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Yamareco

記録ID: 526686
全員に公開
ハイキング
丹沢

寄〜雨山峠〜ユーシン〜鍋割山〜寄 周回

2014年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:44
距離
17.6km
登り
1,443m
下り
1,468m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
1:25
合計
8:39
7:15
7:15
58
8:13
8:24
8
8:32
8:36
41
9:17
9:22
47
10:09
10:12
18
10:30
10:43
38
11:21
11:23
15
11:38
11:43
58
12:41
12:44
28
13:12
13:12
5
13:17
13:52
39
14:31
14:32
57
15:29
15:32
12
15:44
ゴール地点
天候 晴れのちくもり(鍋割山は霧の中)
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寄大橋渡ったところの駐車場。
コース状況/
危険箇所等
雨山峠越えはほぼ沢沿い(上流は沢そのものが道)なので、雨の日は行きたくないかも。滑るし。
寄大橋と駐車場。遠くに見える鍋割山に、今日は遠回りして行く予定。
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寄大橋と駐車場。遠くに見える鍋割山に、今日は遠回りして行く予定。
林道の途中で見られる枕状溶岩。
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林道の途中で見られる枕状溶岩。
何度も沢を渡渉します。
何度も沢を渡渉します。
こんな風に、対岸のしるしを見つけながら、進みます。
こんな風に、対岸のしるしを見つけながら、進みます。
振り返ると、シダンゴ山、ダルマ沢ノ頭の並びが見えました。
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振り返ると、シダンゴ山、ダルマ沢ノ頭の並びが見えました。
激しい浸食が進みつつある沢沿いなので、ハシゴなども多く、
激しい浸食が進みつつある沢沿いなので、ハシゴなども多く、
こんな木橋も。
峠への沢に入ったところで、前方が白く輝いています。日が当たっているだけかと思ったら、ここから石英閃緑岩地帯なので、白いのです。
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峠への沢に入ったところで、前方が白く輝いています。日が当たっているだけかと思ったら、ここから石英閃緑岩地帯なので、白いのです。
沢の中を進みます。
沢の中を進みます。
ホタルブクロの類? 行程上ずっと、いっぱい咲いていました。
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ホタルブクロの類? 行程上ずっと、いっぱい咲いていました。
山のホトトギス。こんな風に列になって咲くんですね。
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山のホトトギス。こんな風に列になって咲くんですね。
白い沢の迷路の中を登る。あまりにきれいで、なかなか進みません。
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白い沢の迷路の中を登る。あまりにきれいで、なかなか進みません。
長い階段を登って、白い沢を抜けると、
長い階段を登って、白い沢を抜けると、
雨山峠。
雨山橋に向かってすぐ、水の湧き口。水の流れる岩が真っ赤。鉄分でも含んでいるんでしょうか。
雨山橋に向かってすぐ、水の湧き口。水の流れる岩が真っ赤。鉄分でも含んでいるんでしょうか。
アメヤマ沢。
こちらの沢も、すごくきれい。沢沿いをずっと下ります。
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こちらの沢も、すごくきれい。沢沿いをずっと下ります。
たくさんの小さな滝と釜を流れる、清らかな水。
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たくさんの小さな滝と釜を流れる、清らかな水。
崩壊した木橋を避けて、新しい階段。ここがつい最近補修してたところ?
崩壊した木橋を避けて、新しい階段。ここがつい最近補修してたところ?
桟橋。結構高度感あります。
桟橋。結構高度感あります。
玄倉林道に到着。
玄倉林道に到着。
ついに来たユーシン。誰もいない。
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ついに来たユーシン。誰もいない。
調理場。ちゃんと水も出る。
調理場。ちゃんと水も出る。
手掘りのトンネル? ここを抜けると、
手掘りのトンネル? ここを抜けると、
熊木ダムの湖。尋常じゃない美しい色です。。。まさか神奈川のこんな山の中で、八重山の海みたいな色に出会えるとは。。。
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熊木ダムの湖。尋常じゃない美しい色です。。。まさか神奈川のこんな山の中で、八重山の海みたいな色に出会えるとは。。。
熊木沢出合を過ぎて、ずっと向こうに蛭ヶ岳が見えました。
熊木沢出合を過ぎて、ずっと向こうに蛭ヶ岳が見えました。
拡大。さすがに、貫禄あります。熊木沢から登ってみたい。。。
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拡大。さすがに、貫禄あります。熊木沢から登ってみたい。。。
このあたり、こんな崩壊地多数。
このあたり、こんな崩壊地多数。
オガラ沢出合のヘアピンカーブ。ここから、鍋割山に向かいます(尾根コース)。
オガラ沢出合のヘアピンカーブ。ここから、鍋割山に向かいます(尾根コース)。
古い道標がありました。「鍋」だけ見えたから、まあ分かる(^^;
古い道標がありました。「鍋」だけ見えたから、まあ分かる(^^;
踏み跡は思ったより不明瞭だけど、しるしは結構あちこちに。
踏み跡は思ったより不明瞭だけど、しるしは結構あちこちに。
この、沢と沢の間の尾根を進みます。
この、沢と沢の間の尾根を進みます。
風格のある堰堤の左を越えて、しばらく沢沿いに進みます。
風格のある堰堤の左を越えて、しばらく沢沿いに進みます。
沢の途中で左手の尾根に登ると、鞍部に到着。
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沢の途中で左手の尾根に登ると、鞍部に到着。
あとは尾根上を進みます。しばらく登ると、きれいなブナ林の尾根になります。
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あとは尾根上を進みます。しばらく登ると、きれいなブナ林の尾根になります。
振り返ると、丹沢山(右)と不動ノ峰(左)。
振り返ると、丹沢山(右)と不動ノ峰(左)。
途中、東が開けたところで、鍋割沢の奥の塔ノ岳が見えます。よく見ると、頂上に小屋が(手前の峰は大丸)。
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途中、東が開けたところで、鍋割沢の奥の塔ノ岳が見えます。よく見ると、頂上に小屋が(手前の峰は大丸)。
オガラ沢ノ頭。沢コースはあんまり行きたくないなあw いつの間にか、霧の中。
オガラ沢ノ頭。沢コースはあんまり行きたくないなあw いつの間にか、霧の中。
倒木にびっしり生えた小さなキノコ。
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倒木にびっしり生えた小さなキノコ。
ここで、雨山峠からの一般道と合流。
ここで、雨山峠からの一般道と合流。
鍋割山頂直下の草原は、やっぱり気持ちいいですね。こっち側は人も少ないし。
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鍋割山頂直下の草原は、やっぱり気持ちいいですね。こっち側は人も少ないし。
頂上に着くと、たちまち人いっぱいで雰囲気ががらりと変わる(写真は人が入らないタイミングで(^^;)
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頂上に着くと、たちまち人いっぱいで雰囲気ががらりと変わる(写真は人が入らないタイミングで(^^;)
二人で、「一杯の鍋焼きうどん」(語呂悪い)
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二人で、「一杯の鍋焼きうどん」(語呂悪い)
後沢乗越へ下り、乗越を少し過ぎたところから、右の尾根を下ります。
後沢乗越へ下り、乗越を少し過ぎたところから、右の尾根を下ります。
しばらく右にシカ柵を見ながら急な斜面を下り、
しばらく右にシカ柵を見ながら急な斜面を下り、
いつの間にか左手に現れたシカ柵のわきを、ジグザグに下ります。
いつの間にか左手に現れたシカ柵のわきを、ジグザグに下ります。
尾根をはずれて沢まで。
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尾根をはずれて沢まで。
沢沿いに現れた、木橋。写真で見ると大したことないけど、実際には高度感があって、結構怖い。
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沢沿いに現れた、木橋。写真で見ると大したことないけど、実際には高度感があって、結構怖い。
下から見るとこんな感じ。
下から見るとこんな感じ。
滑りやすい木橋の連続する沢沿いの道を、アスレチックな感じで進みます。
滑りやすい木橋の連続する沢沿いの道を、アスレチックな感じで進みます。
せっかく「行き止まり」って表示してあるのに、小さく「後沢乗越へ」とか書いたの誰だ(^^;
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せっかく「行き止まり」って表示してあるのに、小さく「後沢乗越へ」とか書いたの誰だ(^^;
大きなきのこ発見。
大きなきのこ発見。
ホトトギスの群落。
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ホトトギスの群落。
寄の林道のここに出ました。
寄の林道のここに出ました。

