檜岳山稜〜鍋割山

2023年02月20日(月) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,897m
• 下り: 1,885m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:55

7:17 みやま運動広場駐車場
7:28 7:28 茶畑
7:33 7:34 猪防護柵
7:47 7:47 宮地山分岐
7:51 7:56 宮地山
7:58 7:58 宮地山分岐
8:10 8:10 タコチバ山
8:24 8:24 新秦野線33号鉄塔
8:35 8:35 宮地林道終点
9:06 9:06 林道秦野峠
9:34 9:34 秦野峠
10:25 10:35 伊勢沢ノ頭
10:55 11:04 檜岳
11:30 11:30 雨山
11:54 11:55 雨山峠
12:05 12:05 オツボ沢ノ頭
12:24 12:24 茅ノ木棚沢ノ頭
12:40 12:40 鉄砲沢ノ頭
12:44 12:44 鍋割峠
13:03 13:03 オガラ沢分岐
13:07 13:10 鍋割山
13:11 13:11 鍋割山荘
13:26 13:26 鍋割山
13:48 13:53 後沢右岸尾根分岐点
14:00 14:01 後沢乗越
14:16 14:16 栗ノ木洞
14:23 14:24 櫟山
14:34 14:34 ウタノ沢ノ頭
14:43 14:43 綱立丸
14:55 15:02 寄展望台
15:03 15:03 寄ロウバイ園
15:11 15:11 みやま運動広場駐車場
15:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：【平日のみ】新松田6:50発の寄行きバスで寄7:15着。※現在、土日祝の寄行きの始発は7:55までありません。
帰り：寄15:40発。寄のバスは1時間に1本、夜まであるので不便は無いですが、バスの時間調整が面倒な方は大倉に降りればよろしいかと。

コース状況／危険箇所等

特に難しい場所はないのですが、雨山峠周辺は元々白ザレや痩せ尾根が多い上、近年の台風影響で雨山林道ルートが通行止めのままです。そこそこロングになるので冬場はCT1.0だと日が暮れてしまうので注意しましょう。

