横手山ー池ノ塔ー芳ヶ平:素晴らしいLast Powder Tour

2023年03月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 5.7km
• 登り: 452m
• 下り: 603m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:14

距離 5.7km 登り 453m 下り 603m

9:21 横手山頂ヒュッテ
9:26 渋峠リフト山頂駅
9:38 県境の宿 渋峠ホテル
9:38 9:53 渋峠
10:12 池ノ塔山
14:23 14:24 日本国道最高地点
14:39 県境の宿 渋峠ホテル

天候

横手山・渋峠スキー場の予想最高気温はー3℃、渋峠はスタート時、帰還時ともにー7℃、横手山山頂スタート時は曇り、徐々に晴れベースとなったが、渋峠帰還時はガスが湧いてきて視界不良、風は国道最高地点あたりは風がやや強く、時々10m／秒ほどに強くなっていた。横手山山頂からゲレンデ下山滑走時はガスでやや視界不良であった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

陽坂駐車場は8：20到着時、9割程度の占有率であった。

コース状況／危険箇所等

・横手山・渋峠スキー場の積雪180cm、3/2に丸池で25cmの降雪がありリセットされていた。
・横手山山頂から渋峠スキー場を滑走し、渋峠から池ノ塔に先行トレースを辿りシール登行、国道に向けシラビソ林間滑走、良質パウダーが温存されていたが、底ありの新雪２０〜30cm、オープンエリアではサンクラスト気味のエリアもあった。国道付近はガリもある。
・まずカール状急斜面を標高差60mほど滑走、ターンし易いパウダーが温存されていた。国道に登り返し芳ヶ平まで東尾根ルートを滑走、ほぼパウダーが温存されていたが、一部クラスト気味なエリアもあり、また下部はやや重パウダーのため、慎重に滑走した。

その他周辺情報

リフト券：一人10ポイント1400円
わくわくの湯：500円(湯田中渋温泉近く)

写真

3/4 9:55

この日は気温の上昇は抑えられスキー場の予想最高気温はー3℃、ツアースタート時の渋峠はー7℃

3/4 10:02

前々日の降雪量２０〜30cm、新雪でリセットされた雪面、先行の10人Pに続いて池ノ塔に向かう。

3/4 10:27

池ノ塔で定番の記念撮影、まだ曇り空で草津白根山の雄姿は見れない

3/4 10:33

国道までシラビソ林間滑走、おおよそ滑り易いパウダーであるが一部クラスト気味で要注意、マイシュプールにニンマリ1

3/4 10:33

早くも歓声を上げながらのパウダー滑走

3/4 10:33

Sさん

3/4 10:36

条件が良さそうなのでカール状急斜面を滑走、既に先行シュプールがけっこうある。マイシュプールとFさん

3/4 10:37

ＳIさんも安定滑走

3/4 10:37

SAさん

3/4 10:37

山スキーセット新調のAさん、調子良さそう、KAさんは相変わらずボーゲンで安定滑走

3/4 10:39

素晴らしいカール滑走

3/4 10:39

まず序盤戦は大満足、標高差60mの快適パウダー滑走、これ以上下部は上級者向け、今日のメンバーではここまで

3/4 10:55

登り返しシール登高、青空が広がりルンルン気分

3/4 10:55

カール状急斜面はシュプール多数、我がPは比較的緩いエリアを標高差60mほど滑走、ボトムへの滑走は見合わせた

3/4 11:01

滑走シュプールを利用してのシール登高は苦にならない

3/4 11:19

国道にトウチャコ、タイミング良く草津白根山の雄姿をゲット

3/4 11:19

芳ヶ平湿原を俯瞰、昨年まで頻回に宿泊した赤い屋根のヒュッテが見える

3/4 11:23

今日の同行者、このエリア初体験は３名、さあこれからお楽しみの標高差300mの芳ヶ平までの東尾根滑走です。スタート直後は狭い緩斜面尾根、シュカブラあり、シラビソ林間ウェーブあり、雪質は徐々に良くなる

