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Yamareco

記録ID: 524110
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ハイキング
甲信越

戸隠西岳ードキドキの連続ー

2014年09月29日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.3km
登り
1,267m
下り
1,247m

コースタイム

5:10鏡池(どんぐりハウス駐車場)出発 − 5:55草原 − 8:00無念の峰 −
8:55P1弁慶峰 − 9:30西岳 − 10:15本院岳 − 12:15八方睨―昼食 −
12:40下山開始 − 13:30百軒長屋 − 14:10神社奥社 − 14:45鏡池着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鏡池のどんぐりハウス駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
無念の峰から八方睨下の蟻の塔渡まで危険な所が続くので気を抜かないようにしましょう
その他周辺情報 戸隠といえばそばも有名なので、唯一?の日帰り温泉「神告げ温泉」に寄り、汗を流してそばをいただいた。ここのそばは、予想通りコシが強くシャキシャキとした食感がよかった。
まだ暗い登山口、届を出して行きます
2014年09月28日 21:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/28 21:13
まだ暗い登山口、届を出して行きます
渡渉地点 水量は少なく難なく渡れる
2014年09月28日 21:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/28 21:35
渡渉地点 水量は少なく難なく渡れる
草原に出た。モルゲンロートの戸隠連峰がまぶしい
2014年09月28日 21:52撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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草原に出た。モルゲンロートの戸隠連峰がまぶしい
これから登るP1尾根 けっこう急なところも見える
2014年09月28日 21:52撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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これから登るP1尾根 けっこう急なところも見える
いよいよ鎖が始まった
2014年09月28日 23:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/28 23:01
いよいよ鎖が始まった
峰に出た。景色が開け、気分の良い尾根歩き
2014年09月28日 23:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/28 23:03
峰に出た。景色が開け、気分の良い尾根歩き
右手には本院岳から伸びるダイレクト尾根の岸壁が迫っている
2014年09月29日 07:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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右手には本院岳から伸びるダイレクト尾根の岸壁が迫っている
行く手に岩壁が出現 やや緊張
2014年09月29日 07:21撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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行く手に岩壁が出現 やや緊張
少しづつ高度を上げる 紅葉も始まり、景色を楽しみながら進む
2014年09月29日 07:21撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 7:21
少しづつ高度を上げる 紅葉も始まり、景色を楽しみながら進む
オヤマリンドウ?
2014年09月29日 07:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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オヤマリンドウ?
熊の遊び場 こんな狭いとこで遊べるの?
2014年09月29日 07:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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熊の遊び場 こんな狭いとこで遊べるの?
振り返ると、いままでのルートが見えてきた
2014年09月29日 07:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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振り返ると、いままでのルートが見えてきた
その左手には飯綱山
2014年09月29日 07:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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その左手には飯綱山
八ヶ岳の左にうっすら富士山、右手には南アルプスの山々
2014年09月29日 07:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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八ヶ岳の左にうっすら富士山、右手には南アルプスの山々
少し急でも足場には困らないので、3点確保で進む
2014年09月29日 07:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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少し急でも足場には困らないので、3点確保で進む
無念の峰 意味はこの後の梯子場のことか?
2014年09月29日 08:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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無念の峰 意味はこの後の梯子場のことか?
大分高度も上がってきた
2014年09月29日 08:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/29 8:10
大分高度も上がってきた
皆さんがコメントする梯子場 まず左手のボルトに左足を乗せさえすれば後はなんということはない
2014年09月29日 08:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/29 8:23
皆さんがコメントする梯子場 まず左手のボルトに左足を乗せさえすれば後はなんということはない
蟻の塔渡 幅広く普通に通過できます
2014年09月29日 08:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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蟻の塔渡 幅広く普通に通過できます
P1に着いた 
2014年09月29日 08:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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P1に着いた 
ここから西側は木々が邪魔して景色はイマイチ
2014年09月29日 08:48撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 8:48
ここから西側は木々が邪魔して景色はイマイチ
背後には飯綱山
2014年09月29日 08:48撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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背後には飯綱山
東側にはこれから進む西岳・本院岳、その後ろには高妻山
2014年09月29日 08:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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東側にはこれから進む西岳・本院岳、その後ろには高妻山
