吾妻山(浄土平から縱走ピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,329m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:44
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7月に行く予定を立てていたのだが、天気と相性が悪く延び延びになってしまい、とうとう秋になってしまった。初の避難小屋泊まりなので、装備に気を使った結果35リットルのザックに収まりきれなくなった。最低限必要な物を厳選し詰め直した。
安物のシュラフなので防寒の衣服は欠かせない。途中調達の食べ物、水のスペースを残してなんとかまとめた。
浄土平の駐車場には3時半頃着いたが、星空がきれいだった代わりにかなり冷え込んでいたので、さっそくジャケットを着込んで仮眠した。
明け方は風が強く、雲が次々と湧きあがってくるので先行きが案じられたが、日が昇ったらおさまった。
登山口は紅葉が始まっており、すっかり秋の気配。
一切経山への岩ゴロの道をいつもより重いザックをかついでヨロヨロと登って行く。
後ろから来る人に次々と抜かれる。最近は登りに力が入らないのは歳のせいと割り切っている。無理せず淡々と登るしかない。
一切経山の頂上を先に進むと眼下に五色沼が見えてくる。湖岸の紅葉と湖面の青が印象的だ。今回の目玉のひとつを見られて満足。
下りはザレた急斜面、途中で滑って尻もちをついてしまった。
家形山の登り返しをこなし、トラバースぎみに進むと樹林帯の縱走路となる。
ヤブ漕ぎを覚悟して来たがきれいに刈り払いされている。
兵子の岩峰からこれからの縱走路を確認する。東大巓まで見通せたがかなり遠くに見える。ここまでで予定より50分程遅れているので、東大巓に昼前に着くか心配になる。ここで予定表を確認し、ザックの背中のポケットに入れたのだが、烏帽子山を過ぎて昭元山の登りに入ったところで無くなっているのに気が付いた。今までも木を潜ったりした時に引っ掛けて落とすことがあったので、木に引っ掛かった時には必ず後を振り向くようにしていたのだが、今回は引っ掛けた記憶が無い。探しに戻るか悩んだが、兵子から1時間半経過しているので最悪3時間のロスになる。先の行程が長いのであきらめて予定表無しで進むことにした。
昭元山を下り東大巓の登りにかかると笹が道を覆うようになってきた。登山道を見失うようなことは無いが、足下が見えないので笹を掻き分けながら進む。浮石に足を乗せてこけそうになる。木道部分は段差があるので足探りで進む。
東大巓へは12時40分に到着、予定より1時間以上遅れているようだ。この先コースタイムが分らないので地形図を見ながら予定時間を設定する。
湿原の中の木道の多い道が続き、池塘と草紅葉、黄色や赤の紅葉が目を楽しませてくれる。
人形石への登りと大凹から凡天岩の登りがきつかったので、西吾妻山は明日にすることにして直接西吾妻小屋へ向かうことにした。
小屋は私一人であったが、夜中にネズミが走り回るので、たびたび起こされた。
翌日、小屋に荷物を置いて西大巓に行ったが、あいにくガスで展望はなかった。
小屋に戻り荷物をまとめ、西吾妻山に登る途中でガスがとれてきて周りの山が見えてきた。凡天岩で帰りの縱走路を眺めながら今日の予定を考える。本来は東大巓から谷地平に下り東吾妻山を回る予定であったのだが、予定表を紛失したこともあり、プラケースがゴミとして残るのもためらわれるので、回収するために来た道を戻ることにした。実は朝から考えがまとまらず、西大巓で無駄に時間を費やしてしまったので東吾妻山へは時間的に無理との思いもあった。
気持ちの整理がついたので人形石へ戻る前にカモシカ展望台へ寄ってみた。
雲海の上に飯豊山が浮かんで見えた。今年の夏に予定を組んでいた山だが、何時になったら行けるやら。
帰りは池塘と草紅葉を楽しみながらもどった。
結局予定表は見つからなかった。どなたか回収してくれていたら幸いである。
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