【榛名作戦】榛名神社〜天目山〜榛名富士〜相馬山〜オンマ谷〜伊香保温泉【丁36.0】

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,451m
• 下り: 1,512m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:01

9:50 榛名神社バス停
9:53 10:22 榛名神社
10:26 10:27 番所跡
11:06 11:10 天神峠
11:22 11:23 氷室山
11:42 11:43 天目山
11:55 榛名湖分岐
12:02 一旦下山
12:10 榛名富士登山口
12:42 12:47 榛名富士山頂駅・展望台
12:50 12:54 榛名富士
13:19 榛名富士登山口
13:49 ヤセオネ峠
14:03 相馬山登山口
14:20 14:30 相馬山
14:44 相馬山登山口
14:55 ヤセオネ峠
14:57 伊香保森林公園入口
15:13 二ツ岳登山口（西側）
15:37 二ツ岳登山口（東側）
15:54 水沢山登山口
15:59 つつじが丘
16:11 伊香保森林公園入口
16:15 上ノ山
16:21 16:26 見晴台
16:29 16:32 見晴駅
16:44 伊香保神社
16:51 石段の湯

天候

雲の多い晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：高崎駅〜榛名神社
復路：石段街口〜渋川駅

コース状況／危険箇所等

榛名神社〜天神峠：関東ふれあいの道らしいが誰とも触れ合わず。一部草ぼうぼう。
天神峠〜榛名湖分岐：概ね歩きやすいが榛名湖分岐から下る道は草ぼうぼう。
榛名富士：急登で滑りやすい。
相馬山：入ってすぐの梯子は落石で壊れている。東側の道は立入禁止。今後整備もしないのだろう。
オンマ谷：相馬山と二ツ岳の狭間にある、まさに谷。火山岩と思しき大岩が、ありのままに転がり、苔生している。

