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Yamareco

記録ID: 521660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

赤星山縦走 中ノ川→野田

2014年11月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
sin-kazama その他2人
GPS
--:--
距離
16.9km
登り
1,666m
下り
2,109m

コースタイム

日帰り
山行
11:20
休憩
0:30
合計
11:50
3:00
540
スタート地点
12:00
12:30
140
14:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
中ノ川登山口(手前)に車で行き、野田登山口に下りてJR赤星駅まで歩き、ひとつ西の駅・JR伊予土居駅下車。
JR伊予土居駅から中ノ川登山口まで歩いて車を取りに行く。
ハズがグダグダになり、タクシーで帰る。
コース状況/
危険箇所等
崩落あって中ノ川登山口まで車で行けませんでした。
取り付きは崩落個所からなので注意必要かと。
峨蔵越→ハネヅル分岐まではゴッツ濃いヤブでした。
赤星山までは薄い踏み跡アリ。赤テープもアリ(信用できないテープも多数)
赤星山・山頂直下は灌木ヤブでした
作戦会議し、0時間就寝、2時起床
2014年09月27日 22:24撮影 by  DSC-W610, SONY
9/27 22:24
作戦会議し、0時間就寝、2時起床
車で進めるのはここまででした。そこら辺に停める
2014年09月28日 03:06撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 3:06
車で進めるのはここまででした。そこら辺に停める
登山口まで地味に遠く、コ30分歩かされます
2014年09月28日 03:17撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 3:17
登山口まで地味に遠く、コ30分歩かされます
スタート
2014年09月28日 03:24撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 3:24
スタート
で、行き詰まります
2014年09月28日 05:03撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 5:03
で、行き詰まります
上は崖、前はヤブ
2014年09月28日 05:02撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 5:02
上は崖、前はヤブ
仕方ないので崖の行けそうなとこから登ります
2014年09月28日 05:02撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 5:02
仕方ないので崖の行けそうなとこから登ります
落ちたらアウツ! ではない高さですが、落ちたら骨折とかはしそう
2014年09月28日 05:16撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 5:16
落ちたらアウツ! ではない高さですが、落ちたら骨折とかはしそう
どれどれ、滝ですか
2014年09月28日 05:34撮影 by  DSC-W610, SONY
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どれどれ、滝ですか
見えない
2014年09月28日 05:33撮影 by  DSC-W610, SONY
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見えない
エサでも食いますか
2014年09月28日 06:05撮影 by  DSC-W610, SONY
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エサでも食いますか
さあここから
2014年09月28日 06:50撮影 by  DSC-W610, SONY
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さあここから
2m近いスズタケの歓迎。この後50分ほどコヤツらと戯れます
2014年09月28日 06:55撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 6:55
2m近いスズタケの歓迎。この後50分ほどコヤツらと戯れます
15分ずつくらいでラッセル?交代します
2014年09月28日 07:15撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 7:15
15分ずつくらいでラッセル?交代します
ヤブ終わり、分岐へ。ハネヅルってこんな漢字でしたか
2014年09月28日 07:38撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 7:38
ヤブ終わり、分岐へ。ハネヅルってこんな漢字でしたか
不明瞭な気がします
2014年09月28日 08:18撮影 by  DSC-W610, SONY
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不明瞭な気がします
さ迷ってるのに呑気にパシャリ
2014年09月28日 09:30撮影 by  DSC-W610, SONY
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さ迷ってるのに呑気にパシャリ
ときどき、決定的に道を外します
2014年09月28日 09:37撮影 by  DSC-W610, SONY
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ときどき、決定的に道を外します
美味しそう
2014年09月28日 09:48撮影 by  DSC-W610, SONY
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美味しそう
青木ヶ原樹海のよう。樹海行ったことないけど
2014年09月28日 09:49撮影 by  DSC-W610, SONY
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青木ヶ原樹海のよう。樹海行ったことないけど
目印・・イタズラ?
2014年09月28日 09:53撮影 by  DSC-W610, SONY
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目印・・イタズラ?
何やら道に出ました
2014年09月28日 10:29撮影 by  DSC-W610, SONY
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何やら道に出ました
右赤星?そのまま進んで30分時間ロス
2014年09月28日 10:37撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 10:37
右赤星?そのまま進んで30分時間ロス
これも進んでみましたが間違い
2014年09月28日 10:41撮影 by  DSC-W610, SONY
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これも進んでみましたが間違い
鉄塔左上の脚の上からが正解でした
2014年09月28日 10:39撮影 by  DSC-W610, SONY
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鉄塔左上の脚の上からが正解でした
第二鉄塔に到着
2014年09月28日 11:10撮影 by  DSC-W610, SONY
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第二鉄塔に到着
2014年09月28日 11:11撮影 by  DSC-W610, SONY
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2014年09月28日 11:11撮影 by  DSC-W610, SONY
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2014年09月28日 11:16撮影 by  DSC-W610, SONY
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進路に自信なくなります
2014年09月28日 11:12撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 11:12
進路に自信なくなります
まじめにコンパスと地図、GPSで現在地を確認。してたのに

