フジアザミとトリカブトだらけの秋の三ッ峠山〜天上山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 696m
- 下り
- 1,086m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
三ッ峠登山口10:10 ※三ッ峠登山口へ行く河口湖駅〜天下茶屋のバスは4月〜11月の季節運行 |
写真
感想
この週末はは浅間山とか丹沢とか考えていたのだが、天候とかいろいろ考慮してお手軽な三ッ峠山にすることにした。
三ッ峠山に2年前の春に登ったときは富士急行三つ峠駅に下ったので今回は天上山方面に縦走して河口湖畔に戻るコースを歩いてみることにした。
車で行き河口湖畔の山梨県営河口湖無料駐車場(富士河口湖町船津地域の県営駐車場)に停め、天下茶屋行のバスに乗り三ッ峠登山口バス停で下車。
そして三ッ峠山〜霜山〜天上山を経て下山するというコースを取るとちょうど県営駐車場に戻ることができる。
今日は朝から曇り空で、道志みち(国道413号)で向かうと丹沢あたりもひどく雲が垂れ込めていて、登るのにそこそこ時間のかかる蛭ヶ岳にしなくてよかったなと思った。
県営河口湖無料駐車場に停めてバス停に向かおうとすると県営駐車場内なのになぜか小屋を設営しているボート屋のおやじが三ッ峠に行くのかと聞いてきた。
そうだと答えると「なんぼ無料駐車場と言っても2時間までなんだ」と繰り返しトンネルの向こうに駐車場があるからそこへ停めろという。
県営駐車場で無料と書いてあるのだからボート屋のおやじの管轄外だと思うのだが、なんだか悲壮感も漂っていることだしボート屋の経営も厳しいのだろうと思い、言われた「トンネルの先の駐車場」に停めることにした。
後からネットで調べてみると山梨県観光部観光資源課に県営駐車場の私物化について苦情が入っているようだ。↓
http://www.pref.yamanashi.jp/quick/2007/0729.html
トンネルの先には県営の駐車場が何箇所かあったが、産屋ヶ崎バス停に近いところに停めそこからバスに乗った。
今日はこんな天気にも関わらず臨時バスが出たようで、1台先に通過してしまったので間違って次に来た芦川農産物直売所行のバスに乗ろうとしてしまったのだが、運転手が親切にも無線連絡を取ってくれ、天下茶屋行のバスはすぐ来ると教えてくれた。
三ッ峠登山口から三ッ峠山頂までは山上の山小屋の荷揚げの林道なのでゆるやかな登山道だ。
ゆるゆると登っているうちに山頂についてしまう。
前に来た春とはまた違った雰囲気で、フジアザミとトリカブトがやたらと目につく。
特に三ッ峠山頂=開運山にはフジアザミのかなりの大株の群落がたくさんあった。
そして三ッ峠も、高尾山、丹沢塔ノ岳、箱根金時山と同じような感じで10代っぽい登山者が多い。
前に偶然テレビを見ていたら「ヤマノススメ」というアニメで三ッ峠をやっていたが、そういう影響もあるのかもしれない。
ここからは初めての天上山に向けての縦走だ。
高いとこから緩やかに下っていく稜線なので秋の気配を感じながら心地よい。
枯葉の香りがすると幼稚園生の頃に枯葉を拾って遊んだことを思い出す。
同じ御坂山地の黒岳に行ったときはブナが多かったが、三ッ峠付近にも少しはブナがあるようだ。
そしてそのブナやミズナラの葉も全体的に少し黄味がかかってきておりそこに時折陽が射すとすごくきれいだった。
今日はまったく富士山は見えなかったが、ミズナラ林を中心とした稜線歩きはストレス解消にはもってこいだった。
県営河口湖無料駐車場に停められなかったので、天上山から下りたところから産屋ヶ崎までは湖畔を歩くことになるが、車道横を歩かなければいけないと覚悟していた。
ところが湖畔沿いには遊歩道が整備されていて歩きやすく、30分弱河口湖を眺めながら歩くのも気分がいい。
この遊歩道の存在を知ることができただけでもあのボート屋のおやじに感謝せねばなるまい。
帰りは山中湖温泉紅富士の湯に寄る。
なんだか最近混んでいる日帰り温泉は苦手になってきた。
そして、山中湖畔の小作でほうとうを食べる。
先週は甲府の小作でほうとうを食べたので、2週連続で小作のほうとうである。
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