越後・粟ヶ岳(間もなく紅葉ピーク:低山ながら高度感満点!)


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中、1合当たりに距離&残り時間表示付きの立派な標識あり、下草の刈り払いも行き届き、不明瞭箇所等なし。ハシゴ数ヵ所、鎖一カ所あり、足場しっかりで不安なし。休日は地元登山者多く、下山時は落石等注意。登山口の案内板によれば「熊出没注意」、特に春や秋の木の実シーズンなどは一応熊鈴等携行がオススメ。 |
その他周辺情報 | キャンプ場下に日帰りの加茂・美人の湯あり。(今回は先を急いだためスキップ。残念…!) |
写真
感想
毎年、紅葉ツアーには打ってつけの10月の連休、2週続きの台風接近で目的地を前線から遠い越後に変更。前夜、職場から新幹線に乗り込み、新潟県内唯一のnレンタ24時間営業所で軽自を借り出し、深夜営業の市内温泉で入浴・着替え(ちょうどアギーレJPNのジャマイカ戦の後で大にぎわい!)、このパターンが使えれば、金曜夜からかなりのレンタカー遠出が可能で、夜討ち朝駆けハイカーの強力な武器になります!
加茂市の水がめ・第二貯水池脇で仮眠、翌朝6時過ぎ始動。登山口にトイレあり、水は堰堤を渡ってすぐの小沢で汲めます。1合当たりの標識はややタイムきつめながら、好展望のポイントや小ピークなど絶妙の位置に設置され、2合毎に休憩を入れると、ちょうど良いペースセッティングとなります。2合目のポイントで早くも展望が開け、いくつかのハシゴなど越えていくうち、東側斜面が険しさを増します。標高1,000m以下の低山にも拘わらず、高度感満点のコースで、さすが越後の豪雪と厳しい気象に磨かれた感じです。
特に5合目手前の大栃平、6合目のピークが格好の展望ポイント。目指す粟ヶ岳の複数のピークと彩りを添える紅葉の稜線を見上げながら、鎖場を突破し、さらに高度を上げていくうち、立派な避難小屋の建つ7合目到着。ここからは紅(黄)葉のトンネルを抜ける感じで、次第に拡がる下界や四周の展望に励まされ、コースタイムいっぱいいっぱいで粟ヶ岳山頂到着。五百沢コースからのハイカーを含め、多数の登山者で賑わう頂上は、さすがの歴史ある越後の名山の風格。妙高はじめ信越国境方面はやや雲が多めながら、会津・福島方面は視界も良く、こちらも紅葉真っ盛りであろう下越の名峰・御神楽岳や、その左に磐梯山も意外に近く見えます。クイックで昼食を済ませるうち雲もかなり薄くなって、裾野の広い守門岳も全貌を現してきました。
帰路は紅葉に見とれて足元を掬われぬよう、特にハシゴや鎖場の通過には神経を使いつつ、来し方を振り返り、綺麗な絵巻物を元に戻すような感覚で下っていきます。登り同様、コースタイムいっぱいいっぱいで登山口帰着。小沢で水浴び・リフレッシュし、充足感の高い半日の山旅を終えました。
ふと時計を見るとまだお昼時。レンタカー返却までかなり時間があり、午後も天気が良さそう、ということでチャレンジャー精神がムクムクと目を覚まし、温泉+日本海観光のお気楽プランはアッサリ放棄。越後の里に聳えるもう一つの名山・米山に照準を合わせ、軽レンタカーを飛ばして柿崎インターへ向かいます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する