宝川温泉手前の路肩からスタート。昨年は桜が満開だったが、今年は1か月早いので、平地が桜開花でもまだまだ。
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宝川温泉手前の路肩からスタート。昨年は桜が満開だったが、今年は1か月早いので、平地が桜開花でもまだまだ。
以前の登山者駐車場は、噂通りに雪のバリケードで、侵入できず止められません!
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以前の登山者駐車場は、噂通りに雪のバリケードで、侵入できず止められません!
宝川沿いの長い長い林道歩きが続く。雪は途切れた箇所もあるが、けっこう繋がっていた。雪質はアイス気味で、つぼ足で快適。予想外だったのは、スキー跡だけでなく、数日前と思われる登山者の形跡がある⁉
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宝川沿いの長い長い林道歩きが続く。雪は途切れた箇所もあるが、けっこう繋がっていた。雪質はアイス気味で、つぼ足で快適。予想外だったのは、スキー跡だけでなく、数日前と思われる登山者の形跡がある⁉
歴史を感じる隧道、今年も氷筍はなし
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歴史を感じる隧道、今年も氷筍はなし
癒しの滑が続き、去年は見落とした『たまご石』発見
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癒しの滑が続き、去年は見落とした『たまご石』発見
去年よりも、時期が1か月早いせいか、水流はおとなしめで、爆音も響かず、癒しの音色。朝から晴れて、風もほとんどなく、穏やかな天気なので、よりそう感じるのかも。
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去年よりも、時期が1か月早いせいか、水流はおとなしめで、爆音も響かず、癒しの音色。朝から晴れて、風もほとんどなく、穏やかな天気なので、よりそう感じるのかも。
板幽橋着
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板幽橋着
もう少し林道を進む。マイシャドー。
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もう少し林道を進む。マイシャドー。
林道を離れ、ワカンを嵌めて藪山へ取り付くが、最初は植林帯。薄暗いのでちょっと不気味だが、引き締まった雪で、問題なく歩ける。早めに細尾根に取り付くと、本当に藪で進めないので、注意です。
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林道を離れ、ワカンを嵌めて藪山へ取り付くが、最初は植林帯。薄暗いのでちょっと不気味だが、引き締まった雪で、問題なく歩ける。早めに細尾根に取り付くと、本当に藪で進めないので、注意です。
去年チェーンスパイクで苦戦した急斜面箇所(標高1300m辺り)は、数日前らしき踏み後のステップのおかげで、ワカンのまますんなりと通過。12本爪アイゼン(ついでにピッケルも(^_^;))用意してきたが、今日は必要なし。
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去年チェーンスパイクで苦戦した急斜面箇所(標高1300m辺り)は、数日前らしき踏み後のステップのおかげで、ワカンのまますんなりと通過。12本爪アイゼン(ついでにピッケルも(^_^;))用意してきたが、今日は必要なし。
青空の下、ブナ林を進む
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青空の下、ブナ林を進む
標高1370m位のネズコの、ちいさな森(森という程の規模ではありませんが、そう形容したくなる雰囲気)
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標高1370m位のネズコの、ちいさな森(森という程の規模ではありませんが、そう形容したくなる雰囲気)
ちいさな森を抜けると、スキー場のゲレンデみたいな丘。ここからは、やや重の湿雪だが、新雪が5〜10cm位積もっている。踏み後がリッセトされて、ノートレースが嬉しい。新雪の下は、締まっていて、踏み抜きなし。
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ちいさな森を抜けると、スキー場のゲレンデみたいな丘。ここからは、やや重の湿雪だが、新雪が5〜10cm位積もっている。踏み後がリッセトされて、ノートレースが嬉しい。新雪の下は、締まっていて、踏み抜きなし。
そして風景が開けて、開放感ある世界になる。振り返ると、マイトレースの奥に武尊山。
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そして風景が開けて、開放感ある世界になる。振り返ると、マイトレースの奥に武尊山。
白毛門から派生する尾根。左奥に赤城山。
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白毛門から派生する尾根。左奥に赤城山。
雨ヶ立山へと続く尾根の奥に、尾瀬の山並み。真ん中奥に小さく燧ヶ岳、その右に至仏山・笠ヶ岳
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雨ヶ立山へと続く尾根の奥に、尾瀬の山並み。真ん中奥に小さく燧ヶ岳、その右に至仏山・笠ヶ岳
左前方に広がる、オープンバーン
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左前方に広がる、オープンバーン
標高1460m辺りは、平坦地で尾根が途切れ、西へ進んでから尾根に取り付く。下りでは、迷いやすい地点。
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標高1460m辺りは、平坦地で尾根が途切れ、西へ進んでから尾根に取り付く。下りでは、迷いやすい地点。
ズームで、左奥に谷川岳、真ん中トンガリが白毛門、右奥は一ノ倉岳・茂倉岳だろうか?
