初心者の友人を案内して御在所・鎌ヶ岳周回へ。紅葉にはまだ早い！

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,044m
• 下り: 1,051m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:10

6:55 中道登山口
7:40 7:45 おばれ石
8:00 8:05 地蔵岩
8:13 8:16 キレット
9:13 9:17 富士見岩
9:25 9:47 御在所山上公園駅
10:00 御在所山 一等三角点
10:00 御在所岳
10:00 御在所山 一等三角点
10:10 10:20 御在所岳
10:46 天指岩
11:14 武平峠
12:17 12:40 鎌ヶ岳
13:10 武平峠
14:55 中道登山口
15:05 ゴール地点

コースタイムはかなりゆっくりめ。初心者の友人Lの歩けるペースを探りながら探りながら、スローペースで歩きました。休憩もこまめに何度か取っています。

天候

気持ちの良い秋晴れ！暑いくらい！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

名古屋方面から伊勢湾岸道を走って四日市ICへ。四日市ICからはR477(鈴鹿スカイライン)を通って、旧料金所駐車場まで約15分。

コース状況／危険箇所等

難所・危険箇所はほぼありません。中道ルートでは、唯一、6合目を過ぎてからのキレットくらい。

その他周辺情報

下山後は希望荘、グリーン・ホテル、片岡温泉アクア・イグニス、どちらでもお好みで。
今回は「パンも買いたい！」という友人の希望によりアクア・イグニスへ。

写真

中道登山口はこちら。きちんと登山届を出しましょう！

先を歩いて行かれる方の姿が。こんな歩き始めの道です。

中道ルートの歩き始めて少しの辺り

おばれ岩、これはちょっと引きで全景を。

おばれ岩、寄りで。close-up。

地蔵岩と、その向こうに眼下の四日市の街並みや伊勢湾を見晴るかす

地蔵岩、アップで。

5合目

途中、山頂への途中のピークがこんな風に見えます

こちらはキレットへ向かう少し前

こんな風に片側が切れ落ちている崖があって...

さぁ！いよいよキレットを下ります！

8合目を過ぎて急登を登ったら、割と呆気なくこの看板が現れます

富士見岩。ここは少し風が強い

富士見岩にこの仁王様(顔が三面あるから阿修羅？)がおわします

アスファルトで舗装された道をたらたら歩いて行くと、この一等三角点広場。いつものことながら、立派過ぎ。

一等三角点広場より先の展望の岩場で、ポーズ。あの高みを目指すのだ！...なんてね。

御在所の展望から、これから向かう鎌ヶ岳を望む

この杉の佇まいが何となく好き

鎌ヶ岳と天指岩。Yeah!!!

程なくして武平峠

さ、鎌が迫って来ましたよ

もういっちょ、鎌！いつものことながら格好いいなぁ

こちらは山頂直下の巻き道のザレている箇所

鎌山頂から望む御在所岳。いつもはこの右肩辺りに御嶽が見えるのに、この日は見えなくて変だな...と思っていた。その理由は、下った後でわかった。

鎌山頂。去年まではあった山標がなくなっている。あの看板はどうしてしまったんだろう？

鎌山頂から雨乞、イブネ・クラシ(？)、御池方面。

鎌から下って、武平峠から湯の山温泉方面へ歩くとここへ出る

武平トンネルのすぐ脇

鈴鹿スカイラインと並行する登山道を下っていくと、三ツ口谷と交わる道へ出て、ここへ。中道登山口の対岸です。お疲れさま。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

dachanh

前々から「山登りに連れて行って！」と頼まれていた初心者の友人Lを案内して、鈴鹿の御在所&鎌ヶ岳へ。
高度がなくても起伏があって変化に富んでいる御在所の中道なら初心者でも楽しめるだろう、という読みと、へなちょこの私でも余裕で初心者をリードして歩けそうな山を、という意図のもとに。
計画は当たりでした。
御在所＆鎌ヶ岳はまさに初心者でも無理なく歩けて、かつ山の楽しさを存分に楽しめるルートですね。
友人Lのペースや体調によっては、鎌ヶ岳をパスして御在所だけで下って来てもいいようにと計画していましたが、普段から少しは運動しているLの足では、ちょうど苦にならずに歩ける距離と起伏だったようで、面白がって歩いてくれました。
登山届を出すことや、登山の装備、水分の摂り方、歩き方など、一通りのレクチャーもしつつ、小休憩もぼちぼち取りつつだったので、一人で歩く時よりもかなりゆっくりめで時間もかかりました。
当初の予定では、鎌からは長石谷を下って周回して来るつもりだったのですが、御在所から武平峠までの下りで私が少しだけ足をひねってしまい、ブレーキをかけながら下る際に足に弱い痛みが走る感じだったので、急な下りがある長石谷は回避して、武平峠から湯の山温泉へ下るゆるめのルートを歩くことにしました。
このルートを歩くのは初めてだったのですが、鈴鹿スカイラインと並行する感じで中道登山口の対岸辺りまで登山道が作られており、ところどころ道が消えかけている様でわかりにくい箇所もあるものの、小さな渡渉も数ヶ所あって、のんびり森林歩きを楽しめるようなルートでした。
ただ、鈴鹿スカイラインと並行しているだけあって、車やバイクの音が常に響くのと、道に無数のゴミが捨てられていたり散乱していたりするのが残念な点ではありました。
土日ともに気持ちのいい秋晴れだったので、内心「あぁ、この季節なら鈴鹿ではなくて北アルプスの方の3,000m峰に泊まりで登りたかったな...」と思ったりしてしまいましたが、友人Lは「すごく楽しかった！風も気持ち良かったし、山っていいね！」とかなり満足して喜んでくれた様子だったので、行った甲斐はありました。
鎌ヶ岳の頂上からの展望で、いつもは見える御嶽が灰色に煙っていて見えなかったのを訝っていたのですが、まさかあんなことになっていようとは...。
下山後、母から携帯に電話が入り、「まさかと思うけれど、今日、御嶽に登っていないよね？」と確認があったので、やはり家族へはきちんと行先を知らせて出かけなければいけない...と反省しました。
余計な心配をさせないようにと、いつもふらっと山へ出かけていたのですが(もちろん、登山届は出して、保険もかけていますが)、これからはきちんと知らせて出ようと思います。
今回の御嶽の不慮の噴火に遭われた方のご快復、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。