2014年09月28日 11:26撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 11:26
まじめにコンパスと地図、GPSで現在地を確認。してたのに

テープあったどー
2014年09月28日 11:28撮影 by  DSC-W610, SONY
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テープあったどー
こっちにもある!
2014年09月28日 11:47撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 11:47
こっちにもある!
と、コイツらデビルアイで小さなテープを見つけます。地図見るのがバカらしくなってくる
2014年09月28日 12:58撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 12:58
と、コイツらデビルアイで小さなテープを見つけます。地図見るのがバカらしくなってくる
ハイハイ
2014年09月28日 11:49撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 11:49
ハイハイ
もう迷いそうもないのでテキトーに山頂目指します
2014年09月28日 11:57撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 11:57
もう迷いそうもないのでテキトーに山頂目指します
進め進めー
2014年09月28日 11:52撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 11:52
進め進めー
変なとこから山頂に出ました
2014年09月28日 12:02撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 12:02
変なとこから山頂に出ました
山頂
2014年09月28日 12:34撮影 by  SC-01E, SAMSUNG
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9/28 12:34
山頂
さあ下ろう
2014年09月28日 13:19撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 13:19
さあ下ろう
渇きます
2014年09月28日 13:50撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 13:50
渇きます
やけに
2014年09月28日 13:54撮影 by  DSC-W610, SONY
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やけに
楽しい
2014年09月28日 13:55撮影 by  DSC-W610, SONY
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楽しい
この道
2014年09月28日 14:05撮影 by  DSC-W610, SONY
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この道
マイナスイオンをブチュルブチュル喰らいます
2014年09月28日 14:14撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 14:14
マイナスイオンをブチュルブチュル喰らいます
滝無双
2014年09月28日 14:17撮影 by  DSC-W610, SONY
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9/28 14:17
滝無双
橋無双
2014年09月28日 14:23撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 14:23
橋無双
下山
2014年09月28日 14:38撮影 by  DSC-W610, SONY
9/28 14:38
下山
後ろ向き下りのほうが楽なんだそう
2014年09月28日 14:42撮影 by  DSC-W610, SONY
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後ろ向き下りのほうが楽なんだそう
出来そこないのお遍路さんのように国道を歩きます
2014年09月28日 15:31撮影 by  DSC-W610, SONY
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出来そこないのお遍路さんのように国道を歩きます
横山やすし、帰ります
2014年09月28日 16:24撮影 by  DSC-W610, SONY
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横山やすし、帰ります
ドキッ!としましたが「釣りするならお気をつけて」的な案内でした
2014年09月28日 16:26撮影 by  DSC-W610, SONY
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ドキッ!としましたが「釣りするならお気をつけて」的な案内でした
軌跡
2014年09月29日 21:54撮影 by  DSC-W610, SONY
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軌跡

装備

個人装備
武士道(bushido)<br />アークテリクス・アルファジャケット<br />100均のフォーク

感想

壊れたと思っていたデジカメが息を吹き返したのでレポります。少し前の記録なので今現在はどのようになってるかは分かりません。大差ないかも知れません。

何でも二ツ岳から赤星まで縦走できるようなので情報を集め、行ってみた。集めたとは言ってもイマイチ人気がないのかこのルート、情報が極端に少ない。少ないし古い。(エントツ山さん等のブログ見たのは下山後だった)まぁ完璧に調べてから臨んでもロマンに欠けるというものだ。

メンタル乙女の王子とすぐ投げ出しがちなワタクシ二人では心もとないので、筋骨隆々ミヨッシーを召喚、ヤブを押し付けることにした。2時間ほど仮眠し、マイナーな中ノ川登山口から3:00、スタート。