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ズームで、左奥に谷川岳、真ん中トンガリが白毛門、右奥は一ノ倉岳・茂倉岳だろうか?
笠ヶ岳〜朝日岳は、まだまだ白さが残っている
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笠ヶ岳〜朝日岳は、まだまだ白さが残っている
この角度からの笠ヶ岳は、なかなかの山容
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この角度からの笠ヶ岳は、なかなかの山容
標高1500m辺りの雪原、先行者はアニマルのみ。気分もどんどん高まり、足取りもスローながらも、今のところは問題ない。
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標高1500m辺りの雪原、先行者はアニマルのみ。気分もどんどん高まり、足取りもスローながらも、今のところは問題ない。
朝日岳は、どっしりと構えていて、今日は一番の存在感だった
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朝日岳は、どっしりと構えていて、今日は一番の存在感だった
ナルミズ沢を遡った先に、綺麗な三角錐の大烏帽子山が、目立ってきた。登ってみたいが、自分には縁がないだろう。右は烏帽子山。それにしても、青と白の世界が、素晴らしい!スキーでシュプールを描くのは、最高の気分だろう(^^♪
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ナルミズ沢を遡った先に、綺麗な三角錐の大烏帽子山が、目立ってきた。登ってみたいが、自分には縁がないだろう。右は烏帽子山。それにしても、青と白の世界が、素晴らしい!スキーでシュプールを描くのは、最高の気分だろう(^^♪
布引山は、左の白いなだらかなピーク。標高1600mちょっとの小ピーク4コは、昨年は藪がもっと出ていて、ガスで状況把握できず、東側の崖マークにビビリながら巻いて通過したが、今年は、精神的に余裕をもって巻けた。
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布引山は、左の白いなだらかなピーク。標高1600mちょっとの小ピーク4コは、昨年は藪がもっと出ていて、ガスで状況把握できず、東側の崖マークにビビリながら巻いて通過したが、今年は、精神的に余裕をもって巻けた。
燧ヶ岳・至仏山・笠ヶ岳ズーム
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燧ヶ岳・至仏山・笠ヶ岳ズーム
右手の雨ヶ立山も、だいぶ近づいてきた。今年の雪山は、4回とも撤退だが、今日は周回できそう。雨ヶ立山の左奥は、平ヶ岳方面。
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右手の雨ヶ立山も、だいぶ近づいてきた。今年の雪山は、4回とも撤退だが、今日は周回できそう。雨ヶ立山の左奥は、平ヶ岳方面。
左奥が布引山山頂で、目前だが、足の疲れとガス欠で、スローダウン
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左奥が布引山山頂で、目前だが、足の疲れとガス欠で、スローダウン
朝日岳方面、まだクリミィーな斜面も残っている
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朝日岳方面、まだクリミィーな斜面も残っている
4時間45分で、やっと布引山山頂。正面は、朝日岳〜烏帽子山(大烏帽子山は、烏帽子山の頭上に、ちょこっとだけ頭頂部が見える程度)
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4時間45分で、やっと布引山山頂。正面は、朝日岳〜烏帽子山(大烏帽子山は、烏帽子山の頭上に、ちょこっとだけ頭頂部が見える程度)
烏帽子山〜柄沢山〜巻機山。柄沢山は、いつか行ってみたい!
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烏帽子山〜柄沢山〜巻機山。柄沢山は、いつか行ってみたい!
