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Yamareco

記録ID: 528030
全員に公開
沢登り
白山

白山・境川支流赤摩木古谷

2014年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:10
距離
12.3km
登り
1,368m
下り
1,369m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:20
合計
8:46
6:20
65
スタート地点
7:25
60
赤摩木古出合
8:25
290
大滝
13:15
13:35
55
14:30
36
15:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道五箇山からブナオ峠へ向かう。

ブナオ峠の2km手前から谷に降りるが路肩スペースは少ないのでブナオ峠に駐車してもよいかも。(どのみちブナオ峠から下山する為)
コース状況/
危険箇所等
核心は750mくらいの崖地形部分にある多段滝の内15mくらいの滝で、かなりの力量がないと難しい。(逆にこの滝を巻いてしまうとほとんど面白みが無くなってしまう。)
ブナオ峠手前よりスタート
2014年10月11日 06:16撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 6:16
ブナオ峠手前よりスタート
特徴的な木が波線ルートの目印です。
2014年10月11日 06:19撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 6:19
特徴的な木が波線ルートの目印です。
わかる程度に道はあったが、我々は早々に谷に向かいます。
2014年10月11日 06:37撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 6:37
わかる程度に道はあったが、我々は早々に谷に向かいます。
出合直前は急峻で懸垂1回
2014年10月11日 07:16撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
10/11 7:16
出合直前は急峻で懸垂1回
小一時間で赤摩木古谷出合に到着。
2014年10月11日 07:24撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
10/11 7:24
小一時間で赤摩木古谷出合に到着。
早速ゴルジュと渕。どれもヘツリ可能で浸かる事は無い。
2014年10月11日 07:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 7:28
早速ゴルジュと渕。どれもヘツリ可能で浸かる事は無い。
所々日が入り水温普通で暖かい。
2014年10月11日 07:52撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 7:52
所々日が入り水温普通で暖かい。
P652を越えて地形図通り崖っぽくなってきたら
2014年10月11日 08:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 8:26
P652を越えて地形図通り崖っぽくなってきたら
核心部の登場です。
2014年10月11日 08:27撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 8:27
核心部の登場です。
下段は左右お好みで
2014年10月11日 08:31撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 8:31
下段は左右お好みで
ルート検討中…
2014年10月11日 08:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 8:32
ルート検討中…
支点工作中…
2014年10月11日 08:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 8:57
支点工作中…
じりじりと登って行きます。
2014年10月11日 09:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 9:01
じりじりと登って行きます。
難所を突破!!
2014年10月11日 09:07撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 9:07
難所を突破!!
攻略お疲れ様ッス
2014年10月11日 09:09撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 9:09
攻略お疲れ様ッス
2番手BOSSの支点整理の技が光る
2014年10月11日 09:23撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 9:23
2番手BOSSの支点整理の技が光る
あとは支点回収しながら登るだけです。
ロープにぶら下がりまくり(汗)
2014年10月11日 09:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 9:26
あとは支点回収しながら登るだけです。
ロープにぶら下がりまくり(汗)
その後はこんな所や…
2014年10月11日 09:51撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 9:51
その後はこんな所や…
こんな感じが続きます。
2014年10月11日 09:56撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 9:56
こんな感じが続きます。
雲一つ無い最高の秋晴れ
2014年10月11日 10:04撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 10:04
雲一つ無い最高の秋晴れ
突如堰堤が1つ…
2014年10月11日 10:10撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 10:10
突如堰堤が1つ…
ふたつと出てきます。
2014年10月11日 10:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 10:17
ふたつと出てきます。
赤い岩が出てくると…
2014年10月11日 10:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 10:47
赤い岩が出てくると…
水流に削られ流れをかたどった岩盤となる。
2014年10月11日 10:48撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 10:48
水流に削られ流れをかたどった岩盤となる。
そして3つめの堰堤
こんな所によく作ったもんだ
2014年10月11日 11:20撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 11:20
そして3つめの堰堤
こんな所によく作ったもんだ
傾斜が増してきて…
2014年10月11日 11:23撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 11:23
傾斜が増してきて…
小滝も多いがイマイチピンと来ない
2014年10月11日 11:25撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 11:25
小滝も多いがイマイチピンと来ない
