残雪期の武奈ヶ岳(八淵の滝経由)
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 937m
- 下り
- 936m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者には、登山者専用駐車場があります。 また、4月1日の開村からになりますが、入村には400円/人が必要となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八淵の滝の障子滝や貴船滝へのルートは、一部に鎖が設置されているなど一定整備されていますが危険箇所あるバリエーションルートになります。また細川越から広谷は、渡渉が何箇所もあり、またそのポイントがわかりにくい所があります。登山初心者の方は、経験者の方と登られる事をおすすめします。 また、この時期は残雪期であり、上部は積雪があります。今回アイゼンは装着しませんでしたが、年によっては、積雪状況や天候によりアイゼン必要な時もあるので、軽アイゼンは装備しておいた方が良いと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(ベースレイヤー)
パンツ(ベースレイヤー)
ドライレイヤー上下
保温着(ミドルレイヤー)
ソフトシェル
冬用ズボン
厚手ウール靴下
グローブ
雨具上着(防水透湿性)
日よけ帽子
3シーズン用重登山靴(後コバ有)
ゲイター(スパッツ)
軽アイゼン(6本爪)
ザック(18L)
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション(2L)
飲料水予備
サーモス(保温ポット)
磁北線地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
お金(少々)
スマートフォン
サングラス
タオル
ツェルト
ストック(1本)
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感想
最近忙しく、山に登れてなかったのと、残雪期の八淵の滝はどんな感じか、久しぶりに登ってみたいと思って武奈ヶ岳をソロで行ってきました。
ガリバー旅行村が4月から開村と知らずに登山口へ行けるのか不安でしたが、登山者駐車場は開放されていて一安心。平日という事もあり私一人でした。
登山道から障子滝へ下るルートに入ってドキドキ。以前に何度も登ってるしソロでも行ってるのですが、八淵の滝は毎度ドキドキワクワクします笑
障子滝の足が確実に濡れる渡渉箇所よりも前の、最初の渡渉がビビリました。足を置く石がどこもヌルってどうしようかと(^_^;(写真無し)
まあ落ちても足元がびしょ濡れになるだけなのですが。沢登りの軽いヤツと思えば問題無しですね笑
そこから先、大擂鉢から上は、渡渉とルーファイしながら順調に登っていきました。貴船滝もいつもの通りで順調に。オガサカ分岐周辺は意外と残雪量が多かったです。日が当たりにくく融けにくいからかと思います。
八雲ヶ原周辺とそこから上部は思ったよりも積雪量は少なかったです。温暖化の影響からか年々積雪量が少なくなっている気がします。
武奈ヶ岳山頂も、この時期にしては残雪はありませんでした。一方で、北陵には北側だけあって稜線には積雪があり一番楽しく歩けました。アイゼン無しでザクザク歩けて楽しかったです。
細川越からは、沢沿いを何度も渡渉しながらになりますが残雪でルーファイが難しく、一度渡渉箇所を見失って戻る場面もありました。とはいえ、磁北線地図でのルーファイまでは必要なく、比較的順調に下山できました。
が、、他でアクシデントありました(^_^;
花粉症持ちでして、アレルギー薬を飲んで登山開始し、武奈ヶ岳山頂からの北陵歩きまでは大丈夫だったのですが、細川越手前からのスギの木の群生地あたりから鼻水が止まらなくなって、大きなくしゃみを何度もするし大変なことになりました。今回は同行者いなくて良かったです笑
また下山途中に結構近い距離で鹿に出会いました。くしゃみして追い払えてたと思っていましたが笑、お互いビックリでした笑笑
まじめな話に戻ります。
今回コヤマノ分岐から山頂へ行く途中に、遭難者を捜索中の消防の山岳救助隊の方にお出合しました。前日にイン谷から入山された方が下山されていないとのことで何か手がかりあったら教えて欲しいとのことでした。下山後の報道で、残念ながらお亡くなりになられたとのことでご冥福をお祈りします。
今回ルートには、登山者はほとんどいませんでした。コヤマノ分岐あたりから山頂、そして細川越あたりは、他ルートからの登山者がいるので、出会うことはありましたが、八淵の滝や細川越からの下山道は一度も出会いませんでした。
今回の遭難死亡事故のように、ソロ山行は遭難時に重大なリスクに繋がる事が多いので相応の体力、行動や装備が必要と思います。
磁北線を描いた地形図とコンパスを持って行きましたが、結局一度も読図せずともルーファイしながら行けました。また念のため軽アイゼンも装備していましたが、一度も装着せずに下山できました。但し、その年の残雪量によっては両方とも必要な場面があると思われるので、この時期は必ず装備していくことをオススメします。
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