差、少々整備されていないルートということもあり一般向きコースと感じました。稜線歩きは気持ちよい風が吹き、爽快感を味わいました。
今回熊には遭遇しませんでしたが私の苦手なニョロニョロする長い生物に6回も遭遇し、これもテンションが上がらないかった要因の一つです。
何はともあれ、無事に下山。これが1番です。
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