青春18きっぷで行く「安くて良い山」白毛門
- GPS
- 05:53
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:0.64kg
|
---|
感想
閑散期の為平日にまた仕事が休みになった。
収入が減るので手放しで喜べない反面、
空いている平日の山に行けるってワクワク(笑)
この間買った青春18きっぷが有るので、
JR線で行ける山をピックアップ。
今シーズンはアイスクライミング沢山行ったので、
12本爪のクランポンを使っていない(!)
縦爪のリンクスはアイスクライミングの度に使っているけど、
平爪の12本は使ってないんだよね。
・・・ピッケルも使ってないなぁ。
アイスクライミングのバイルはそこそこ使ったけど、
ピッケルとはまた別物だしなぁ。
草津白根山はスノーシューを使ったのでクランポンは出番なし、
三ノ塔に行った時はチェーンスパイクで問題なく歩けた。
そこで今回は12本爪のクランポンとピッケルを使いに雪山へ行きます、
真っ先に思いついたのは谷川岳なんだけどロープウェイの料金が
大幅に値上がりしたのでコスパ悪いよなー。
そこで白羽の矢が立ったのがお向かいの白毛門、
土合駅から歩いて直ぐの登山口、
一気の直登で標高差1,000mを登って鈍った脚を鍛えてきましょうか。
そんな訳でやってきた土合駅、
春休みなんだろうな学生らしいスノーボーダーが車内に大勢いたけど、
みんな上越国境を越えて新潟側を目指すんだろう、
土合駅で降りたのは登山の装備を身に付けた6人ほど。
地上まで486段の階段を昇り、
快晴の空の下で国道291号を歩いて踏切を渡ります。
踏切渡ってしばらく歩いたところが白毛門登山口の駐車場、
ああ、駅チカ最高。
除雪されていないので駐車場は雪原です、
ここでクランポン装着、ピッケルを持って歩き始めます。
直ぐに東黒沢に架かる橋、
この橋に降りるところが急傾斜なので後ろ向いて降りる。
橋を渡ってからは明瞭なトレース通りに尾根に取り付く、
ここから基本的にはずっと尾根伝いの急登、
真っ直ぐに山頂を目指します。
100mも登らないうちに汗だくです、
ハードシェルなんか着ていられないので脱いで長袖シャツ1枚に。
暑い想定だったので下半身はタイツとか無しでトレッキングパンツのみ、
無雪期と同じ格好です。
ゲイターとかも地味に暑いのでこれまた無雪期用のレインスパッツで代用、
ビーニーやバラクラバも持参せず、薄いキャップにヘルメット。
クロージングは予想通りでした、
雪山とは思えない陽気で暑かったので無雪期の格好で正解。
ビーコンホルダーが露出しているのは駄目って分かっているんだけど、
こんなに暑いんじゃ上にシェルを着るのはちょっと無理だよなー。
ふと気づくとトレッキングポールの先端と中間が落ちていました。
伸縮式で先端部〜中間部〜手元部と分かれているヤツの先端部と中間部、
手元のパーツから抜け落ちてしまったのでしょうか。
拾って持ち歩き、
今日一日スライドした方に聞いてみたのですが結局落とし主はいませんでした。
スノーボードを背負ったBCの方が追い付いてきたので少しお話ししました、
白毛門には通い詰めているとの事で羨ましい環境です。
樹林帯を抜けて風が通るようになったのでハードシェル着ました、
もちろん、ピットジップ全開、フロントジッパーも半分開け、
袖の面ファスナーも閉めずに換気を良くして涼しくしました。
これなら何とか耐えられるな。
山頂直下でスライドして降りてきた方が
山頂は風も穏やかで絶好ですよって仰っていましたので期待しながら山頂へ。
素晴らしい眺望が僕を迎えてくれました、
谷川岳〜一ノ倉岳の大岩壁はもちろんの事、
白毛門から続く笠ヶ岳〜朝日岳と本当に真っ白な稜線、
七ッ小屋山〜武能岳と続く真っ直ぐな稜線、
馬蹄の縦走を思い出すなぁ。
馬蹄形縦走の思い出に浸りながらお昼ご飯を頂き、
もっと眺めていたかったけど仕方ない、下山しますか。
気温も上がってきたので踏み抜きが酷い、
踏み抜くとバランスとるために力が入るからなのか、
脚の疲労がピークに達して何度も脚が攣る。
それでも降りなのでなんとか休みながら歩く、
あー、やっぱり足鈍っているなと実感する。
幸い、帰りの列車にはまだまだ余裕で間に合いそう。
終盤、派手に踏み抜いて前のめりに転倒、怪我は無かったけどヒヤリ。
別に気を抜いていたわけじゃないんだけど、防ぐにはどうしたらいいんだろう。
踏み抜きそうな状況だったらワカンとかスノーシューを使うのは良さそうだけど、
急傾斜の下りだと逆に転倒リスクが高まるような気もする。
そして土合駅には余裕の到着、
帰りの列車の40分前に着いたのでゆっくり荷物の整理など出来た。
ここから備忘録
クロージング
暑くなりそうだったので薄着で選択
長袖ハーフジップシャツにハードシェル
下半身は中厚手のトレッキングパンツ
ヘッドウェアはキャップにヘルメット
グローブは最初だけ防寒テムレスだったけどすぐに作業用薄手手袋に
冬靴は要らないと思ったので3季用アルパインブーツ
これに合わせてセミワンタッチのクランポン
行動開始9時の土合駅で気温が約8度
山頂で12時の気温が約10度
下山して15時の土合駅で気温が約17度
行動開始直後は何しろ暑かった、
直ぐにハードシェル脱いでシャツ一枚で登る
樹林帯を抜けて風が通るようになってからハードシェル着た
それからは行動終了までシェルは着ていた
お茶のペットボトル600ml、水のペットボトル500ml、
コーヒーの缶ボトル300mlを持参してお茶だけ全部飲み切った
鈍った脚には厳しい負荷になったみたい、筋肉痛酷い・・
コメント
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白毛門沢で夕方まで滑り遊んでいたBCの者です!先日はしばし同行、お話しさせていただきありがとうございました!
やはり強者でしたか☆アイスまでやるんですね!装備がしっくりきていたわけです♪♪
またどこかで会いましたら声かけさせていただきます! 木曜日は白毛門お疲れ様でした☆★ 良き週末を!!
コメントありがとうございます。
先日は良い天気に恵まれて素晴らしい眺望でした。
yamazaru094さんにもお声掛け頂き、
楽しい一時になりました。
アイスは弱いのに連れて行ってくれる師匠に恵まれて楽しんでいます。
お子様との登山、安全第一で楽しまれて下さい。
また何処かでお会いできましたらお声掛け頂けるとありがたいです。
山頂に残った雪ダルマを作った者です。
7日㈫に作りましたが、やせ細りながら残っていたとは
山頂からの谷川岳は迫力いっぱいだったと思います。
お疲れ様でした。
初めまして、コメントありがとうございます。
7日のレコを拝見しました、丸々とした雪ダルマたちだったんですね!
やすべー(山猫🐱)さんの雪ダルマ、山頂での大展望に花を添えてくれなした。
急登を登り切って疲れたところでしたがほっこりさせて頂きました。
ありがとうございました!
実は私も今季冬谷川に入っていないため、白毛門候補だった笑
状態調べてみたらhanya氏登ってる爆
発想が同じだったので、ちょっと嬉しかったです♪
発想が同じでしたか!
やっぱりコスパ大事ですよね笑
雪はグズグズでしたから、
踏み抜き要注意ですよー。
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