八方睨の蟻の塔渡が見える 後ろは黒姫山か
2014年09月29日 08:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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八方睨の蟻の塔渡が見える 後ろは黒姫山か
この辺りにもオヤマリンドウがたくさん
2014年09月29日 08:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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この辺りにもオヤマリンドウがたくさん
西岳 北側に焼岳が見えてきた
2014年09月29日 09:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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西岳 北側に焼岳が見えてきた
その右手には高妻山・乙妻山
2014年09月29日 09:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 9:27
その右手には高妻山・乙妻山
行く手には本院岳
2014年09月29日 09:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 9:27
行く手には本院岳
本日最大の難所 中間点付近で約1m足場が見つからず悩む
2014年09月29日 09:45撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/29 9:45
本日最大の難所 中間点付近で約1m足場が見つからず悩む
少し離れて難所を振り返る
2014年09月29日 09:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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少し離れて難所を振り返る
左手は岩壁が続いている
2014年09月29日 09:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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左手は岩壁が続いている
更に下を見ると谷底まで 結構な高度差だ
2014年09月29日 09:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 9:51
更に下を見ると谷底まで 結構な高度差だ
マツムシソウ
2014年09月29日 09:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/29 9:57
マツムシソウ
八方睨・蟻の塔渡の全貌が見えるようになった
2014年09月29日 10:09撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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八方睨・蟻の塔渡の全貌が見えるようになった
本院岳からのルートを振り返る
2014年09月29日 10:09撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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本院岳からのルートを振り返る
バックは白馬連峰
2014年09月29日 10:09撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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バックは白馬連峰
五竜〜鹿島槍とその後ろに剱岳・立山
2014年09月29日 10:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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五竜〜鹿島槍とその後ろに剱岳・立山
槍ヶ岳〜穂高岳
2014年09月29日 10:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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槍ヶ岳〜穂高岳
八方睨の手前は絶壁が続く
2014年09月29日 10:41撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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八方睨の手前は絶壁が続く
本院岳からのルートを振り返る
2014年09月29日 11:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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本院岳からのルートを振り返る
あき―――\(^_^)/
2014年09月29日 11:42撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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9/29 11:42
あき―――\(^_^)/
八方睨みから振り返る
2014年09月29日 12:14撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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八方睨みから振り返る
高妻山方面 紅葉は少し早いようだ
2014年09月29日 12:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 12:15
高妻山方面 紅葉は少し早いようだ
蟻の塔渡を見下ろす 向うに鏡池
2014年09月29日 12:16撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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蟻の塔渡を見下ろす 向うに鏡池
蟻の塔渡 下りの方が高度感が強く?、登りより緊張する
2014年09月29日 12:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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蟻の塔渡 下りの方が高度感が強く?、登りより緊張する
祠についた この後は鎖場も殆ど無い
2014年09月29日 13:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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祠についた この後は鎖場も殆ど無い
百間長屋
2014年09月29日 13:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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百間長屋
戸隠神社奥社の登山口 結局誰にも会わなかった。御嶽山の噴火のせいか?
2014年09月29日 14:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 14:05
戸隠神社奥社の登山口 結局誰にも会わなかった。御嶽山の噴火のせいか?
髄神門
参道はウィークデーにもかかわらず、結構観光客が多かった。
2014年09月29日 14:20撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 14:20
髄神門
参道はウィークデーにもかかわらず、結構観光客が多かった。
鏡池に戻ってきた 左からP3-P2-P1-西岳-本院岳
今日歩いたルートがほとんど見渡せる。
2014年09月29日 14:41撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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鏡池に戻ってきた 左からP3-P2-P1-西岳-本院岳
今日歩いたルートがほとんど見渡せる。
本院岳〜八方睨
2014年09月29日 14:41撮影 by  DSC-HX10V, SONY
9/29 14:41
本院岳〜八方睨