巻機山の右方面、上越国境の山で、中央が小沢岳で、右奥が秋に登った本谷山かな?小沢岳左手前の黒いピークが、刃物ヶ崎山か?『奥利根の怪峰』で、行ってみたいけど、日帰りでは難しく、自分には無理な、登山道なしの秘峰。
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巻機山の右方面、上越国境の山で、中央が小沢岳で、右奥が秋に登った本谷山かな?小沢岳左手前の黒いピークが、刃物ヶ崎山か?『奥利根の怪峰』で、行ってみたいけど、日帰りでは難しく、自分には無理な、登山道なしの秘峰。
平ヶ岳・赤倉岳、春の雪山の、山肌が美しい
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平ヶ岳・赤倉岳、春の雪山の、山肌が美しい
雨ヶ立山の奥に、燧ヶ岳・至仏山・笠ヶ岳
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雨ヶ立山の奥に、燧ヶ岳・至仏山・笠ヶ岳
尾瀬の笠ヶ岳と武尊山の間の奥に、日光白根山・錫ヶ岳
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尾瀬の笠ヶ岳と武尊山の間の奥に、日光白根山・錫ヶ岳
武尊山、だいぶ融雪が進んでいる。麓の宝台樹スキー場も良く見え、スキー再開したくなる・・
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武尊山、だいぶ融雪が進んでいる。麓の宝台樹スキー場も良く見え、スキー再開したくなる・・
谷川岳東壁ズーム。パソコンで元サイズで見ると、左右の耳や鞍部に、アリのように人が写っている
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谷川岳東壁ズーム。パソコンで元サイズで見ると、左右の耳や鞍部に、アリのように人が写っている
今日も、これが、ごちそう(^-^)
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今日も、これが、ごちそう(^-^)
そして、うたたね😊 帰路が10kもなければ、1時間位したかったけど、帰りは雪が緩んで苦戦するだろうし・・束の間だけど、至福の時間です(*^^*)
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そして、うたたね😊 帰路が10kもなければ、1時間位したかったけど、帰りは雪が緩んで苦戦するだろうし・・束の間だけど、至福の時間です(*^^*)
空腹を満たし、少し休んで、いくらか復活。さて雨ヶ立山へと、向かいます。登ってきた布引尾根方面。
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空腹を満たし、少し休んで、いくらか復活。さて雨ヶ立山へと、向かいます。登ってきた布引尾根方面。
去年は布引山ピストンだったので、ここからは未知の歩き。といっても、去年は上部は全く眺望無かったので、ここまでも、初歩きの楽しさだった。
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去年は布引山ピストンだったので、ここからは未知の歩き。といっても、去年は上部は全く眺望無かったので、ここまでも、初歩きの楽しさだった。
風景を満喫しながら、ゆっくりと歩みます。北方面の白銀の上越国境。上州側は、今年は小雪だったので、この景色に満足。
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風景を満喫しながら、ゆっくりと歩みます。北方面の白銀の上越国境。上州側は、今年は小雪だったので、この景色に満足。
南方面の上州側の景色
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南方面の上州側の景色
振り返るとマイトレース
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振り返るとマイトレース
先導するは、うさちゃんのトレース。トレースはよく見るけど、白兎は実物は、たぶん1.2度だけしか、見たことが無い。遭遇率がかなり低いけど、写真に収めてみたい。
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先導するは、うさちゃんのトレース。トレースはよく見るけど、白兎は実物は、たぶん1.2度だけしか、見たことが無い。遭遇率がかなり低いけど、写真に収めてみたい。
雨ヶ立山山頂手前から振り返り、布引山のバックに、谷川岳、笠ヶ岳〜朝日岳、烏帽子山、大烏帽子山の展望。ここからは、烏帽子山と重ならないで、大烏帽子山が聳えている。
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雨ヶ立山山頂手前から振り返り、布引山のバックに、谷川岳、笠ヶ岳〜朝日岳、烏帽子山、大烏帽子山の展望。ここからは、烏帽子山と重ならないで、大烏帽子山が聳えている。
大烏帽子山ズーム
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大烏帽子山ズーム
こちら側から見ると、手前の往路の布引尾根には、小さいが雪庇があったのが、分かる
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こちら側から見ると、手前の往路の布引尾根には、小さいが雪庇があったのが、分かる
