妙高山〜燕温泉からの周回
- GPS
- 09:06
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,797m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:06
○コース参考
・昭文社 山と高原地図 「18 妙高・戸隠・雨飾」(2014年版)
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
妙高高原I.C. → 燕温泉 約15km(関温泉経由) ※燕温泉へは、赤倉温泉経由の道は通行止め。 関温泉経由でしか行くことができません。 起点・終点:燕温泉 (燕温泉) 花文 泊 黄金の湯 惣滝 ※観光気分だと危険な道。登山靴推奨。 燕温泉→妙高高原スカイケーブル 約15km 妙高高原スカイケーブル(麓のみ) 妙高高原スカイケーブル→関川関所跡 約7km 関川関所跡 関川関所跡→信濃町I.C. 約6km 信濃町→国立府中 上信越道・関越道・圏央道・中央道 4,860 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・案内は多くあり、道もはっきりしているので迷うところはない。 ・9合目に鎖場がある。斜度はあるが岩に段が切ってあるので難しくはない。 ・山頂直下は岩だらけだが、難しいところはない。 ・急斜面に付けられた細い道が多くある。特に北地獄谷と燕新道は急峻な地形なところが多い。踏み外すと奈落の底なので慎重に。 |
その他周辺情報 | ○温泉 燕温泉 硫黄臭のある白い濁り湯。とてもいい湯。 ・花文 日帰り入浴可能 ・黄金の湯 無料 男女別 洗い場なし |
写真
感想
前回の青森八甲田山の旅から1周空けて、今回は妙高山。
自分にしてはキツめだが、燕温泉からの周回コースとした。
下山後はヘロヘロになっているだろうから、燕温泉に1泊で。
朝、上信越道からはくっきりと妙高山が見えていたが、妙高高原インターを降り、近くのコンビニに着いた頃には、山頂にだけ雲がかかっていた。
燕温泉の公共駐車場は朝8時くらいで既にほぼ満車。
でも今回は、宿泊予定の宿に車を置かせてもらうようにしていたので、駐車場は心配しなくてよかった。
天気は快晴。
燕温泉からは、神奈山と大倉山の急峻な山肌が色付き始めていて、いい眺め。
黄金の湯辺りまで行くと妙高山が見えてくるが、やっぱり山頂にだけ雲がかかっていた・・・
燕温泉から赤倉温泉の源泉までは、コンクリート舗装された道だが、向かいにある神奈山の眺めが絶景。
道沿いには花も多いが、深い谷に沿った道なので、道を踏み外すと奈落の底。
道はしばらく沢筋を登り、胸突き八丁を経て天狗堂に出る。
登るにつれて紅葉が良くなっていく。
特に天狗堂から先は紅葉が素晴らしい。
所々で展望もあるようだが・・・残念ながら雲に覆われて真っ白。
鎖場を過ぎると山頂が見えてきて、道は一変して岩だらけになる。
岩だらけだが難しいところはない。
そして眼下に紅葉が見下ろせて、晴れていれば絶景だろうと思う。
そして山頂部。
2つの山頂があって1つは妙高大神がある最高地点、そしてそこから10分もかからないところに三角点と山頂の標示がある。
山頂部は意外に広いが、東側は断崖絶壁、西側はなだらかな傾斜に巨岩が林立していて不思議な空間。
晴れていれば、隣の火打山なども見えたはずだが・・・残念ながら周囲は雲に覆われて真っ白。
ひと休みしたら、下山開始。
そして、きついのは登りよりも下りだった・・・
まずはは岩だらけの急斜面を下る。
段差が大きいところが多く、とても歩きにくい道だが、紅葉が素晴らしい。
岩にダケカンバの黄色、それから徐々にナナカマドの赤が加わっていく。
紅葉が途切れると長助池の分岐に出て、さらに下ると長助池。
周囲を山に囲まれた湿原で、紅葉が始まった妙高山の眺めが素晴らしい。
そしてここから先も、長い長い下りが続く・・・
ぬかるんでいて滑りやすい場所、道が細く片側は奈落の底、という場所が次々に現れて、慎重に歩かなければいけない場所が多い。
さらに途中から久々に膝も痛み出して、ペースダウン。
でもなんとか日暮れ前には燕温泉に戻ることが出来た。
疲れた〜
そして疲れた後にはお楽しみの温泉!
白く濁った硫黄臭の強いお湯。いい湯だった〜
翌朝、5時半過ぎから外に出て、燕温泉に2つある無料の温泉の1つ、黄金の湯に入る。やっぱりいいお湯。
風呂上りには、朝焼けで真っ赤に染まった妙高山を見ることができた。
一旦宿に戻って朝食の後、今度は惣滝へ。
遊歩道かと思っていたら、意外に道は険しい。
細い道で、片方は岩壁、もう片方は奈落の底。
惣滝は、滝壷までは行けなかったが、周辺の岩稜と合わせてなかなかの迫力。
惣滝を見たら、宿に戻ってチェックアウト。
寄り道しつつ、関川の関所近くにある店でそばを食べてから、帰途に就いた。
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/AdYPJetnpMLJwvuX8
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27日。妙高山から下りてきて宿に着くと、なんと御嶽山噴火のニュース!
御嶽山には昨年7月に登ったが、このときは雨で天気に恵まれなかったため、次の10月の連休に再び登る計画だった・・・
今回登った妙高山も活火山。
いつ噴火してもおかしくない「活火山」に登る、ということの意識が希薄になっていたことに気付かされて、ぞっとした。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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