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

3年前に奥社から高妻山を歩いた後いつかは鏡池から西岳をと考え、少しづつレベルアップを図ってきた。昨年の晩秋、ほとんどの鎖が撤去された荒沢岳を経験し、今回いよいよ実行となった。

出発時はまだ暗くヘッドランプでの歩きのためスローペースはやむを得ない。渡渉地点含め、ルートはわかりやすく随所に表示があり、刈り払いもしっかりされていて、地元の方々の努力に頭が下がる思いだ。
後で写真の日付を見たら最初の数枚の日付が1日遅れていた。どうやら先日のヨーロッパ出張時の現地時間に自動調整されたままだったようだ。

草原部に出てみると、これから向かう西岳・戸隠岳がモルゲンロートに映えている。行く先のP1尾根には壁と思える部分が見え、少し緊張した。
標高1400m付近の尾根に出ると景色が開け、本院岳から延びるダイレクト尾根の絶壁がすごい。以後痩せ尾根と鎖場がP1まで続くので、けっこう気疲れする。
熊の遊び場の手前で行く手の壁が見えてくる。後で写真を良く見たら八ヶ岳の左側に富士山も見えていた。また南アルプスの山々もはっきり見える。
少し急な鎖場を越えると無念の峰に着いた。ここからはヘルメットをかぶり、スリング利用のチェストハーネスを装着して進む。
この先の下りの梯子場は、まず左足でボルトに立ち、右足で大き目の岩の凸部に立って、鎖を右側に握り替えながら梯子に移ったら、まったく不安はなかった。
すぐに蟻の塔渡りとなるが、こちらのは幅が広く普通に通過できる。
この少し後でルートミスした。右斜面のトラバースから左手に直登すべきところを、直進してしまい(けっこう踏み跡があり、ほかにも多くの人がミスったことがわかる)鎖の無い急斜面を少し登ってしまい、降りる際緊張した。バックしてルートをよく見るとピンクのリボンが見つかった。
この後は徐々に傾斜が緩くなり、ブッシュを掴みながら登っていくと、P1弁慶峰に着く。
ここの西側は木が生い茂り景色は良くない。東側にはこれから向かう西岳・本院岳・戸隠山とその奥に高妻山・黒姫山が見えている。相変わらず晴天で雲一つない。
気持ちの良い尾根歩きを楽しんでいると西岳に着いた。西側には白馬3山、五竜岳〜鹿島槍とその背後に剱岳・立山、更に左側には槍・穂高。カメラの望遠で子槍まで見える。
日差しが強いので日陰を選んで休憩する。
本院岳の少し手前に鎖場が連続する下りがある。途中一か所、適当な足場が見当たらないで少し考えたらチムニー状だったので、足と背中で突っ張って鎖でバランスを取りながら約1m降りた。本日最大の難所だった。
本院岳に着いた。いよいよ今日の最終目的地戸隠山の蟻の門渡りが確認できる。・・・がまだけっこう遠そうだ。振り返ると朝から登ってきたP1尾根からのルートがよく見える。無念の峰からここまで緊張するところが多かったので喉がカラカラだ。
ルートは鎖場が連続する大下りの後、小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に八方睨み近づく。また日陰を探して休憩しながら進む。P1弁慶峰からルートの右側はブッシュがあるものの切れ落ちている所が多く気が抜けない。
辺りはかなり紅葉しており、紅・黄・緑の木々と真っ蒼な空・・・みごとだ。

ついに八方睨みに着いた。ここまで一人の登山者にも合わなかったが、なんとここにも誰もいなかった。振り返ると本院岳からのルートが一望できる。直下には蟻の塔渡りと鏡池がよく見える。
日陰を選んでお昼だ。今日はおにぎりとお茶で簡素に。

下山を開始して直ぐに蟻の塔渡に。前回登ってきたときは前半部のみ馬乗りになり、後半は西側の1m位下の足場を利用したが、下りではその足場まで降りるのにけっこう気を遣いそうだったので、馬乗りで通過した。そういえば前回はガスの中で高度感が無かったが、今回はバッチリで慎重に進んだ。
あとは危険な所はないので、散歩を楽しみながら下っていく。

登山口の戸隠神社奥社に着いた。とうとう誰にも合わなかった。数日前の御嶽山の噴火が影響していたのだろうか?
ここからは平日とはいえかなりの観光客だ。髄神門を過ぎて鏡池に向かう散策ルートは木道が整備されていてとても歩きやすかった。
昨夜着いたときは夜で鏡池も見なかったので、ここからの戸隠山は素晴らしい眺めだった。今日歩いたルート全体が見渡せる。

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