尾出山から不動岳へ 安蘇の春に
- GPS
- 07:21
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,209m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:羽生インターより(渋滞解消待ちのための時間調整でのんびり一般道走行) 駐車場:与洲みちの休憩所 整備された駐車場でトイレあります 道に大きな看板が出ている訳ではないので、車からは判りづらいです。(一度気づかずに通過してしまいました…) |
コース状況/ 危険箇所等 |
★注意して進めば、大きな危険は無いと思いますが、注意点としては、尾出山登山口から先の沢沿いの道は、落ち葉に埋まって足の置き場が判りづらいことと、急傾斜の下降が時々現れるので、バランスを崩すと大変です。 ◆与洲みちの休憩所〜尾出山 まずは車道をしばらく進み、尾出山を示す標識から未舗装の林道へと左折します。沢沿いに進んでいきますが、らくルートの林道終点の表示からもさらに林道は続き、傾斜も少々急になっていきます。林道が終わり、尾出山登山口の標識に従って沢に沿った道に入ると、沢の左岸につけられた細いトラバース道。これを越えると伐採地に出て視界が大きく開けました。伐採地の中の広い作業道を辿りながら谷底に沿って上の稜線を目指し、登りついたところが嶽ノ越。この伐採地の中は、下りにとると、少しわかりづらいかなと思いました。ポイントは谷底を目指すということでしょうか。嶽ノ越から標高差200m弱の急坂を登って尾出山山頂です。 ◆尾出山〜塩沢峠 急坂を嶽ノ越まで下り、そのまま次のピークを目指して尾根を登って行きます。それほどの急登ではなく、登りついたところが山田山。背後の樹間越しに尾出山が高く聳えているのが見えます。山田山から大久保の頭までは緩やかな広い稜線が続き、開放的な稜線漫歩が楽しめます。大久保の頭からはロープにつかまりながら急斜面を下って高原山を目指して登って行きます。途中、現在進行中の伐採地を通過するところで、氷室山から南に延びる尾根の方向に展望が開けます。 高原山から下ると鉄塔を通過、その先から植林地に入り、尾根は右寄りに下ります。ここは要注意です。その先緩やかなアップダウンが続きますが、伐採が進行中で、広い尾根道の横をブル道が並走します。登りに転じると自然林になって緩やかに登ったところがP642。尾根を忠実に辿って次の640mのピークに進みます。このピークから塩沢峠に下る訳ですが、ピークからは右寄りに進みます。ここもちょっと悩むところです。最後は急下降になって、お地蔵さんのある塩沢峠に降り立ちます。 ◆塩沢峠〜与洲みちの休憩所 塩沢峠から不動岳までは、雑木林の道をピークをいくつもアップダウンしながら進みます。今でこそ冬枯れですが、新緑やツツジの季節はいい雰囲気になるのではないかと思いました。不動岳山頂は分岐から右に数メートル入ったあたりの狭いところです。元の道に戻って、雷電山へ一つピークを越えて登っていきます。樹林に囲まれた山頂で、石の祠があります。雷電山からの下りは、前半は石のゴロゴロした激下りで、ロープもたくさん設置されています。ここは最後の締めという事で、注意して下りたいところです。後半になると傾斜が緩み、歩きやすくなってきます。時折見える里の景色が近くなってくると、登山口の尾出山神社はもうすぐです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
地図
コンパス
計画書
カメラ
笛
チェーンスパイク
熊鈴
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感想
先週、氷室山あたりに行ったので、赤線がついた地図を見ていると、どうやら安蘇山塊の真ん中らへんが空白地になっている様子に気付きました。どんな山があるかなと調べてみたのが尾出山で、不動岳とあわせて周回コースが採れるようなので行ってみました。といっても久しぶりの標高差1000m越えで、冬の間体力を使うところに行って無かったなぁと思いつつ、夏に向けて少し長めのコースの練習です。
ゆっくり家を出たので渋滞にはまり、登山口は10時出発。日没ギリギリは覚悟です。どちらから周回するかですが、せっかくの尾出山にしっかり登ってみたいし、一日の最後に尾出山の登りが来るのは精神的にも疲れそうなので、先に尾出山に参ります。出だしはポカポカ陽気の安蘇の山里から。梅の花が咲く田園風景でした。安蘇の山は車で山奥まで行ってしまうことが多いので、春の安蘇の山里の雰囲気を楽しむのも久しぶりかもしれません。のんびりした、いい雰囲気です。
尾出山への登りは200m弱の急登で、しっかりした登りを楽しむことができました。あとは、山田山から大久保の頭までの稜線や、塩沢峠から不動岳に向けての稜線も雰囲気が良かったと思います。塩沢峠はお地蔵さんのある静かな峠ですが、昨年の夏にハイカーがこのあたりで熊に襲われたことを思い出しました。まだ季節では無いとは思いますが、出るなよ〜という感じです。最後の噂の激下りは大変厳しいものでした。夕日に照らされて下り、途中で陽は稜線に落ちてしまいました。それでも、ずいぶん陽が長くなったと感じます。
道中は伐採が進行中で、かなり殺風景な風景も目にすることとなりますが、冬枯れのしっかりアップダウンしていく稜線は歩きがいもあり、新緑の季節はまた違う雰囲気になるのだろうなと思います。小さな蝶や虫にも出会いましたので、もう季節が変わったのだなと思いました。そうなると、このあたりは暑くなり、藪も茂り歩きづらくなってくるので、そうなればまた別の楽しみもあるのですが、今が一番ストレスなく歩けるかなと思いました。
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