その他周辺情報

山とは直接関係無いのですが、新松田の駅チカ、ロマンス通りに焼きカツ丼の丸七の大井松田店が出来ました。

写真

2/20 7:13

2日ぶりの新松田から寄行きバスに乗ってきました。この6:50発のバスは現在平日しか無く、かつ新宿始発の小田急線で乗り換え時間が5分しかありません。

2/20 7:18

橋を渡ってスタート。

2/20 7:20

シダンゴ山へ向かう道と反対側に曲がります。

2/20 7:23

この農作地から宮地山登山口に入る。

2/20 7:32

このシカ柵に標識あり。

2/20 7:40

宮地山までは林間を登ります。

2/20 7:47

真っ直ぐ向かっても良いけどせっかく来たので、10分ほど宮地山へ寄り道。

2/20 7:51

山頂。杉林です。

2/20 8:02

引き換えしてシダンゴ山方面へ。少しずつ登ります。

2/20 8:10

タコチバ山。タコチバってなんだろう？鷹落場かな？

2/20 8:23

林道に出ました。ここから秦野峠までは林道で行くつもりです。

2/20 8:35

シダンゴ山直下に着。今日は長丁場なので山頂はパスします。

2/20 8:37

登山道はダルマ沢の頭へ向かっていますが、つい先日通ったばかりなので今日はこのまま林道で先へ進みます。

2/20 8:37

林道から鍋割山稜の全体が見えます。

2/20 8:58

なんとなく富士山。今日のルートでは富士山はこんな感じです。

2/20 9:05

林道秦野峠着。林道じゃない本来の秦野峠はここから登ったところ。

2/20 9:06

振り返ると大野山が見えました。大野山からここまでブッツェ平というヤブ山の尾根でつながっています。

2/20 9:06

スタートから約2時間、ここまではアプローチでここからがようやく本日目的の登山になります。

2/20 9:13

金網の間を登る。

2/20 9:16

有刺鉄線に挟まれて金網デスマッチ状態。

2/20 9:19

登山口から15分ほどで開けた場所に出ました。目の前にあるのは伊勢沢ノ頭、ではなくてその前衛のピークです。

2/20 9:29

一度降って鞍部へ。

2/20 9:30

かなり雨にやられちゃってる道ですね。。今斜面に無理やりとってつけられている道も台風一発で消失しそうな感じ。

2/20 9:34

秦野峠に出ました。古い道筋が見えますが、現在は使われていないようです。

2/20 9:37

峠を過ぎると伊勢沢ノ頭への斜面。明るくて雰囲気が良い場所ですね。

2/20 9:50

けっこうしっかり登らされます。丹沢らしい丹沢階段もあります。

2/20 9:52

振り返ったらいい景色でした。もやってるのが残念。

2/20 9:53

空が広くなってきました。

2/20 10:03

稜線上に出た。あとはしばらく稜線上の散歩道です。

2/20 10:05

相模湾を眺めつつ進む。

2/20 10:05

地味だけれど丹沢らしい空の広い快適なルートですね。

2/20 10:07

ずっとシカ柵沿いだけど、実際洒落になってないくらい鹿だらけです。年々増えているような気がする。

2/20 10:08

目指すひとつめの山頂である伊勢沢ノ頭に取り付きました。

2/20 10:09

登りますが、それほどきついところはありません。

2/20 10:22

登頂！

2/20 10:23

間ノ岳の稜線が見えますね。

2/20 10:25

お腹がすいたのでここで軽く食べました。

2/20 10:36

目指す次のピークはすぐ近くに見えています。

2/20 10:39

数分で檜岳の目の前に来ました。なだらかな山容ですね。

2/20 10:39

檜岳の上にちょこっと尊仏山荘が見えてますね。

2/20 10:49

広い尾根上を歩きます。

2/20 10:54

先ほど山容を眺めた地点から15分ほどで山頂に着きました。東丹沢の主要ルートには幾度となく来ているけれど、ここに来たのは初めてで、ちょっと胸のつかえが取れました

2/20 10:55

山頂は広いけど景色はさほど開けていないです。

2/20 11:09

先へ進みましょう。雨山の前に一度標高を落とします。

2/20 11:17

雨山までこれくらい登り返す。

2/20 11:18

雨山近辺に来たら崩落地が大きくなってきましたね。丹沢が壮年期の山地であることを教えてくれるガレガレの景色です。

2/20 11:20

あと1,000年もしたらこのあたりの山頂はガラリと変わっているんじゃないかしら。

2/20 11:30

雨山に着きました。ここから先は知っている場所になります。

2/20 11:48

雨山を過ぎた瞬間白ザレの降下になりました。

2/20 11:50

この周辺痩せ尾根だらけです。

2/20 11:56

雨山峠。ここから戻るのが最短の周回ルートですが、今日は鍋割山まで周ります。

2/20 11:56

もっとも、雨山峠ルートは通行止めなのですが。

2/20 11:58

もうずいぶん歩いた気がしますが、何気にここから鍋割への登山がこの日いちばんの登山なんですよね。

2/20 12:10

というわけではりきってまいります。

2/20 12:15

この近辺は地図に危険印がたくさんあるとおり、痩せ尾根と削られた沢筋が多い場所です。と言っても人の多い場所なので難しい場所はありませんが。

2/20 12:21

鎖場が出てきます。

2/20 12:23

振り返ると丹沢主稜線。あの▲の山は同角ノ頭かな？

2/20 12:29

芋ノ木棚沢の頭。

2/20 12:31

長い鎖場があります。見た目はそれっぽいけど実際鎖を掴まなければならない箇所は無いです。

2/20 12:32

とは言え、ザレザレなので気をつけて登りましょう。

2/20 12:41

ようやく！マーク地帯を抜けました。

2/20 12:44

鍋割峠。ここからも降りられますね。

2/20 12:47

崩落地を登ります。

2/20 12:59

丹沢の山でこの階段が見えたらもうすぐですね。

2/20 13:03

歩いてきた檜岳山稜三兄弟が見えます。

2/20 13:06

13時過ぎに山頂に着きました。

2/20 13:07

スタートして6時間で一人の登山者にも会わなかったので、人が居て不思議な感じです。

2/20 13:08

久しぶりにきたけど、小屋の様子は色々相変わらずでした……私は利用しなかったけれど周囲の方々がわりと理不尽な説教を食らっていたような。相変わらずですね。

2/20 13:09

ここに来たのはいつ以来だろうと思って確認したら7年半ぶりでした。光陰矢の如し。

2/20 13:09

地味山ばかり登っているので余計なんですけど、鍋割山って景色良いですよね。。

2/20 13:26

下山しましょう。突然別世界のように整備されている登山道です。

2/20 13:29

木道を見て木道だと思ったり。

2/20 13:43

階段を見て階段だと思ったり。ゆっくり下るつもりだったのだけれど、急げば15時台のバスに間に合いそうな気がしてきました。ロウバイ園に早めに降りたいので少し急ぎます。

2/20 13:51

栗ノ木洞へちょっと登り返し。

2/20 14:00

後沢乗越まで30分で降りてきました。今日は大倉じゃなくて寄に直進します。

2/20 14:11

20km近く歩いてから最後の栗ノ木洞の登りがわりと効く。

2/20 14:16

栗ノ木洞。地味です。

2/20 14:20

分岐は全部直進。

2/20 14:23

櫟山。展望が開けています。

2/20 14:23

ちょっと木が育っているけど、展望のいい場所です。

2/20 14:31

後は林道方面へ降りるだけなので、半ば駆け足で降りましょう。

2/20 14:40

林道まで降りたら横断して直進。

2/20 14:48

ハイキングコースと工事のブルドーザー道が一緒くたになっていて、最後の最後でちょっとだけハイキングコースを外しました。

2/20 14:49

集落へ出ます。

2/20 14:52

つい最近見覚えのある風景に出ました。ここまで甘い香りがしています。

2/20 14:55

鍋割山登山口。3週間ぶりかな？

2/20 14:56

終わりかけだけれどロウバイ園は綺麗です。先日入場料を払ったんだけど今日は払う場所がないな。

2/20 14:56

せっかくなので……というか強制的にロウバイ園を通過します。

2/20 14:58

やっぱり写真撮っちゃう。

2/20 15:00

梅と一緒に撮ったり。

2/20 15:03

ロウバイ祭りは先週で終了なのでした。先日買えなかったお土産ロウバイを買えないか、とちょっと思ったのですがもぬけの殻でした。

2/20 16:12

ゆっくり15:40のバスに乗って新松田に帰還。なかなかのロングコースでした。写真は2月にオープンした焼きとんかつ丸七の松田店です。よく歩いたのでうまい。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

つっしー

丹沢のメジャールートはそこそこ歩いているはずなのですが、一度も足を踏み入れたことがない場所もちらほら残っていて、その中でも東丹沢の前衛である檜岳に行ったことがないなあ、というのが気になっていました。
寄から登れる場所なのですがここ数年の台風で（正式には）通行止めの場所も多く、真面目に歩こうとすると松田町北半分の外周をぜんぶ歩くことになり、20kmオーバー、約2,000mUPのまあまあ満足なコースになります。
シブいルートではありますが、檜岳山稜は丹沢らしい空の広い快適な場所でした。未踏のルートをたっぷり歩けて満足です。
（丹沢でこのあとは、「頭」シリーズとか「丸」シリーズとかになりますね）