【大遠見山】遠見尾根テント泊でモルゲンロートの鹿島槍

2023年03月04日(土) ~ 2023年03月05日(日)

• GPS: 06:31
• 距離: 7.7km
• 登り: 673m
• 下り: 785m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:01

距離 3.7km 登り 575m 下り 112m

11:10 地蔵の頭
12:30 12:39 小遠見山
13:24 中遠見山
14:11 大遠見山

2日目

• 山行: 1:49
• 休憩: 0:24
• 合計: 2:13

距離 4.0km 登り 104m 下り 677m

7:53 大遠見山
8:29 8:30 中遠見山
8:47 9:09 小遠見山
9:52 9:53 地蔵の頭
10:06 アルプス平

天候

1日目：ガスのち晴れ
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

エイブル白馬五竜スキー場駐車場（無料）：朝9時過ぎで1�劼曚瀕イ譴紳�4駐車場に案内され、駐車場からエスカルプラザまでは無料シャトルバス
ゴンドラ五竜テレキャビン、アルプス第1ペアリフトを乗り継いでアルプス平へ
下りはリフト使用不可

コース状況／危険箇所等

全行程12本アイゼン使用
雪庇や傾斜が急で雪が不安定なところもあるので注意

その他周辺情報

日帰り温泉：白馬ハイランドホテル　天神の湯：700円（シャワー不調のため200円引きでした）
ランチ：そば処山人（くるみだれそばが美味）
午後のデザート：ジェラテリア農カフェ
夕食：絵夢（カツカレー）

写真

3/4 11:14

ゴンドラ、リフトを乗り継いでアルプス平へ
ゲレンデを外れてここから遠見尾根の登山コース

3/4 11:36

進む先はガスがかかっています

3/4 12:29

小遠見山
360度の展望が拡がるところですが、ガスで真っ白
明日の下山時に期待します

3/4 13:30

おっ、ガスが切れて鹿島槍が見えてきた

3/4 13:32

と思ったら、またホワイトアウト

3/4 13:48

今度は青空、ようやく天気が回復
正面に五竜の武田菱

3/4 14:01

この坂を登りきれば今夜の幕営地大遠見山

3/4 14:57

整地をしてテントのスペースを作る

3/4 15:22

約1時間半かけて今夜の住処が完成

3/4 15:27

遠見尾根の先には五竜岳
この日、自分以外にテント泊していたのは5組
山の話をして夕方まで過ごします

3/4 17:37

夕方には鹿島槍ヶ岳も完全に姿を見せてくれました

3/4 17:38

白馬の雲海の先に妙高山、火打山、焼山のアーベントロート

夕食は鶏塩鍋で温まる

3/4 20:50

夜、月明かりに浮かぶ峰々

3/5 6:03

頚城山塊の空が赤く染まってきた

3/5 6:16

鹿島槍ヶ岳も色づいてきた

3/5 6:19

太陽が昇ってきました

3/5 6:24

モルゲンロートの鹿島槍ヶ岳
この景色を見るためにここに泊まったので感動です

3/5 6:25

シュカブラと鹿島槍

3/5 6:27

五竜岳も色づく

3/5 6:29

刻々と色を変えていきます

3/5 7:46

自分以外のテント泊の人達はみんな五竜岳を目指して出発していきました

3/5 7:47

真っ白な鹿島槍ヶ岳も美しい

3/5 7:52

テントを撤収して下山

3/5 7:55

何度見ても格好良い

3/5 8:01

中遠見山、小遠見山に向かって下っていきます

3/5 8:10

正面にはカクネ里雪渓

3/5 8:16

昨日は見ることのできなかった景色を振り返る

3/5 8:27

この晴天に八方尾根、唐松岳は賑わっていることでしょう

3/5 8:47

圧倒的な存在感の鹿島槍ヶ岳と左には爺ヶ岳

3/5 8:54

小遠見山
五竜岳から鹿島槍ヶ岳のパノラマ

3/5 9:01

美しく伸びる遠見尾根

3/5 9:11

正面に頚城山塊を見ながらアルプス平に向かって下りていく

3/5 9:17

最後にもう一度鹿島槍
ここから見ると遠見尾根が良く分かります

3/5 9:26

歩いてきたルートを振り返る

3/5 9:29

武田菱が格好良い

3/5 9:38

次は冬季限定の小遠見山から天狗岳の稜線も歩いてみたい

3/5 9:41

ゴンドラが動き出し、次々と登山者が登ってきます

3/5 10:00

最後は賑わうゲレンデ内を歩いてゴール

下山して、ランチはお蕎麦
くるみだれが美味しかった

暖かい日だったのでジェラート
ピスタチオ＆あずきミルク

消費カロリーをカツカレーで補給

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

昔、写真で見たモルゲンロートに染まる冬の鹿島槍ヶ岳北壁が忘れられず、いつか遠見尾根からその風景を見たいと思っていました。
何度か冬の遠見尾根の日帰り歩きを楽しみ、昨年は唐松岳への八方尾根で冬のテント泊。ようやく冬の遠見尾根テント泊の準備が整いました。
氷点下15度でも大丈夫なシュラフとマット、防寒着や温ったまれる食事、アイゼン・ピッケル・スコップなどの冬山装備、カメラ機材など20�圓硫拱�を担いで約2時間。テントの設営に1時間半。なかなかハードでしたが、それに代えがたい素晴らしい光景をようやく見ることができました。大変だけど病みつきになりそう。また来年からもチャンスがあればやってみたいです。
迫力ある鹿島槍ヶ岳北壁とカクネ里雪渓、武田菱を正面に見る五竜岳、美しく延びる遠見尾根と、毎冬見ても感動の風景です。
それにしても、大遠見山でこの日幕営していた自分以外の5組の人達は、みんな五竜岳へと向かうという、なかなか強者ぞろいでした。