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Yamareco

記録ID: 7408684
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

北ア・馬場島から大猫山往復

2024年10月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:22
距離
12.1km
登り
1,376m
下り
1,375m

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:18
合計
8:22
距離 12.1km 登り 1,376m 下り 1,375m
6:11
35
6:46
6:56
60
大猫山登山口
7:56
8:06
53
・1,400 mピーク
8:59
9:09
29
屏風岩
9:38
9:48
52
10:40
10:41
19
お地蔵さんピーク(2,070 m)
11:00
11:17
17
11:34
37
お地蔵さんピーク(2,070 m)
12:11
12:21
22
12:43
35
屏風岩
13:18
13:28
37
・1,400 mピーク
14:05
28
大猫山登山口
14:33
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島荘前の駐車場にクルマを置いたけど、ゲート前の駐車スペースにはまだ余裕があった(トイレの問題があるので、私はここを使いたくない!)。
コース状況/
危険箇所等
登山口─大猫平:雑草が多い箇所もあるけど、道形はハッキリしてる。
大猫平─三角点東:ササが酷く、道形が分かりにくい箇所あり。ピンクテープを見失わないように!
三角点東─大猫山:ササが酷い箇所はあるものの、行く手がみえるので精神的にはラク。
その他周辺情報 モンベルヴィレッジ立山に立ち寄り、ショッピング。
朝の馬場島荘
2024年10月26日 06:11撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:11
朝の馬場島荘
馬場島野営場。金曜夜なのでキャンパーは居なかった様子。
2024年10月26日 06:11撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:11
馬場島野営場。金曜夜なのでキャンパーは居なかった様子。
大窓のほうに進みます
2024年10月26日 06:13撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 6:13
大窓のほうに進みます
最初のうちは林道
2024年10月26日 06:13撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:13
最初のうちは林道
ゲート。一般車はここまで。
2024年10月26日 06:18撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:18
ゲート。一般車はここまで。
遭難記念碑。遭難を「記念」と云う感覚は現代では分からない…。
2024年10月26日 06:21撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:21
遭難記念碑。遭難を「記念」と云う感覚は現代では分からない…。
剱の仲間が姿をみせはじめました
2024年10月26日 06:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 6:31
剱の仲間が姿をみせはじめました
さらに、仲間が増えました。
2024年10月26日 06:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 6:33
さらに、仲間が増えました。
木橋+鉄板を渡ります
2024年10月26日 06:37撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:37
木橋+鉄板を渡ります
ブナグラ谷を渡ります
2024年10月26日 06:44撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:44
ブナグラ谷を渡ります
大猫山登山口。ここで休憩します。休憩中にブナグラ峠方面に向かってった高齢者ソロをみたのを最後に、下山して馬場島に戻るまで人には会いませんでした。
2024年10月26日 06:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 6:46
大猫山登山口。ここで休憩します。休憩中にブナグラ峠方面に向かってった高齢者ソロをみたのを最後に、下山して馬場島に戻るまで人には会いませんでした。
猫さんのかわいいイラスト
2024年10月26日 06:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 6:56
猫さんのかわいいイラスト
登山口の猫さんのかわいいイラストのわりにはタフな道
2024年10月26日 06:57撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 6:57
登山口の猫さんのかわいいイラストのわりにはタフな道
紅葉
2024年10月26日 07:04撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 7:04
紅葉
大きなタテヤマスギ
2024年10月26日 07:08撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 7:08
大きなタテヤマスギ
またロープ場
2024年10月26日 07:09撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 7:09
またロープ場
大日岳がみえました
2024年10月26日 07:29撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 7:29
大日岳がみえました
・1,400 mピークから剱岳。ここでで休憩します。
2024年10月26日 07:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 7:56
・1,400 mピークから剱岳。ここでで休憩します。
・1,400 mピークを出発します
2024年10月26日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 8:06
・1,400 mピークを出発します
紅葉
2024年10月26日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:06
紅葉
ついに、剱岳の全貌が拝めるようになりました。
2024年10月26日 08:08撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:08
ついに、剱岳の全貌が拝めるようになりました。
紅葉
2024年10月26日 08:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:27
紅葉
中山より高くなった。左隣はクズハ山、背後に奥大日岳(左)と大日岳。
2024年10月26日 08:30撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:30
中山より高くなった。左隣はクズハ山、背後に奥大日岳(左)と大日岳。
c. 1,530 m小ピークからの下りに、岩場の難所!
2024年10月26日 08:33撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 8:33
c. 1,530 m小ピークからの下りに、岩場の難所!
紅葉と剱岳
2024年10月26日 08:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:38
紅葉と剱岳
遠くに白山
2024年10月26日 08:44撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:44
遠くに白山
紅葉のトンネル
2024年10月26日 08:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 8:46
紅葉のトンネル
大猫平まで頑張るつもりでしたが、大きな岩(「屏風岩」と呼ぶらしい)の横で休憩入れました。
2024年10月26日 09:00撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:00
大猫平まで頑張るつもりでしたが、大きな岩(「屏風岩」と呼ぶらしい)の横で休憩入れました。
大猫平のほうを見上げます
2024年10月26日 09:31撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:31
大猫平のほうを見上げます
大猫平の一隅に出ました。奥にみえるのは五竜岳。
2024年10月26日 09:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 9:36
大猫平の一隅に出ました。奥にみえるのは五竜岳。
みなさんの山行記録でよくみる大猫平の池塘を見下ろす平原で、休憩。