その他周辺情報

伊香保温泉石段の湯

写真

9/27 9:50

榛名神社バス停で下車。

9/27 9:51

宿坊が連なる参道を上っていく。

9/27 9:53

榛名神社鳥居

9/27 9:54

榛名神社山門

9/27 9:55

境内は雰囲気が良い。

9/27 9:56

鞍掛岩

9/27 10:00

水琴窟

9/27 10:01

朝日岳　夕日岳

9/27 10:02

三重塔

9/27 10:06

瓶子（みすずの）瀧

矢立杉

9/27 10:08

社殿は凄い所にあるな。

9/27 10:09

双龍門

9/27 10:13

社殿

9/27 10:16

社殿の彫刻もなかなかのもの。

9/27 10:22

榛名湖畔へ。

9/27 10:22

神社傍を流れる川沿いに上っていく。

9/27 10:24

下から見た瓶子瀧

9/27 10:26

番所跡。奥は砂防堰堤。

9/27 10:30

9/27 10:31

9/27 10:31

何か名前が付いていないのかしら。

9/27 10:32

やや草が伸び気味。

9/27 10:34

沢に近づいて、また離れる。

9/27 10:42

踊り場のような所には大体ベンチがあって休めるようになっている。

9/27 10:46

9/27 10:52

しっかりした道を上る。

9/27 10:53

丁目石。これ以外は無くなってしまったのか。

9/27 11:06

開けたところに出た。天神峠の辺りだろう。バス停は200m先だが。

9/27 11:08

鬢櫛山と烏帽子ヶ岳

9/27 11:09

硯岩

9/27 11:12

下の方では青かったが、ここのは色づいている。

9/27 11:13

烏帽子ヶ岳と榛名湖

9/27 11:14

鬢櫛山と榛名湖

9/27 11:14

木段が多い。

9/27 11:19

こちらは石段も。

9/27 11:20

氷室山手前から鬢櫛山と烏帽子ヶ岳と榛名湖

9/27 11:20

烏帽子ヶ岳と榛名富士

9/27 11:20

掃部ヶ岳

9/27 11:21

榛名富士の向こうは臥牛山に五万石といったところ。

9/27 11:22

氷室山

9/27 11:24

木段を下り、

9/27 11:27

細い笹道を天目山へ。

9/27 11:31

9/27 11:36

木の根が張り出した山道

9/27 11:42

天目山

9/27 11:43

天目山から三ツ峰山越しに関東平野

9/27 11:43

烏帽子ヶ岳

9/27 11:50

9/27 11:51

9/27 12:01

一旦榛名湖へ下るが、あまり歩かれていないようだ。

9/27 12:02

よくわからない建物の裏に出る。

9/27 12:06

湖越しに掃部ヶ岳

9/27 12:09

榛名富士へ。

9/27 12:11

火山灰の急な道だ。

9/27 12:18

笹の斜面

9/27 12:19

滑りやすいので、皆慎重に歩く。

9/27 12:20

一応、ロープは渡してある。

9/27 12:42

ロープウェイ駅

9/27 12:43

展望台

9/27 12:43

展望台から相馬山

9/27 12:43

榛名湖南西の（左から）天狗山、鏡台山、杏が岳と思われる。

9/27 12:45

右奥は浅間山だな。

9/27 12:45

ロープウェイ

9/27 12:47

山頂へ。

9/27 12:50

榛名富士山頂

9/27 12:51

山頂から相馬山

9/27 12:51

広大な関東平野

9/27 12:54

ゆうすげ方面へ下る。

9/27 13:03

所々土が流れてしまっていて、

9/27 13:06

下りはちょっと危ない。

9/27 13:19

榛名湖温泉裏に下山。

9/27 13:34

相馬山へ

9/27 13:36

9/27 13:36

9/27 13:49

ヤセオネ峠

9/27 14:03

ヤセオネ分岐

9/27 14:06

見てのとおり落石で一部壊れている梯子

9/27 14:10

外観どおり急な上りが続く。

9/27 14:20

祠に着けば山頂は間近。

9/27 14:21

相馬山頂

9/27 14:22

伊香保方面に抜けようと思っていたが立入禁止になっている。これは一旦戻らざるを得ない。

9/27 14:24

相馬山からの眺め：平野部

9/27 14:24

相馬山からの眺め：山岳部

9/27 14:33

一部痩せている。

慎重に落ち着いて降りる。

9/27 14:41

紅葉と榛名の山々

9/27 14:57

伊香保森林公園経由で伊香保温泉街へ。

9/27 15:13

二ツ岳へはこちら。

9/27 15:14

私はオンマ谷へ。

9/27 15:15

オンマ谷風穴

9/27 15:18

まゆみの原

9/27 15:19

谷間は薄暗く、怖いくらいに静かだ。

9/27 15:19

9/27 15:21

岩を越えるための橋

9/27 15:24

ありのままの山容

9/27 15:27

オンマ谷の解説

9/27 15:31

9/27 15:32

谷から上り返す。

9/27 15:37

東側の二ツ岳分岐

9/27 15:37

16時も近くなり影も長くなってきた。

9/27 15:44

道中の東屋から

9/27 15:47