3/4 11:31

細尾根が終わり快適な広いエリアに来た

3/4 11:32

良質パウダーの緩斜面

3/4 11:33

いつもパウダー滑走が楽しめる左側の沢地形の中・急斜面、素晴らしいシュプールが刻めた

3/4 11:34

SIさん安定フォームてリズミカルにターンを楽しんでいる

3/4 11:35

KAさん、Fさん

3/4 11:37

広い緩斜面、良質パウダー温存、マイシュプールとAさん

3/4 11:37

後続メンバー

3/4 11:41

マイシュプールにニンマリ2

3/4 11:41

Aさん、ご機嫌滑走

3/4 11:41

SAさん、KAさん

3/4 11:46

終盤はやや重で慎重に

3/4 11:48

まだ雪質はそれほど悪くない

3/4 11:49

11:49、この日は気温上昇が抑えられており最後までまあまあの滑走感、しかしこのエリアは遅い時間帯や気温上昇により悪湿雪、クラストモナカなど要注意エリア、スキーヤーズレフトの35度位の急斜面は雪崩れ要注意

3/4 11:49

芳ヶ平への最後のパウダーラン

3/4 11:53

素晴らしいパウダー滑走堪能できましたね‼️ボトムの平地で大休憩した。

3/4 12:50

登り返しは滑走シュプールを利用して、12：50の時点で既にクラスト始まっており、この時刻での、滑走は難儀しそう。

3/4 13:19

登り急斜面登高・方向転換が苦手なメンバーに、アドバイスしながら頑張った

3/4 13:51

芳ヶ平を振り返る

3/4 13:53

尾根シール登高時覗いて見ると、カール斜面後半の急斜面にはクラックが入っており、そこを通過するシュプールあり

3/4 14:16

国道到着時ガスガス湧いてきたが、最高地点での記念撮影の時には、ガスが切れてきた

3/4 14:17

小生も冥土の土産の証拠写真を撮って頂いた。また来年も来てみたい

3/4 14:30

渋峠に向かう国道上から左側のシラビソ林、太陽☀️が覗いてきた

3/4 14:31

なかなか良いショットをゲットできた

3/4 14:32

渋峠に帰還

3/4 14:33

スタート時と同じー7℃、芳ヶ平での休憩時は多分ー3〜4℃には上昇していただろう。横手山山頂へのリフト乗車中やゲレンデ滑走始めは更に気温が下がっていたのか、寒くて手は凍傷になりそうな感じで必死に指を動かしていた

3/4 14:36

渋峠に防災ヘリコプターはるなの墜落事故の慰霊碑が新設されていた。やはりこの辺りは気象状況か厳しくなるエリアであることを再確認した

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

teledaisuki

・芳ヶ平ヒュッテ泊でのBCツアーは20年ほど前から頻回に実施していたが、メンバーの高齢化、厳しい気象状況などしばらく途絶えていたが、昨シーズン久しぶりに宿泊BCを実施した。最近は渋峠スキー場からの日帰りツアーを毎年のように実施し、初期・中級者、このエリアの初体験者を案内し、このエリアのBCツアーの素晴らしさを共有している。
・前週末の神奈山藤巻尾根BCが今シーズン最後のパウダーツアーと考えた。今週は当初、全国的に高温傾向の日が多い天気予報てありパウダーは諦め、ツアーエリアの選択に苦慮する日々であったが3/2の木曜日に一時的に弱い冬型となり、標高の高い志賀高原エリアでそれなりの降雪が見込まれ、その後数日は気温の上昇は抑えられる天気予報であったため、芳ヶ平BCで正真正銘の今シーズン最後のパウダーツアーを楽しむことが期待できた。
・流石に標高の高いこのエリアはパウダーが温存されており、ラッキーな素晴らしいパウダーのご褒美を頂いた。ただ翌日の日曜日にはクラスト・モナカで苦労するが予想され、この時期の千変万化する雪質には、うまくタイミングを捉えて充分注意して安全BCを心掛けることが重要である。