2024年10月26日 09:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 9:38
みなさんの山行記録でよくみる大猫平の池塘を見下ろす平原で、休憩。
大猫平の池塘
2024年10月26日 09:39撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:39
大猫平の池塘
別の池塘
2024年10月26日 09:52撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:52
別の池塘
池塘と剱岳
2024年10月26日 09:52撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 9:52
池塘と剱岳
ここにも池塘
2024年10月26日 09:53撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:53
ここにも池塘
白山方面と池塘
2024年10月26日 09:59撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 9:59
白山方面と池塘
剱岳と池塘
2024年10月26日 10:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 10:38
剱岳と池塘
大猫山のお地蔵さん
2024年10月26日 10:40撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 10:40
大猫山のお地蔵さん
お地蔵さんのほか「大猫山2070 m」の標識もありますが、『ヤマレコMAP』アプリが頂上はこの先にある!と主張するので、先に進みます。
2024年10月26日 10:41撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 10:41
お地蔵さんのほか「大猫山2070 m」の標識もありますが、『ヤマレコMAP』アプリが頂上はこの先にある!と主張するので、先に進みます。
ここが大猫山の頂上だそうな…(汗)。
2024年10月26日 11:00撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:00
ここが大猫山の頂上だそうな…(汗)。
頂上では休みたくないので、隣の草原に移りました。
2024年10月26日 11:02撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:02
頂上では休みたくないので、隣の草原に移りました。
大猫山頂上付近から剱岳
2024年10月26日 11:17撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:17
大猫山頂上付近から剱岳
猫又山
2024年10月26日 11:17撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:17
猫又山
釜谷山と猫又山
2024年10月26日 11:20撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:20
釜谷山と猫又山
剱岳から大日岳までの展望
2024年10月26日 11:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:21
剱岳から大日岳までの展望
池塘と、遠い白山。
2024年10月26日 11:22撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:22
池塘と、遠い白山。
富山湾と富山平野
2024年10月26日 11:26撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:26
富山湾と富山平野
赤谷山の隣に鹿島槍ヶ岳
2024年10月26日 11:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 11:29
赤谷山の隣に鹿島槍ヶ岳
ここが頂上でよくね? 『富山の百山』のガイドブックもここを頂上にしてるし…。
2024年10月26日 11:34撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:34
ここが頂上でよくね? 『富山の百山』のガイドブックもここを頂上にしてるし…。
お地蔵さんに山旅の安全を祈願します
2024年10月26日 11:34撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:34
お地蔵さんに山旅の安全を祈願します
大猫平への激下りの途中からみた大猫平。池塘がみえます。
2024年10月26日 11:44撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:44
大猫平への激下りの途中からみた大猫平。池塘がみえます。
赤谷山の隣に五竜岳
2024年10月26日 11:59撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 11:59
赤谷山の隣に五竜岳
唐松岳と五竜岳(右)
2024年10月26日 12:06撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:06
唐松岳と五竜岳(右)
池塘と剱岳
2024年10月26日 12:07撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:07
池塘と剱岳
大猫平に下りました
2024年10月26日 12:11撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:11
大猫平に下りました
大猫平から奥大日岳
2024年10月26日 12:21撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:21
大猫平から奥大日岳
剱岳から奥大日岳にかけての山並み
2024年10月26日 12:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 12:24
剱岳から奥大日岳にかけての山並み
中山を目掛けての下山
2024年10月26日 12:35撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:35
中山を目掛けての下山
上りで休憩した屏風岩を通過
2024年10月26日 12:43撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:43
上りで休憩した屏風岩を通過
ここにきて陽が出てくるようになったので、剱岳を撮ってみました。
2024年10月26日 12:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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10/26 12:54
ここにきて陽が出てくるようになったので、剱岳を撮ってみました。
c. 1,530 m小ピークへの登り返しに立ちはだかる岩場の難所
2024年10月26日 12:59撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 12:59
c. 1,530 m小ピークへの登り返しに立ちはだかる岩場の難所
・1,400 mピークまで戻りました
2024年10月26日 13:18撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 13:18
・1,400 mピークまで戻りました
・1,400 mピークからみた剱岳
2024年10月26日 13:28撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 13:28
・1,400 mピークからみた剱岳
登山口に戻りました
2024年10月26日 14:05撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 14:05
登山口に戻りました
ブナグラ取水口
2024年10月26日 14:05撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 14:05
ブナグラ取水口
ゲート
2024年10月26日 14:27撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 14:27
ゲート
久しぶりに人の姿をみました
2024年10月26日 14:31撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 14:31
久しぶりに人の姿をみました
馬場島に戻りました
2024年10月26日 14:33撮影 by  iPhone 15, Apple
10/26 14:33
馬場島に戻りました
早月川の伊折橋からみた剱岳
2024年10月26日 14:56撮影 by  iPhone 15, Apple
1
10/26 14:56
早月川の伊折橋からみた剱岳
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ ガスカートリッジ コンロ コッヘル サングラス 携帯トイレ