9/27 15:58

伊香保に近づくにつれ道は歩きやすくなる。

9/27 15:59

つつじヶ丘

9/27 16:00

つつじヶ丘から伊香保の浅間山（水沢山）と思われる。

9/27 16:00

つつじヶ丘からの展望：その1

9/27 16:00

つつじヶ丘からの展望：その2

9/27 16:01

つつじヶ丘から見えた三連峰

9/27 16:02

日のだいぶ傾いた榛名山

9/27 16:03

階段状の道を下っていく。

9/27 16:06

公園ぽくなってきた。

9/27 16:11

ここで下山と言って良いだろう。

9/27 16:13

上ノ山公園

9/27 16:15

上ノ山山頂部

9/27 16:17

伊香保スケートリンク

9/27 16:21

カップルばかりの見晴台

9/27 16:22

水沢山

9/27 16:23

二ツ岳（雌岳・雄岳）と右端にちょっと出ている榛名富士

9/27 16:24

さっき三連峰と書いたのは谷川岳だった。

9/27 16:24

右側が子持山ということも確認。

9/27 16:25

赤城の方はよく見えない。

9/27 16:29

見晴駅

9/27 16:29

見晴駅傍のミニ見晴台から関東平野

9/27 16:29

谷川岳〜子持山

9/27 16:34

いよいよ最終段階。温泉街へ。

9/27 16:44

伊香保神社

9/27 16:50

賑わう石段街

9/27 16:51

石段の湯

9/27 17:52

石段街口

9/27 17:53

石段街口から谷川岳

9/27 19:34

いせさき花火大会のクライマックスに辛うじて間に合った。

撮影機器：

DSC-WX200 SONY

感想

narodniki

今年は天候不良やら何やらで花火をまだ見ていない。ということで、いせさき花火大会を観に行くこととした。ついでにちょっと散歩でもするかと目を留めたのが、上毛三山でまだ歩いていない榛名山である。湖の周りをぐるっと回る等いろいろと考えたが、榛名神社から榛名湖畔にいたり、榛名富士と相馬山を経て伊香保温泉に至るのがスマートなので、そのルートで決定。最高峰の掃部ヶ岳については、そのルートだと、ピークを踏むためだけに脚を伸ばすような形になるので今回はパスすることとした。

【榛名神社】
鳥居をくぐると空気が違う。沢音の響く中、清冽な気を浴びて拝殿へ。社殿周辺は大木に大岩が取り巻き、それだけでも十分圧倒される。社殿の細かい彫刻も見もの。
【榛名湖畔へ】
関東ふれあいの道らしいのだが、あまり歩かれていないようで、草が伸びている。しかし歩きにくいわけではない。ちょっと不安になるだけだ。外輪山は木段が適宜渡してあり、歩く助けになる。しかし、榛名湖分岐から下る道は、これまた歩かれていないようで、廃屋らしき小屋の裏手に出るのだが、草ぼうぼうで逆からだと入口を探すのに難儀しそうだ。
【榛名富士】
山頂部に独立峰のごとくそそり立つ榛名の中心峰。土は見るからに火山灰土で黒々としており、また、急斜面ということもあり靴が滑った痕跡が多数。ただ、急登とは言っても九十九折の道なので、道自体の傾斜はそれほどでもない。地面が流れている所は滑らないよう要注意。
【相馬山】
外から見るだに急峻な山容。あまりに急なため梯子が渡してある。その梯子の一部が壊れているため、「注意してください」または「登山を中止してください」の注意書きがある。いずれにせよ、壊れているものに身を預けるわけにもいくまい。
外観から、切れたった絶壁をよじ登ったりするのかしらと思ったりしたのだが、実際歩いてみると、案外歩きやすかった。しかし、山頂から東側の道は立入禁止。禁止といわれたら先に進むわけにはいかない。
【オンマ谷】
相馬山と二ツ岳の間の静かな谷。道はしっかりしているが、大きな火山岩がゴロゴロ転がり苔生している中を縫って進む。雰囲気は良い。
【伊香保温泉へ】
谷間から上がり、再度二ツ岳との分岐に至ると、あとは尾根筋を歩く。道もだんだんと歩きやすくなるが、夕刻だからか歩く者もいない。見晴駅付近の見晴台付近はカップルを中心に幾許かの人がいた。
遊歩道を下ると伊香保神社に出る。石段街を下って石段の湯へ。

温泉に入り、さっぱりして出てきたところ飛び込んできたのが御嶽山噴火のニュースである。脱衣所から出てきた正面の大画面に映される噴火の映像は、降雪前の3000m級峰として一応候補に挙がっていたこともあり、衝撃的だった。そして、多くの人が山頂近くにいたであろうことを思い、その内、登山届の類を出していない人がどのくらいいるだろうかと考えた。

その時点では死者の報告は無かったが、犠牲者が少なからざることは映像から十分予想でき、今後、登山に関する規制が強化されるのではないか、もしかしたら周辺の山でも連鎖噴火が起きないだろうか、などと考えながら帰途に着くこととなった。
youtubeの投稿動画を見たら、最初、誰も動かず見ているだけなのね。そんな時に「逃げろ〜！」と叫びながら走り出せるようになりたい。
それにしても、登山届や登山計画書の重要性を改めて認識した人も多いと思う。何しろ、噴石でぺしゃんこにでもなっていれば、ずっと名無しの行旅死亡人だ。
今回の噴火で無届登山の犠牲者、つまり行方不明扱いのままの人の数が明らかになれば、より厳格に届の提出を求める流れになると思われる。その際にはメール受付の拡大等、登山者が安心して届を出せる仕組みづくりも必要だろう。誰もが開けられるポストに個人情報を出したくないという向きもあると思うので。

〜おわり〜