中山谷【遅く起きた日は京都丹波で沢登り】
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 505m
- 下り
- 507m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝は全て直登可 全体的にスリップ注意。 初心者いたらザイル出すこともあるかもしれない |
その他周辺情報 | 温泉:美山文化自然村の河鹿荘(500円) |
写真
感想
金曜、2日間にわたる南丹での研修が終わり疲れ気味ながらも天気予報を見ると、三連休だというのに、晴れるのは明日だけ。
山行くなら明日だな、どこいこうと思っている間に眠ってしまった。
翌朝、近所の小学校の運動会の音に目をさますと時刻は9時過ぎ。ありゃりゃ。
これは、鷲峰岳あたりを登ってお茶を濁そうかとも思ったが、いまいち食指が動かず。
やっぱり沢にしようと思い検索していると美山の中山谷がヒットした。
芦生の入り口とも言えるところ。遡行する価値はありそうだ。
さっそく装備ととともに車に乗り込んで出発。マックのドライブスルーでお腹を満たしつつ、研修で宿泊した京北町などを経由して茅葺き家々が残る美山町へ。
なかなかいいドライブルートだ。
五波染ケ谷林道に入るのに少し迷いつつ入渓点へ。
おお、なんか最初だけ見るとブタ沢。時刻にして1時30分。少し不安を感じつつ、早速入渓。
廃林道を使って倒木を交わすと小さいながら綺麗なナメが。
林道を使うのをさくっとやめて沢身を行く。
岩盤質な沢で、飛び石は少なく、少し斜度が出ると小滝が続くような感じになり、いい渓相。
柔らかい木漏れ日の中進んでいくと2,3小滝をこなすと最初の連瀑帯。
なかなか見事。どれも簡単直登でき高度を稼ぐ。滑りやすいのだけが注意点。
連瀑帯の締めくくりは10mの滝。少し幅広でいい感じ。
右岸から直登できる。若干のシャワークライム。
その上の斜滝を超えると斜度は緩くなり普通の渓相へ。
規模も小さいせいか少し倒木が目立つが岩盤質なので、飛び石が少なくトントンといったところか。
CSの滝と端正な函滝を超えると、再びの連瀑帯。
4・5段の滝を登って行き、10m弱の斜滝が2つくらい続く。
スリップにだけは注意がいるが直登できて楽しい。
この連瀑帯をこえ、co600二股を右に取ると穏やかな雰囲気に。
co630二股は一番左を詰める。この沢は一番太い水流をたどれば問題ない。
左股には3,4小滝が懸かり、それを超えるとあとは詰めるだけ。
ニホンアカガエルやナラタケを観察しながら最後は急斜面を登り上がり尾根へ。
ほぼほぼ中山谷山に出る。
中山谷山は標識なく、三角点と樹の幹に名前がほってあるだけの渋いピーク。
なんで中山ではなく中山谷山なのだろうか。
ちょっと休んで、五波峠を目指して尾根を歩く。
道はやや不明瞭だが、足元の硬さ、時折あるデポ旗、コンパスで方向確認で対処できる。
立派な舗装道が通る五波峠20分ほどで到着。
あとは、舗装道を駆け下り、入渓点へ下山。
2時間半ほどの行動時間だが、それを感じない充実した時間だった。
美山町の文化自然村で温泉に入り、台風の影響かきれいな夕焼けの中帰路についた。
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