那須岳(茶臼岳) - 用事のついでに日の出を見に行ったら、紅葉も人もピークだった。


- GPS
- 04:21
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 744m
- 下り
- 734m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:15
04:54 登山道離脱
05:20 日の出鑑賞(約30分)
06:00 登山道復帰
06:13 茶臼岳
06:40 峰の茶屋避難小屋
07:03 朝日岳の肩
07:18 1900m峰
07:25 清水平手前(紅葉観賞約15分)
07:56 1900m峰
08:06 朝日岳の肩
08:26 峰の茶屋避難小屋(分岐)
08:31 P1678
08:49 ゴール(峠の茶屋駐車場)
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は十分に整備されていますが、岩・石が多いので、足元と落石注意です。 峰の茶屋避難小屋から朝日岳の肩までは、すれ違えないほど狭い場所があるので、お互いに注意/配慮が必要。 |
写真
感想
土曜日、那須に用事があったので、ついでにと那須岳(茶臼岳)に登ることにした。
せっかくだから山頂から日の出を見てみるかと、予定より少し遅れはしたが、4時過ぎに駐車場に入ると、あらー、広い駐車場がほとんど埋まっているではないか。何とか登山口から一番遠い場所に停めることはできたが、あと30分遅かったらダメだったろう。恐るべし那須岳。
何組かはヘッ電を点けてスタートして行くが、多くの人は明るくなるのを待っているようだ。
初めての登山道をヘッ電でということが少し不安だったが、登山道ははっきりしていて問題なく進むことができた。
樹林帯を抜けて少し明るくなってくると、ザレの那須岳が見えてきた。と同時に直登ルートが、私には見えてしまった。日の出の時刻も迫っているので、ここは直登でしょ。登山道を外れて砂山を登った。
急げば山頂で日の出を迎えることもできたかもしれないが、静かに迎えたかったので、登山道に復帰する少し手前の平らな場所で、コーヒーを飲みながら日の出を待った。ここまで汗もかき寒さは感じていなかったが、風もあるため、さすがにジッとしていると寒くなったので、大岩の陰で風を避けながら待った。
太陽が昇ってきた。
この感覚は、どう表現すれば良いんだろうか。こうして日の出を見に登ったことは無いし、日の出を待ったこともないが、たぶん何回見てもそのたびに初めて見たような感覚になるんじゃないだろうか。そんな気がした。
日の出を拝んだ後は、茶臼岳から朝日岳に進み、そこで戻るつもりで進んだが、朝日岳の肩から朝日岳を見ると、既に多くの登山者(と言っても10人くらい)が登っていたので、人込みに向かいたくない私の足は、自然と紅葉が綺麗そうな清水平方面に向かった。
紅葉は少し離れて見る方が私は好きなので、清水平に下る途中のテーブル上の岩がある場所に陣取り、ココでもコーヒーを飲みながらしばし景色を堪能し、「もう今日は十分」と引き返すことにした。
下山は峰の茶屋避難小屋分岐から素直に登山道を駐車場まで下ったが、3組の団体を含め私の山行のたぶん10年分に相当するくらい多くの人達が登ってきていた。普段から人気の山が紅葉のピークともなれば、まぁこういうことになるんだろう。
下山後も駐車場は空き待ちの車で溢れ、駐車場を出るだけで15分くらいかかり、更に駐車場を出てからも、路駐の車で狭くなった車道にバスが登ってきたりして、いやはやドンダケー(死後)って感じ。
さてさて、こうして私の、普段の低山Vルート山行とは180度違うメジャーな山行が無事終了したわけです。しかーし、確かに眺望や紅葉などは素晴らしかった。だが、とにかく人の多さ(要は話し声ですね)にはとても慣れそうにない。慣れたくもない。しかも、けっこう多くの人(3割程度か)が鈴を鳴らしていたのにはビックリした。まさかファッション?
それと、やっぱり私は木が欲しいと思った。こういう山もタマにはいいけど、やっぱり木が生えている山が好きなんだと改めて気付かされた山行になったようだ。
kinoeさん こんばんは
茶臼岳、三本槍、朝日岳の写真、懐かしく拝見させていただきました。
実は25年ほど前、転勤で宇都宮に2年ほど住んでまして、その時こことぞばかり、那須連峰や日光の山々を登っていたわけです
今回の茶臼岳にもよく出かけていました。ロープウェイ駅から山頂までは人が多かったけれど、ルートを外れると人はあまりいなかったような
自分の登山でも、木や森は一番重要な要素です
最近5年間は、富士山に星を見に行く以外、森林限界を超えたことがありません。
warutepoさん、
> 那須連峰や日光の山々を登っていたわけです
そうだったんですね。
でも、当時とはだいぶ様子が変わっているかもしれませんね。(山は変わらないでしょうけど。)
それにしても、あの人の多さには・・・磐梯山以来でした。
変なもので、タマーに山で会う人には仲間意識が湧くんですが、あれだけ数珠繋ぎだと皆他人って感じですね。もっとも全員に声掛けるのも疲れるし。
それはそうと、山=森ですよね。
低山ハイカーの共通認識ではないでしょうか?
こんばんは。
山頂からの日の出、そうですよね、僕も塔ノ岳で3回ほど見ていますが、
その度に初めて見たような感覚になります。
だからナイトハイクなぞしたくなるわけで
そして、木!
ずっと眺望のあるところもたまにはいいですが、
やはり木に囲まれたところを歩いてこそと思う僕としては大変共感します。
kinoeさんのレコでこれだけ緑色が少ないのは初めてみたかも
お疲れ様でした。
hiroumiさん、
今回は山歩きという感じではなかったので、UPしようか正直迷いました。私のこんなレコ、馴染みの方々を白けさせるんじゃないかと、チラッと打算がよぎったりして・・・
日の出も紅葉も本当に素晴らしかったです。そういうものを目的とした登山も、あえて言うまでもなく当然アリですよね。
今回は、ついでの機会で向かいましたが、タマにはいいなと思いました。
でもでも、くどいようですが、やはり木があっての山なんですよねー。
コメントありがとうございました。恐らく次回は森の中でしょう。
kinoeさん こんばんは〜
なんだかいつもと違う表街道の登山ですね(笑)
kinoeさんの疲れる様子が頭に浮かびますがたまにはこんな山行もいいのではないでしょうかね?
ちょうどkinoeさんが朝日の肩あたりにいた時刻に僕は塩原温泉でラジエターホースが切れて噴火したみたいなマイカーを遠い目で眺めてましたよ
・・・意外と近くにいたもんですね(笑)
またこれで一層いつものkinoeスタイルの山行に戻ることでしょうね、お疲れ様でした〜
drunkyさん、
私もdrunkyさんの日記読んで、おやまぁって思いました。
メジャーな山なので、込まないうちにサッサと降りて来ようと思い、時間的には予定通りでしたが、人の多さは想定をはるかに越えてました。
こういう山はベストを求めず、紅葉なら紅葉だけと、ある程度割り切って臨むことが楽しむ秘訣なんだと思いました。
低山の紅葉はこれからです。
のんびり浸るためにも、ハンモックが吊れる木がある山に向かいたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する