感想

 2年前の秋に馬場島から猫又山をブナグラ峠経由で往復した(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4803057.html)けど、この時に「ブナグラ峠には何度も来たくない! 次来る時はテント泊で、釜谷山、大猫山、赤谷山全部登る!」と息巻いたけど、昨年の秋はJR西日本の『北陸おでかけtabiwaパス』を使った山旅に夢中で、馬場島に足を向けることは無かった。その間に、猫又山─大猫山間のヤブ化が進行してるようで、大猫山だけでもピストンで済ませてしまおう…と考えて、10月26日早朝に馬場島に向かった。通常の年ならこの時期はすでにブナグラ峠付近の山も雪が積もってるハズだけど、記録的な高温の影響で、立山すらまだ初冠雪を記録していない。
 当日朝4時半起床で、5時前に『キャラメルハウス』(自宅)を出発。6:01に馬場島荘に到着。いつもの年なら雪山のハズだからそんなにクルマは多くは無いものの、それでも全国各地からクルマが集まってる。野営場のトイレで用を済ませてから、6:11に馬場島荘を出発し、ブナグラ谷方面への林道に入る。ゲート前にはもっと多くのクルマが居るハズだけど、この日は駐まってるクルマの数も少なめ。ゲート脇を通ってブナグラ取水口方面へ進む。天気は曇り。ただし、高曇りのため、剱岳の北部稜線の峰々がよくみえる。大猫山への道がヤブだらけなのは知ってたので、前日が雨降り、または寒暖差が激しく朝露の恐れのある時は避けたかった。曇りだから朝露は無い? まあ、実際来てみて登山道脇のササなどが濡れればさっさと雨具を着用するだけ。馬場島荘から35分の歩きで、大猫山登山口に到着。ここで休憩してると、高齢のソロのかたがブナグラ峠のほうへ通過されていった。
 大猫山登山口の標識には可愛らしい黒猫のイラストが描かれてるけど、この先の登山道が激登り・激ヤブなのはいろいろなかたの記録をみて知っている。覚悟を決め、6:56に登山口から入山。いきなりロープ場がお出迎え。足場の悪いトラヴァースやフィクストロープがあるような急坂を登る。登れども登れども、ブナグラ谷の水音が小さくなっていかないけど、急坂なのが功を奏し、1時間の上りで・1,400 mピークに到着。ここで休憩。木々の向こうに剱岳の姿を望む。
 ・1,400 mピークを出発すると一旦下って、上り返す。あまり歩かないうちに今度はc. 1,530 mピークに到達。ここの下りには難関の岩場があり、ロープが垂らされている。慎重にここを通過。鞍部まで下りると、大猫平までの上りにかかる。目を奪われるようなほど見事な紅葉をみながら、一歩一歩上を目指していく。・1,400 mピークから大猫平まで1時間の歩きを見積もってたけど、小ピークを2つ通過することによる下りと上り返しがあるため、また、・1,400 mピークからは傾斜が緩んで急な上りが少なくなったこともあり、想定ほど進まない。目の前に大きな岩が現れたのをイイことに、ここで休憩。「富山の百山」ガイドブックに記載のある屏風岩だろうか。この大きな岩からさらに上を目指す。大猫平が近くなると、『ヤマレコMAP』アプリが「もうすぐ、だいねこひら に到着します」とアナウンス。「どこだよ、そこ!?(苦笑)」と心のなかでツッコミ入れる。『ヤマレコMAP』では・1,857 mピークをちょっと過ぎたところを大猫平に設定してるようだけど、みなさんの記録でよくみかける形の池塘を見下ろす平原を大猫平として、休憩。時間は9:38。
