中房温泉から槍ヶ岳(紅葉と雲海の表銀座)


- GPS
- 49:00
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 2,787m
- 下り
- 2,718m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:50
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:10
天候 | 9/30:曇時々晴れ 10/1:晴れ 10/2:晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
個人的には槍の穂先よりも東鎌尾根の梯子のほうが怖かった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
|
---|
感想
今年3回目の北アルプスは山小屋2泊の表銀座縦走。
実は8月頭に計画していたけれど、その時は天候不順で途中撤退。
紅葉が見頃のこの時期にお休みを貰えたので再度チャレンジ。
早朝に家を出発して中房温泉到着は12時。
ちょっと雲が多いけど、日差しがでていて気持ちが良い。
マイペースで合戦尾根をじっくり登っていく。
合戦尾根は北アルプス3大急登と言われているけど道自体は歩きやすい。
でも、急な登りなので、なるべくゆっくりを心掛けても汗だくになる。
合戦小屋についた頃には辺り一面ガス状態。
濡れた長袖シャツを脱いで半袖Tシャツに着替えて行軍再開。
(結局これくらいでちょうど良かった)
今日泊まる燕山荘には16時前に到着。
少し時間があるので燕岳に登るけれど、ガスがかかり視界はいまひとつ。
でも、山頂から戻った後、同室の人の話を聞くと、日の入り間近の
夕焼けはすごかったらしい。
(見られず残念)
燕山荘は歴史は古いけれどとても綺麗。
寝室は「山小屋」な感じだけれど、改築、増築で設備は全般的に
新しくなっている様子。快適で意外としっかり眠ることができた。
10/1の朝は食事のタイミングに日の出が重なった。
今日が正念場なので撮影はそこそこにして食事をしっかり取る。
歩き出しは6時半。
もう10月なので朝はかなり寒い。
最初は冬の関東近郊の山に登る時と同じ冬用インナー+アウター
で歩き出す。
でも、快晴で日差しが強いので30分も歩くと汗がでてくる。
最終的にTシャツ1枚で問題ないくらいになった。
お昼に西岳の温度計をみたら20度近くあった。
この時期は特にレイヤの調整が難しいと実感。
表銀座は初心者向けというけれど意外と怖い所が多かった。
個人的には東鎌尾根の3段梯子は、前回の黒戸尾根や槍の穂先
よりも怖かった。
黒戸尾根は樹林帯に梯子がついているので高度感がないし、
槍の穂先は頂上直前の2段梯子は怖いものの、他の岩場は
手や足の掛け所に悩むことが少ない分安心感がある。
でも東鎌尾根は急峻な岩場に梯子がついていて、必然的に
梯子以外の選択がなく、高度感があるのが理由かな。
(最終的には慣れの問題かもしれない)
要所でしっかり休憩して、ゆっくり確実に梯子をこなして
想定より遅れたもののヒュッテ大槍に到着。
ヒュッテ大槍は小さな山小屋だけれど夕食が秀逸。
白ワインやしっかり作り込んだパスタが出てくる豪華さ。
あと、荷揚げの翌日には野菜がたくさん食べられるらしい。
宿泊設備についても十分なレベルと感じた。
10/1の晩は冷え込んだせいか、なかなか眠れなかった。
明け方、毛布から少し足が出ただけで全身震えがくるような寒さ。
それでも何とか一眠りして起きると、外は晴れているけれど
かなりの強風。
槍の穂先に登っていないので、どうしたものかと悩むけれど
まだ東鎌尾根の残りが少しあるのでこれを歩いて、天候を
みながら判断することにして歩き出す。
東鎌尾根を歩いていると若干風が収まってくる。
大丈夫そうなので槍ヶ岳山荘で荷物をデポして穂先に取り付く。
勢いで一気に穂先まで登ってみると山頂には誰も居なかった。
(写真撮影もできないくらい混んでいる事が多いのでラッキー)
ひと通り山頂を堪能した後下山開始。
10/2は昼から天気が崩れる予報だったので、12時台には
上高地に入りたい。
歩きなれた道で特に不安な要素もないのでさくさく進む。
少々天気は怪しかったけれど、雨には降られずに下山できた。
その後は、風呂に入りたい強烈な欲求に従い、近くのホテル
のお風呂を使わせてもらい、3日間の汚れを落とした。
朝イチで開始して頑張れば西岳1泊で縦走もできそうだけど
じっくり楽しむなら今回の行程はベストかなと思ったのでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート

ヒュッテ大槍で隣になったaiharuppです。
こちらは、膝にすこし水が溜まったようで、曲げずらいのがやっとよくなりましたが、それよりも、お尻からももの裏にかけて痛みがあって、どうも筋肉痛ではなく坐骨神経痛ではないかとのことで、今後は膝と坐骨神経痛の予防に気をつけないといけなさそうです。
お互い、怪我に注意しましょう。
またどこかで会えると良いですね。
aiharuppさん
コメントありがとうございます。
こちらはヒュッテ大槍から槍の穂先に向かったのですが、頂上からの下りで少々膝が怪しい感じになりました。
何とか事なきを得たのは夜に頂いたあれのおかげかも(良い情報ありがとうございます)
ただ、足首の古傷のほうは防ぎきれなかったみたいで、その後2〜3日間は腫れで足のサイズがひと回り大きくなりました(苦笑)
ちなみに、aiharuppさんが今回歩かれたのは、当面私が目標にしているルートだったりします。(記録、参考にさせてもらいます)
お互い無理せずにやっていきましょう。
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