鹿島槍ヶ岳↑赤岩尾根〜爺ヶ岳東尾根↓
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- GPS
- 10:54
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,415m
- 下り
- 2,459m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:53
天候 | 薄い高曇り、時々晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りはロードを2km歩き駐車場へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
天候や積雪状況、トレースの有無、体力と経験等によって困難さは大きく変わります。 赤岩尾根は取り付きから驚きの急登が続く。直登気味のトレースがあり使わせてもらいました。朝から気温が高くて踏み抜きます。厳しい傾斜やナイフリッジ、トラバースがあります。 主稜線に出ると易しく感じます。雪庇が発達していますので特に悪天候時は注意。この日は爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳の間のトレースが明瞭でした。 爺ヶ岳東尾根も急傾斜やナイフリッジが連続します。相当な入山者があったようで踏み固められており、赤岩尾根より快適でした。 |
写真
感想
3月はフルマラソンに出る予定があり、しっかり調整しようと思っていた。土曜日にキロ4分で20kmのペース走をこなせた。あとは疲労を抜くだけだ。ばっちり。目指せサブスリー。
でも雪山に行きたい。2月末の塩見岳の撤退で不完全燃焼していたから余計に行きたい。そもそも山とロードランのどっちが大事なのか。軽い山なら影響ないんじゃないか。そう考え出すと止まらず、気づけば仮眠もそこそこに割と重めの登山口に到着していた。積雪期の鹿島槍は、ずっと行きたいと思っていた。
車での道中、爺ヶ岳東尾根の登山口を通る。4時で駐車場は満車で路駐もあった。大谷原駐車場には5台ほどの車がある。ヘッデンスタートで林道のトレースを辿る。地図では西沢を渡渉して尾根に乗るのが良さそうだが、暗くてはっきりしないのでトレースをお借りして進む。取り付きは「ここ登るのか…」という困惑の急登。前爪とピックを刺して登るが、体力を削られる。南アの一般ルートではなかなか無い傾斜。朝から雪はグズグズで歩きにくい。途中のナイフリッジでは久しぶりに自分が高所恐怖症だったのを思い出した。赤岩の頭にはトラバースのトレースができている。ここは積雪状態によっては直登推奨になる。気をつけて渡ると、主稜線に乗ってホッとする。
天気は落ち着いていて、稜線上は雪庇以外に危険を感じない。ときおり踏み抜く。途中で5人ほどとすれ違った。この日は爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間はトレースが刻まれていて歩きやすい。疲労と睡眠不足でペースが上がらず予定より少し時間がかかって登頂。天気も崩れないので、爺ヶ岳に寄って東尾根からの下山にする。爺ヶ岳東尾根は大盛況だったようだ。階段と道路が出来上がっている。ナイフリッジの連続も、条件が良かったので赤岩尾根より快適だった。
3月になって一気に暖かくなってしまった。登りたい山が逃げる前に登りたい。来年の1〜3月は予定を空けておこう。
コメント
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鹿島槍ですれ違い、写真を撮って頂いた、sigeru1028です。
やはり、爺が岳を登ったんですね。フルマラソンへの調整で雪山とはさすがですね。
きょんしーさんが言われたように、不安定なリッジや急斜面、その後の踏み抜き地獄等
赤岩尾根の下山は疲れました。
また、どこかお会いした時はよろしくお願いいたします。
こんばんは!ちょうど私もレコを拝見してコメントしたところでした😂
赤岩尾根、やっぱりズボズボでしたか。本当にお疲れ様です。爺ヶ岳へのコース状況を教えていただいたので安心して進めました。ありがとうございます。
こちらこそまたお会いしたときはよろしくお願いします🙇🏻♂️
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