大菩薩嶺から牛ノ寝通りを経て小菅の湯へ


- GPS
- 07:06
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:06
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
○中央線/中央本線直通 5:24 立川 - 6:19 大月 ○中央本線 6:23 大月 - 6:41 甲斐大和 ○栄和交通 7:45 甲斐大和 - 8:25 上日川峠 ※臨時便 <復路> ○富士急山梨バス 16:30 小菅の湯 - 17:50 上野原 ○中央本線 17:59 上野原 - 18:22 高尾 ○中央線 18:29 高尾 - 18:45 立川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○福ちゃん荘~大菩薩嶺 唐松尾根はやや急登ですが、距離が短いのでそれほど苦ではありません。 雷岩が近づくにつれ、振り向くと富士山の絶景が見えます。 雷岩から大菩薩嶺までは緩やかな登りで10分かからず着きます。 ○雷岩~大菩薩峠 賽の河原付近にガレ場はありますが、全体的に歩きやすい稜線です。 介山荘の隣に休憩舎と公衆トイレがあります。 ○大菩薩峠~石丸峠 熊沢山への登りは地味な尾根ですが、熊沢山から石丸峠への下りは開放的な大草原が広がっていて気持ちいいです。 ○石丸峠~牛ノ寝通り 牛ノ寝通りは緩やかな下りが延々続きます。 人通りは少ないものの踏み跡はしっかりしているので、道に迷う事はないと思います。 ○大マティ山 山頂付近は踏み跡が不明瞭なのと中途半端にテープが付いているので道が分かりにくいです。 ○ワサビ田を経て小菅の湯へ 序盤は道がザレているので、滑りやすいです。 ワサビ田を過ぎると舗装路になり、道なりに歩いていると小菅の湯への案内があります。地味に舗装路が長いです。 <Record> 出発時刻/高度: 08:27 / 1591m 到着時刻/高度: 15:34 / 728m 合計時間: 7時間6分 合計距離: 21.56km 最高点の標高: 2037m 最低点の標高: 698m 累積標高(上り): 1167m 累積標高(下り): 2041m ●総歩数(Door to Door):44,817歩 |
その他周辺情報 | 小菅の湯は3時間、620円でした。 受付で渡られたカギにロッカーの番号が書いてあるので、指定のロッカーを使用します。 ザックなどの大型の荷物は食堂の手前に荷物置き場があります。 |
写真
感想
約3週間ぶりの山行です。
以前より行きたいと思っていた、牛ノ寝通りを歩いて来ました。
当初は小屋平から登るつもりでしたが、どうせなら大菩薩嶺に寄ってからの方がいいと思い、上日川峠をスタート地点にしました。
本来の始発バスは8:10ですが、7:45頃に臨時バスが出ました。臨時バスは10人くらい積み残しが出ていたので、7:30より前に甲斐大和に着くようにした方がいいです。(私は7時前には着いていました)
臨時バスのおかげで当初より30分早くスタートできたのは幸いでした。
今日はロングトレイルなので、30分の貯金はありがたいです。
先ずは唐松尾根から大菩薩嶺を目指します。
ここさえクリアすれば、この先は殆ど下りになるので、後が楽になります。
高度を上げてからは振り向けば富士山の絶景が拝めます。
おかげで富士山に見とれて足が進みません(笑)。
大菩薩嶺のピークを踏んだら、この先は楽しい稜線歩きが待っています。
先に大菩薩峠に行ってから山頂を目指す人が結構いましたが、大菩薩峠の絶景を見たあとに苦労して登った先が展望のない山頂だと、余計に疲れる気がします。
唐松尾根を登るのが苦でなければ、先に山頂に登ってから大菩薩峠に行った方が下りの方が長くなるし、最後まで絶景を楽しめるのでオススメです。
雷岩から大菩薩峠への稜線は終始富士山と南アルプスが拝めます。
途中、賽の河原や親不知ノ頭など、変化に飛んだ場所もあって、この稜線だけでも満足度は高いと思います。
連休中だったこともあって、介山荘までは家族連れやご年輩のグループがたくさんいて賑やかでした。
介山荘から石丸峠方面に足を進めると、ぐっと人の数が減りました。
殆どの人は大菩薩峠目当てなのかな?