暗くて登山道を見つけられなくなったが、ミヨッシー自慢のハイパワーヘッドライトで道を見つけることができた。このライト、反対側の山の斜面もクッキリ照し出し、さながら軍隊のサーチライトのよう。「フルパワーで使うと三時間で電池が逝く」んだそう。そこまでのライトが必要かー?とか思ったが、実際容易に道を見つけられたし、ミヨッシーもご満悦そうな様子だったので黙っておいた。

ノコノコ登って峨蔵越。けっこうキツかった。いつかはやるであろう全山縦走のスタートはここ中ノ川登山口からかなと思っていたが、こんなしんどいのでは無理そうだ、やはり肉淵からにしよう。


ちょっと進むとすぐ優に180センチ以上あろうかという笹みたいなのが立ちはだかるヤブ道に到達。コイツら、スズタケと言うんだそう。ヌーンとかき分けてみるがどうにも「重い」 スズタケ自身が逞しいのと、時折太い幹の木が混ざっているのとで、ちょっと押したくらいではビクともしないのだ、コイツら。そして痛い。ぶっといトゲがあるのも潜んでいて、そこら辺の軍手ではあっさりトゲに貫通されてしまう。両手で平泳ぎしながら進むが平泳ぎしてると防御お留守、ノーガードの顔面に容赦なく蜘蛛の巣がかかる。

仕方ないので半身になり、右手でヤブ押さえつけつつ左手に持った拾った棒切れで蜘蛛の巣コチョコチョやっつけながら進む。顔はのけ反りぎみだ。そして息を止める。右手が疲れてきたら勇者の剣を持ち替え、コチョコチョする。繰り返してるうち、だんだん面倒くさくなってきたのでエイヤッ!とヤブに突っ込んでみた。突っ込んだはいいが、あっという間にスズタケたちに絡まれ、全く身動き出来なくなるという始末。

もうワタクシは心折れたのでトップ交代、王子に代わってもらい後ろに離脱。二番手は二番手でこれまた進むのもなかなか難しい。先頭がヤブをかき分けた後、埃をモロに喰らうのと、スズタケどもの戻りが強く、ビシバシ体を打ち付けてくるのとでストレスが溜まる。ここは先頭のスリップストリームに付けたほうが良いんじゃないかと言うことで先頭の背後に密着しザックに顔を埋め、腰を掴んで進んでみる。

これはいい、ずいぶん楽に進めるではないか。ミヨッシーも心得たのか、ワタクシの後ろに付き、同じ体勢を取る。

しばらくシュッシュッポッポしてるとだんだんヤブが濃くなり、ついにはかき分けられない深さになってきた。どうしたものか思案してると王子がいいのを考案する。スズタケの足元なら進めるだろうと、しゃがんで進もうと言うのだ。しゃがみ、片手で斜め上方を払いつつウサギ飛びの要領でピョンピョン跳ねながら「涅槃で待つ」と王子はヤブの奥に消えて行った。仕方ないので我々も続く。

しかしなんと言うか・・疲れる。特にウサギはことさら疲弊するので、もう数回ウサギをやらなければならないようなら撤退もやむなしという考えがよぎる。帰りの体力も考えとかないといけない。そんなことを考えていると急に前方が明るくなり、ヤブ道終了、ハネヅル分岐に出る。

ここから先もプチ迷ったり、中尾登山口に下山しそうになったりしたが順調に赤星山頂直下まで進む。最後のほうは道もヘッタクレもなかったので各自思い思いに登り、山頂到着。あとは普通に野田登山口まで下山し、車を取りに中ノ川登山口まで歩いて帰る。 つもりが途中でネをあげ、11号沿いでタクシーを呼んだ。

キッタネー恰好に全身イカ臭い三人だったので乗るのに恐縮したが、グラサンかけ豪快口調、華奢な体つきの横山やすしみたいな運ちゃんは意にも介さない。自身もよく登山するんだとのこと。「中ノ川から登ったんかオマエら?」「ワシはよく豊受山に登んねん」とよく喋る喋る。道が悪いので底をゴリゴリぶつけても「なんじゃこりゃあ。怒るでしかしー」と言いつつも臆することなく進んでくれるいいオッサンだった。「エエかー、豊受や。豊受に登るんやで!」と言い残し、やっさんは帰って行った。

ヤブも美しい滝の小道も全部ぶっ飛んだ。やっさんに全部持ってかれた。


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