赤谷山〜猫又山〜釜谷山

2014年09月27日(土) ~ 2014年09月28日(日)

• GPS: 25:40
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,113m
• 下り: 2,157m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:27

距離 12m 登り 0m 下り 0m

4:48 林道ゲート
9:50 9:55 ブナクラ峠
11:45 12:14 赤谷山
13:15 宿泊地

2日目

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:22

距離 13.5km 登り 1,114m 下り 2,158m

5:17 宿泊地
5:39 5:56 ブナクラ峠
8:21 8:40 猫又山
10:53 11:14 猫又山
12:34 大猫山
13:34 大猫平
15:04 15:07 ブナクラ取水堰堤
15:39 ゴール地点

初日（9/27）のGPSデータが操作ミスにより残っておりません。
時計の記録から手入力です。
二日目（9/28）、猫又山に2回登頂してますが、その間に釜谷山のピストンしてます。分かりにくい記録となってます。

天候

9/27　AM晴れ〜PM曇り
9/28　AM晴れ〜PM曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北陸自動車道・立山ICより40分くらい
馬場島奥の林道ゲート前に10台くらいP可

コース状況／危険箇所等

登山ポストは馬場島荘の玄関口にあります。

林道ゲート〜ブナクラ谷〜ブナクラ峠〜赤谷山
林道を40分ほどで取水口の工事現場に着きます。「関係者以外立ち入り禁止」が入口です。ほぼブナクラ谷の左側（右岸）沿いに踏み跡があります。テープなどの目印はありますが必要最低限です。2〜3回ほど渡渉がありますが雨後でなければ靴を濡らす程度。標高1350m位で沢を離れるので給水をお忘れなく。以後水場ありません。
ブナクラ峠に「猫又山←→赤谷山」の標識あります。赤谷山へのルートは多少ヤブがありますが踏み跡ははっきりあります。迷いやすいところはテープなどで印してあります。
幕営地は峠から10分ほどの小さい平地、40分程のところに池塘脇と草地に可。あとは山頂の草地。それぞれ1張り分程度です。

ブナクラ峠〜猫又山
峠から急なヤブコギ、草付きがあります。
踏み跡はしっかりしてますが、今回はまだ整備されてなくヤブが所々ありました。
峠下の岩場に草刈機がでポしてあり近日刈られるかもしれません。
上部はカール地形の草地でとても気持ちの良いところです。剣岳や後立山の眺めが素晴らしいです。カールを詰めると稜線に出ます。大猫山からのルート合流しますが標識はありません。
カール付近の草地と山頂付近の草地にテント張れるスペースいくつかあります。

猫又山〜釜谷山
猫又山山頂からのヤブの踏み跡は10mほど下の池塘に戻ってしまいます。
ここから稜線右側の草地をトラバースしていく僅かな踏み跡があります。基本的に稜線には出ずに右側の草地を拾いながら進んでいきます。木にテープがある箇所もありますが僅かです。踏み跡も薄いので多少のルートファインディング必要と思います。ガスの時は分かりにくいと思います。

猫又山〜大猫山〜大猫平〜取水口現場〜ゲート
上部はアップダウンが連続しますが、明るい稜線です。最近ヤブを刈ったばかりのようです。助かります。
大猫平は高層の池塘群があり美しいいです。
その下は取水口現場まで急な下りです。踏み跡はしっかりしてますが、滑りやすくて厄介です。

写真

9/27 6:02

大ブナクラ谷出会
ブナクラ谷に入ってまもなく渡渉する
対岸に赤いテープがある

9/27 6:21

「仁王杉」の標識
巨大な杉でした

9/27 7:21

峠に向かう踏み跡
やがて沢から離れるので幕営の場合は給水を

9/27 9:15

ブナクラ峠
紅葉が始まってる

9/27 9:33

ブナクラ谷を見下ろす

9/27 9:46

峠直下のゴーロ

9/27 9:54

ブナクラ峠のお地蔵様
背後は猫又山方面

9/27 10:00

赤谷山側から見た猫又山側の登り
下部はかなり急です

9/27 10:23

赤谷山の登山道より山頂方面
色づいてます

9/27 11:48

赤谷山山頂の石仏
ガスで何も見えません

9/27 11:51

山頂の草地
ここから眺める剣岳が見たかった

9/27 14:08

本日の宿
池塘脇に1張り可
今回もツェルト

翌朝、ブナクラ峠へ下った
ここから猫又山へは急なヤブの登りで始まる

9/28 6:11

赤谷山に陽が射してきた
背後に剱岳も見える

9/28 6:19

光芒が見えた

朝の光景1
赤谷山〜池ノ平〜剣岳と続く稜線

9/28 6:25

朝の光景2

9/28 7:02

朝の光景3

9/28 7:04

奥大日方面

9/28 7:11

ナナカマドの紅葉

9/28 7:21

鹿島槍〜五竜

9/28 7:39

猫又山のカール
7月に見たときは雪原だった

9/28 7:55

カールからの光景1

9/28 7:56

カールからの光景2

カールからの光景3
草地に踏み跡
テント張れる場所もある

9/28 8:26

猫又山山頂直下の草地
素晴らしいロケーションです
釜谷山に登ってこられた方が幕営してました
情報いただきました

9/28 8:28

猫又山山頂
背後に釜谷山〜毛勝山

9/28 8:28

新しい山名板
お盆の時に設置されたそうです

9/28 8:58

釜谷山へ向かう
稜線右側の草地に僅かな踏み跡

9/28 9:33

途中で猫又山を振り返る

9/28 9:46

釜谷山山頂直下
V字の小カールがルート

9/28 9:50

雷鳥を驚かせてしまった
ゴメンネ

9/28 9:59

釜谷山山頂
この山名板もお盆時期に設置されたそうです
既に欠けてるのはクマのせいか？

9/28 10:00

釜谷山山頂より
毛勝山（手前が南峰、主峰は奥）

9/28 10:01

釜谷山山頂より
猫又山〜赤谷山〜池ノ平山〜剣岳

9/28 10:01

釜谷山山頂より
鹿島槍〜五竜

9/28 10:10

猫又山への帰路
草付きの踏み跡
はっきりせず

9/28 11:24

下山開始
ガスが上がってきた

9/28 12:04

下山路
アップダウンの稜線

9/28 12:39

明るい登山道
晴れていれば剣の眺めが素晴らしい

9/28 13:26

大猫平の紅葉1

9/28 13:31

大猫平の紅葉2

9/28 13:33

大猫平の子犬

撮影機器：

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

funa84

剱岳を眺めるために赤谷山を登ったのですがガスで何も見えず。残念でした。
しかし、翌日の午前中は快晴で素晴らしい山の景色が見られました。

釜谷山へのルートも情報不足で心配でしたが、猫又山の山頂にいたときたまたま釜谷山から戻ってきた方を見て情報いただきました。山頂直下で幕営されてる方でした。感謝です。登り1時間半、下だり1時間、ほぼ情報通りでした。テープが少しありますが踏み跡は薄いです。

今回のルートは地元の方が草刈など整備されてますが過剰な手はかかってません。
急な場所にはフィックスロープなどありますが、標識もほとんどないのでそれなりに自然のままです。赤谷山で出会った方4名、猫又山では10名くらい、登山者も比較的少ないです。そして地元の方が多かったです。
味わい深い山登りできました。