中宮から大笠山 〜イグルー泊〜
- GPS
- 22:10
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,213m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 10:10
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 12:08
天候 | 3日 曇りのち晴れ 4日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://goo.gl/maps/HqAUdCV7MRLCrbXV7 トイレは日中使用可、深夜は未確認 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■中宮温泉スキー場〜中宮山〜大瓢箪山 ・P829まではゲレンデを登りそこから、林道を歩いてヘアピンカーブ部分から少しだけ急登を登ると尾根に出る ・そこからはアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていく感じ ・危険個所は2ヶ所。やどみ尾展望台手前の細尾根と大瓢箪山手前P1380への急登部分 ■大瓢箪山〜大笠山 ・こちらもアップダウンの繰り返しだが比較的安全 ・P1657への登りは急登、そこを登り切れば山頂までは緩やかで広い尾根歩きとなる |
写真
感想
2月は仕事が忙しく全く山に行けず終了(>_<)
3月に入ってやっとまともな休みが貰へ約1,5ヶ月ぶりの登山、計画は中宮から大笠山、笈ヶ岳を経て一里野に下りる周回。しかし前日仕事終わって道の駅瀬女に向かう途中から雪、前日からの降雪もまあまあ積もっておりこの時点で周回無理なのは薄々分かっていた。もう少しライトな山を周回するプランBの計画もあったが、諦めきれずそのまま車中泊して翌日4時頃中宮温泉スキー場をスタート。
もちろんトレースなどあるはずも無く、尾根に出る時点で大笠ピストンに変更、…と言うかとにかく今日は行けるところまで行くしかない。前衛峰にあたる大瓢箪山(おおふくべやま)にすら届かなければ明日の大笠は諦めるつもりだった。
大瓢箪山含めここら辺は夏時期にすら来たことが無くすべてが新鮮、予報通りお昼近くになると晴れだし展望も良くなってきた。序盤の諦め&修行モードから一変して天国モードに突入。別に泊まりで大瓢箪山ピストンでもイイじゃないか!。そう思うと逆に足の調子も良くなるから不思議だ。
事前調査で分かっていたが、この尾根は細かいアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていくコースでとにかく長い。でも展望は良く南側には遠くに白山、手前に一里野からブナオ山〜冬瓜山〜笈ヶ岳の稜線ルートが綺麗に見える。
北側はあまり分からないが、たぶん松尾山、烏帽子山や奥三方山などが見えていると思われる。
危険な細尾根、急登区間も2ヶ所ほどあったが何とかクリアして最低目標である大瓢箪山に13時頃登頂。東側が広く開けていて笈と大笠の眺望が抜群に良い。
もうここでイグるか⁉、かなり迷ってとりあえず昼食タイム。もう完全に笈は諦めていたのでマッタリして明日軽いザックで早出すれば大笠ピストン出来るだろうけど、なにか不安。とにかく近づいておくに越したことは無い。
腰を上げて進んではみたものの、あまり先に進み過ぎると展望悪くなりそうだったのでイグれそうな小ピークで本日終了。結果的に大瓢箪山から30分ほどしか進んでおらず中途半端だった。
今回のイグルー造りはとにかく時短メインで取り掛かる。降雪直後にて深く掘れるのは分かっていたので最初の円は小さくして映えは捨てていた。しかしまあまあのが1時間20分で出来た、やっぱ私は才能あるのかな(笑)。
とにかく自己ベスト更新が嬉しかった、また一歩目標の1時間に近づけた。
いつもならイグルー造り終わるころ辺りは暗くなるのだが、この日はまだ明るく風もなし。まったり外で水作りしながら大展望を満喫♪。話相手でもいれば更に良かったけどしょうがない。暗くなってから食事して就寝、19時には寝たと思う。
翌日は御来光時間から逆算して3時出発予定も20分ほど遅刻、これほど山で寝たのは久しぶりと思うくらいぐっすり寝すぎた。大瓢箪山から大笠山もかなり長いが、さほど危険個所もなくコースもほぼ1本道。深夜でも迷いなく進めほぼ御来光時間に登頂。しかし肝心の御来光は不発、それどころか天気が怪しかったので記念撮影だけして速攻で戻った。確か今日も予報良かったはずなんだけどなぁと思いながら戻っていたが、やはり途中から晴れた。しかし今日の工程もそれなりに長く、山頂で粘れても30分程度だったのでどうしようも無かった。
イグルーに戻って昼食食べて下山、深夜もほぼ無風だったようで前日のマイトレースがしっかり残っていた。と言うか消えてたら夕方下山すら怪しかった。
宿泊地からもしっかり5時間ほどかかったがなんとか15時頃に中宮スキー場に出て安堵。ダラダラとしたアップダウンの繰り返しでひたすら長いのと最後がスキー場なのは加賀禅定道(百四滝コース)とそっくりだなと思った。
初日に大笠近くまで行ければ翌日深夜から笈アタックも出来たが、今の私の足と体力では無理だった。1泊でも最初からアイゼン歩行か最低でも踝ラッセル程度じゃないと私には厳しい周回コースだと分かった。やっぱり笈はそう簡単には登頂させてもらえない難攻不落な山だと痛感した。またそれが魅力だし。
しかし今回も降雪直後で真っ白な山々を見れたし最低目標の大笠には登頂出来たので良しとしたい。
イグルー泊もあと3回くらい出来たらなと思う。雪よ、融けないでくれ!
コメント
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イグルー完成度が凄い😎
4月なら周回出来ますよ。😉
やっぱ早すぎでしたが大笠まで行けたので下見は出来ました。
次回はキッチリ周回したいです!
イグルーは造るのが楽しいです♪
昔、笈ヶ岳の北のピークにイグルー泊しましたが、この大笠山南西面の広大な千丈平の真ん中のピークにイグルー作って泊まってみたいな〜と思いました。またの記録を楽しみにしております。
コメントありがとうございます!
その記録今回出発前に拝見しました。笈ヶ岳は近年人気の山になっていますが南側からピストンされる方がほとんどで、大笠山側から登っている方検索したらヒットしました。
20年前に大門山から三方岩岳まで縦走されている驚きの記録でした。
最初は千丈平でイグルー造るつもりでしたが、米山さんの記録拝見して同じ場所も狙っていました。まあ結局どちらも叶わずでしたが(汗
今回自己ベストタイムで出来たのが嬉しかったです。私も2、3泊くらいの縦走で一気にレベル上げたいです。
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