 大猫平は「平」だけあっていくつもの池塘がある広がり。前日は雨は降らず、天気は曇りで朝露も無く、狙い通りヤブ歩きでも靴や服が濡れることは無かったけど、池塘の水が登山道までハミ出てるところがあり、ここの通過で靴が浸水(苦笑)。水が沁みた靴下は、着干し(苦笑)。平坦な区域を抜け、いよいよ上市町と魚津市の境界稜線への上りに掛かる。ここの区間は道にハミ出すササを掻き分けながらの上り。一部道形が不明瞭なところもあり、ピンクリボンのチェックは欠かせない。やっとの思いで境界稜線に到達すると、今度は稜線に沿って頂上を目指す。お地蔵さんがいらっしゃるピークには「大猫山 2,070 m」の標識があるけど、『ヤマレコMAP』ではここは頂上ではないらしい…。そのまま稜線を猫又山方面へ進む。ずっと先に顕著なピーク(地形図のc. 2,160 mピーク)があるので、そこが頂上?と諦め半分で向かおうとしたら、『ヤマレコMAP』アプリが反応し、もうすぐ大猫山頂上だという。木の枝に結ばれた赤色テープしかないヤブのなかの地点が、大猫山頂上だって…(汗)。時刻は11時ジャスト。こんなところで休憩したくないので、一段下の岩ゴロゴロな平原に降りて休憩。ここでカップラーメンを作って喰おうと思ってたけど、バーナーの故障で火を起こせず、断念…。前週に川上岳に登った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7388879.html)の残りの明治のチョコベビージャンボ喰って誤魔化した(苦笑)。
 11:17に頂上付近を出発。剱岳や立山、大日岳、釜谷山や猫又山など近くの山だけでなく、富山湾や白山までも見渡せる絶景をみながらの下り。帰りもお地蔵さんがいらっしゃるピークに立ち寄ったけど、ここまでの無理が祟ったのか、この時に右脚太ももが攣った…(汗)。幸い、すぐに回復し、歩きに支障は無かった。赤谷山の左側には鹿島槍が姿をみせてたけど、下りるにつれ五竜岳になり、さらには唐松岳に変わった。角度の変化によるものだけど、面白い。
 下りは境界稜線から大猫平までの区間で特に気を遣った。道が不明瞭、また急に道が曲がる箇所が多いので、ピンクリボンを見逃さないように必死。大猫平の池塘群に差し掛かった時にはホッとした。大猫平からの下りも急なので気は抜けず、・1,400 mピークでの休憩を挟んで大猫山登山口に14:05に下り立った時にようやく緊張から解放された。そのままノンストップで歩く。馬場島野営場脇に差し掛かった時に、上りの時の大猫山登山口以来、久しぶりに人の姿をみた。天候に恵まれてたワリには、私の他に大猫山往復に挑戦するひとは居なかった様子(「猫猫周回」のひとが私の後ろから来ていた可能性はある)。14:33に馬場島荘に帰還。
 大猫平から上は、ササを掻き分けながらの歩きが常態化するなどコースのコンディションが悪いため、想定よりも時間が掛かり、軽くショック…。大猫山を往復し、往きも帰りもあのササヤブを通過するくらいなら、もしかして、片道をブナグラ峠経由にした「猫猫周回」したほうが楽???

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