巨石がごろっと
奥の滝は巻きました
2014年10月11日 11:31撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 11:31
巨石がごろっと
奥の滝は巻きました
終盤の滝場では
2014年10月11日 12:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 12:03
終盤の滝場では
シャワー突破、ここで冷えたので急な詰めでも汗をかかずに快適だったりします。
2014年10月11日 12:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 12:03
シャワー突破、ここで冷えたので急な詰めでも汗をかかずに快適だったりします。
源頭の雰囲気で…
2014年10月11日 12:12撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 12:12
源頭の雰囲気で…
漕ぐほどの薮もほぼ無しで紅葉の登山道に到着です。
2014年10月11日 13:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 13:02
漕ぐほどの薮もほぼ無しで紅葉の登山道に到着です。
山頂は意外と賑わってます。
この時期に赤摩木古山をチョイスするとは皆さん渋いっす
2014年10月11日 13:10撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 13:10
山頂は意外と賑わってます。
この時期に赤摩木古山をチョイスするとは皆さん渋いっす
中央の桂湖
左の山はオゾウゾ山
冬の時期、昔はオゾウゾ山の尾根を使って桂に行き来してたらしい
2014年10月11日 13:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 13:13
中央の桂湖
左の山はオゾウゾ山
冬の時期、昔はオゾウゾ山の尾根を使って桂に行き来してたらしい
正面の大笠山、笈ヶ岳、仙人窟岳、国見山、瓢箪山、三方岩と続きます。
2014年10月11日 13:16撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 13:16
正面の大笠山、笈ヶ岳、仙人窟岳、国見山、瓢箪山、三方岩と続きます。
東側、大芦倉谷を囲むように大滝山、人形山、三ヶ辻山と続きます。
2014年10月11日 13:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 13:28
東側、大芦倉谷を囲むように大滝山、人形山、三ヶ辻山と続きます。
大笠山アップ。
モンベルの新生「岳人」に登場したガンガラシバナ並に有名なオバタキタンはここですよ
2014年10月11日 13:31撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 13:31
大笠山アップ。
モンベルの新生「岳人」に登場したガンガラシバナ並に有名なオバタキタンはここですよ
さて紅葉の尾根を下山です。
2014年10月11日 13:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 13:39
さて紅葉の尾根を下山です。
1時間チョイでブナオ峠到着。その後車まで移動して周回完了。
なおこの自転車に乗る人を境川ダムで見かけたので、自転車デポして大笠山から周回縦走したのか。イイルートですね
2014年10月11日 14:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 14:32
1時間チョイでブナオ峠到着。その後車まで移動して周回完了。
なおこの自転車に乗る人を境川ダムで見かけたので、自転車デポして大笠山から周回縦走したのか。イイルートですね
ブナオ峠先の「塩硝の道」は閉ざされています。
塩硝の輸送はもとより、昔の桂の人は客人をもてなすためにこの道を使ってわざわざ金沢まで菓子を買いに行ったそうな、マヂかよ
2014年10月11日 14:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 14:32
ブナオ峠先の「塩硝の道」は閉ざされています。
塩硝の輸送はもとより、昔の桂の人は客人をもてなすためにこの道を使ってわざわざ金沢まで菓子を買いに行ったそうな、マヂかよ
(以下おまけ)
桂湖奥の大笠山登山道前の吊り橋から覗くと…
2014年10月11日 16:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 16:26
(以下おまけ)
桂湖奥の大笠山登山道前の吊り橋から覗くと…
大畠谷はダムの水が多く入りづらいが、今年は多くの記録を拝見したのでみんな頑張ってるなぁ
2014年10月11日 16:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 16:26
大畠谷はダムの水が多く入りづらいが、今年は多くの記録を拝見したのでみんな頑張ってるなぁ
右が大畠谷で正面が桂川本流。
奥の谷に行くのは容易ではなさそう
2014年10月11日 16:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 16:32
右が大畠谷で正面が桂川本流。
奥の谷に行くのは容易ではなさそう
木になっていた加須良川も見に行くけど…
2014年10月11日 16:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 16:39
木になっていた加須良川も見に行くけど…
二輪駆動車は峠に駐車した方が無難。
加須良に降りられると思うが、道が掘れてて登れなくなる恐れが大きい。
なお加須良川はほとんど河原であった
2014年10月11日 16:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 16:46
二輪駆動車は峠に駐車した方が無難。
加須良に降りられると思うが、道が掘れてて登れなくなる恐れが大きい。
なお加須良川はほとんど河原であった
昭和43年に離村、助け合っていた桂の集落も冬を越せなくなり昭和45年に離村となる。(くわしくは「さよなら、桂」という本を参照)
2014年10月11日 16:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 16:54
昭和43年に離村、助け合っていた桂の集落も冬を越せなくなり昭和45年に離村となる。(くわしくは「さよなら、桂」という本を参照)
戻って開津谷と
2014年10月11日 17:14撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 17:14
戻って開津谷と
赤摩木古谷方面
奥の山は大獅子山かな
2014年10月11日 17:14撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 17:14
赤摩木古谷方面
奥の山は大獅子山かな
開津橋から赤摩木古谷
桂湖から向かうのはムリですね
2014年10月11日 17:19撮影 by  DSC-TX20, SONY
10/11 17:19
開津橋から赤摩木古谷
桂湖から向かうのはムリですね
くろば温泉
周辺は飲食店が少ないのでここの二階で食事できるのはありがたかった。
2014年10月11日 17:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
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10/11 17:42
くろば温泉
周辺は飲食店が少ないのでここの二階で食事できるのはありがたかった。
撮影機器:

感想

赤摩木古、なんて読むかわかりますか?
(「あかまっこ」だそうです。)

レコのエリア選択で「北陸白山」と登録しましたが、白山御前峰からは遙かに北、名山マニアには有名な笈ヶ岳や300名山の大笠山のさらに北で300名山の大門山よりは南となる位置にあります。

この界隈は境川の支流域であり境川周辺の沢と言えば大変厳しいが銘渓の呼び声高い谷がいくつもある。その支流域に足を踏み入れるのだからどのような景色が広がっているのかとても楽しみにしながら当日を迎えた。
(前書き)

東海北陸自動車道ひるがの高原で仮眠後、併設のコンビニで温かい肉まんを食べ集合場所の五箇山インターすぐの道の駅に到着したのが4時45分頃。
荷物をまとめてブナオ峠へ向かいますが、既に何台かの車が峠に向かっているようでしたし、その後も何台かの車が上って行っておりオロロ(アブ)の心配が無く紅葉の時期ともなれば人気の山なのだと思った。

ブナオ峠手前のタカンボウ山方面へ向かう波線ルート付近に駐車して出発。まずは赤摩木古谷まで下降することとなる。
波線ルート入り口若干わかりにくいが、特徴的な立ち枯れのミズナラ(?)とピンクテープ、そして階段があるため注意深く探せば発見できるでしょう。

早々に波線ルートに見切りを付けて赤摩木古谷に向かって下降、懸垂1回で出合に到着。

出合付近はゴルジュ風の立った両岸で雰囲気がよい。

支流とp652二俣までは特に何も出てきませんが、その何もない区間の簡単なヘツリ時に右膝を打ってしばし悶絶。
痛いだけなら問題無いのだが、なぜか酸欠に似た気分の悪さを感じ思わず座り込んでしまった。しばらく休憩して気持ち悪さは和らいだがこの後もなぜかとても息苦しくキツイ遡行となってしまった。

p652を過ぎ崖地形に囲まれた地点に到着すると核心の大滝となる。

数年前の富山労山の記録画像と比べると少し岩がはがれているようだが難易度が上がっているか下がっているかは不明。
トップのGENさんが切り開き2番手のBOSSがクリアした後アタック、支点にA0+ロープにぶら下がりまくって滝上に上がる(汗)

その後も小滝等がいくつも現れるのですが、今ひとつインパクトに欠けているものばかりで、普通の谷ならまあまあ楽しく思うが、境川支流という期待度から言えば正直「大味感」が出てしまう、それほどに境川に掛ける思いがあると受け取って貰ってかまわない。

山頂方面へ忠実にRF、ヤブコギはほとんど無いが息も絶え絶えに詰め上げると登山道と合流、山頂まではもう一足延ばす事となる。

やがて見晴らしの良い山頂に到着。美しい紅葉とも相まって登り詰めた達成感をかみしめた後ブナオ峠に向かってもう一がんばりするのであった。

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コメント

アタックおめでとうございます
赤摩木古山を通過した際、
とっても賑やかな雰囲気だったので
何があったんだろう??と気になっていました。
握手して健闘をたたえあっていたのですね。
おめでとうございます。
2014/10/13 16:46
akemiさんこんばんは
握手シーンをごらんになっていたとは、いやはやお恥ずかしいかぎりです

akemiさんの記録を拝見して大笠山ピストンされてて「ロングスゴイ」と思いましたが、他の記録でも各地をトレランスタイルでガンガン走っておられて ギョッっと驚きました。

常日頃からトレランされる方の心肺機能がうらやましいかぎりです
2014/10/13 20:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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