さらに石丸峠の先、牛ノ寝通りに入ると誰もいません。
ここから先は私だけの世界です。
今回、牛ノ寝通りに来た一番の目的は紅葉です。
時期的に少し早いかなと思ったのですが、標高1800mより上の方は結構色付いていました。
CTが長いから先を急がないといけないのに、紅葉がきれいで写真を撮りすぎて足が進みません(笑)。
でもまあ、牛ノ寝通りのCTは緩めに設定されているので、普通に歩いていれば余裕でCTはクリアできるはずです。
今回も写真を撮りまくり、途中で15分食事を摂ってもCT以内で歩いていますから。
歩いている人はあきらかに少ないのに道はこれでもかというくらいキレイに整備されていて、そのギャップが不思議でした。
牛ノ寝通りに入ってから誰にも会わず、静かに歩いていたのですが、突然背後からパキッっと枝を踏む音がしました。
動物でも出たのかと思い、ちょっとビビりながら振り向くと、なんとMTBに乗った男性が爆走しているではありませんか。
まさか最初に出会った人がMTBとは思いませんでした(笑)。
いくら道が平坦だと言っても落ち葉は積もっているし、ところどころ小さな倒木もあるのでチャリで走るには厳しいと思うのですが。
そういえば、気合の雄叫び?を上げていたっけな(笑)。
時間的に余裕をもって棚倉小屋跡まで来たので、色気を出して大マティ山へ寄り道する事にしましたが、正直これは失敗でした。
大マティ山頂付近は広場になっていて踏み跡が不明瞭な上に道標も分かりにくいので、20分くらい道に迷ってしまいました。
臨時バスでもらった貯金をここで吐き出してしまいました。
ちなみに大マティ山の山頂は樹林帯の中にあるので、眺望が一切ないどころか、山頂標柱を探すのも大変です(笑)。
あとは棚倉小屋跡に戻って、小菅の湯に下るだけです。
ワサビ田経由で下山したのですが、道が細い上にザレでいるので結構、気を使いました。ワサビ田を過ぎると舗装路になるのですが、これも地味に長い。モロクボ経由で下山するとどんな感じだったのか気になります。
15:30頃、小菅の湯に到着。
温泉に入るかそのまま帰るかバスの時間で判断しようと思ったのですが、これが少し分かりにくいです。
建物前に西東京バス(奥多摩行)と富士急山梨バス(上野原行)のバス停があり、ロータリーを挟んだ反対側に村営バスの時刻表があります。
村営バスの次発が16:21だったので、これに乗れば西東京バスに接続すると思い、温泉に入ったのですが、受付の人に聞くと、16:21は西東京バスへの接続はなく、奥多摩に行く次の便は17:45の西東京バスだと言うではありませんか。マジか。
16:21のバスに合わせて風呂を早めに切り上げてきたというのに。。
仕方ないから屋内でまったりしていようかと思ったら、16:30に上野原行のバスがあることが分かり、慌てて精算を済ませバスに乗りました。
おかげで思ったより早く、帰れたのでよかったのですが、事前にバス情報を調べておかないとダメでしたね。
ちなみに10月からバスのダイヤが変わったそうで、西東京バスが小菅の湯に直接乗り入れるようになりました。
それにともない、村営バスと西東京バスの接続は不便になった?
肝心のお風呂ですが、内湯、外湯ともに種類が豊富で広さも十分あるので快適です。値段も3時間620円と手頃なのも嬉しいです。
来春には「道の駅 こすげ」としてリニューアル?するみたいなので、車の人は一層便利になるかもしれませんね。
バスの人は事前によく調べておきましょう(笑)。
お疲れ様でした。
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