感想

もうそろそろいいだろう(環形動物的な意味で(^^;)ということで、久々に東丹沢に行ってきました。まだ行ったことのないユーシンに、一度通ってみたかった雨山峠越えで行くというコース。

寄から雨山橋まで、ほぼ沢沿いです。
何度も渡渉を繰り返し、峠へ通じる沢に入ると、ここから石英閃緑岩地帯。周りの岩が真っ白(に黒い粒粒)になり、一気に雰囲気が明るくなります。やっぱりこの白い岩を見ると、丹沢の中心部に入ったという気分で盛り上がります。地図ではよく分からない深い谷がまるで迷路のように複雑に分岐し、しるしがないと絶対迷いますね。でも、透き通った水がちょろちょろと流れ、実にきれいです。でも沢沿いというか、沢=道なので、雨の日は来たくないかな(^^;
峠から雨山橋までも、美しい渓谷でまったく飽きません。

ユーシンは、実にきれいな森に囲まれた、静かなところでした(でもここで3人ほど登山者に出会いました。それだけで混雑してるって感じ(^^;)。
いつか山荘も再開して欲しいですね。
あと、忘れられないのは、熊木ダムの湖、信じられないようなきれいな色でした。八重山のサンゴ礁の海の色にも似た、エメラルド、まさか神奈川県にこんなところがあるとは思わなかった(^^;

熊木沢出合から上の林道は、結構荒れていました。でも、ここから期待通り蛭ヶ岳が見え、その貫禄に満足することができました。

オガラ沢出合から鍋割山までは尾根のコースで(沢沿いの道は、なんとなく大変そうなイメージだったので)。
しばらくなだらかな沢を遡り、途中から尾根に登るのですが、思ったより踏み跡が不明瞭で、思ってもみないところでルートが曲がっていると、しるしを見失います。ちょっと右往左往しました(もうちょっと道っぽくなってるかと思っていた)。
尾根に出てしまえば、あとは尾根上を登るだけ。ヤブもまったくなく、とてもきれいで登りやすいブナ林の尾根で、こういうのがあるからマイナーなルートはやめられません(^^;
途中から霧が出てきて、鍋割山頂も真っ白でしたが、展望がなくとも、全然不満なしです。

鍋割から寄も、まだ通ったことのない後沢左岸尾根からのルート。こちらは、ずっとしっかりとした道です。沢に下りてからが、アクロバチックな木橋の連続で、どきどきしながらの楽しい下りでした。


やっぱり東丹沢の雰囲気はいいですね。特に今回のルートは、寄から雨山橋までの美しい沢道、熊木ダム、鍋割へのブナ林の尾根、後沢のアスレチックな道と、久々に満ち足りた感でお腹いっぱいw 天気がいまいちでも、まったく問題なしでした。

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