雨ヶ立山山頂着。ここからは、利根川源流域の山並みの手前に、奥利根湖が佇んでいる。360度のパノラマですが、他は、今までとほぼ重複するので、割愛。
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雨ヶ立山山頂着。ここからは、利根川源流域の山並みの手前に、奥利根湖が佇んでいる。360度のパノラマですが、他は、今までとほぼ重複するので、割愛。
武尊山・赤城山を見下ろしながら、下山。左右も展望ありますが、やはり割愛。
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武尊山・赤城山を見下ろしながら、下山。左右も展望ありますが、やはり割愛。
尾根から外れて、若いブナ林をトラバース気味に歩く
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尾根から外れて、若いブナ林をトラバース気味に歩く
そして、雪堤を乗り越えて、尾根に復帰
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そして、雪堤を乗り越えて、尾根に復帰
標高1380m辺りで尾根から外れて、支尾根へ下ろうと考えていて、再度尾根下を歩いていたら、意図せずに、1410m辺りから派生する支尾根に引き込まれた。まあ、この支尾根は第2の候補だったので、そのまま下る。
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標高1380m辺りで尾根から外れて、支尾根へ下ろうと考えていて、再度尾根下を歩いていたら、意図せずに、1410m辺りから派生する支尾根に引き込まれた。まあ、この支尾根は第2の候補だったので、そのまま下る。
幅広の尾根が、狭まってきた
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幅広の尾根が、狭まってきた
標高1250m過ぎの、等高線密地帯も、今日のコンディションでは、摺り落ちないで、ワカンですんなりと通過できた。ワカンの爪が効いているというより、登山靴の踵が、雪面に食い込んでいるというような感覚だった。
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標高1250m過ぎの、等高線密地帯も、今日のコンディションでは、摺り落ちないで、ワカンですんなりと通過できた。ワカンの爪が効いているというより、登山靴の踵が、雪面に食い込んでいるというような感覚だった。
板幽沢近くの標高1160m位の、枝沢がある平地に着地。ここから、さらに板幽橋目指して下るが、緩やかな勾配なのに、まだ標高差が300m近くもある。細尾根は藪がありそうなので、避けるように、別の尾根状の凸地形を下る。
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板幽沢近くの標高1160m位の、枝沢がある平地に着地。ここから、さらに板幽橋目指して下るが、緩やかな勾配なのに、まだ標高差が300m近くもある。細尾根は藪がありそうなので、避けるように、別の尾根状の凸地形を下る。
今度は上手い具合に、凸地形に乗るが、薄暗い植林帯が、飽きる程長く続き、やがて板幽橋へ着
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今度は上手い具合に、凸地形に乗るが、薄暗い植林帯が、飽きる程長く続き、やがて板幽橋へ着
そこからの、もっと長い林道歩きは(5km位)、朝とは違い、予想通りではあるが、雪が緩んで苦戦・苦行😢
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そこからの、もっと長い林道歩きは(5km位)、朝とは違い、予想通りではあるが、雪が緩んで苦戦・苦行😢
まだわずかだけど、春のかほりが芳しい。そして途中ワカンを外して、つぼ足になり、林道歩きでは、往路よりも時間が掛かって、駐車地へ着。
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まだわずかだけど、春のかほりが芳しい。そして途中ワカンを外して、つぼ足になり、林道歩きでは、往路よりも時間が掛かって、駐車地へ着。
布引山・雨ヶ立山は、歩く人は稀ですが、素晴らしい展望の山でした(^^♪ 危険も潜んでいますが、バックカントリーだったら、きっと、より楽しいのでしょう! (雨ヶ立山から少し下った、ブナ林から撮影)
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布引山・雨ヶ立山は、歩く人は稀ですが、素晴らしい展望の山でした(^^♪ 危険も潜んでいますが、バックカントリーだったら、きっと、より楽しいのでしょう! (雨ヶ立山から少し下った、ブナ林から撮影)
早速! 記録に食いつきましたよ〜 素晴らしいリベンジを果たせて大拍手です。 今年は雪が少なかったから尾根取付きはもうダメかなぁと思っていましたがまだ行けたんですね。
それに要所要所の写真のカットがとても分かりやすく、やっぱりbenさんの目線や核心に迫る感じ方は本当にすごいですし惚れます。
オレは昨年ひと段落して今年はお休みモード。この冬はあんまりシャキっと雪山ロングに行けなかったので、こんなすごいものを拝見させていただき あぁ〜あ〜 と感ずるとともに、benさんが行かれて本当に良かった!と、とても嬉しい気持ちになりました。
オレもいつかはまた再挑戦しなくちゃ!ですね・・・
ありがとうございました!
去年より1か月早いとはいえ、今年の小雪ではもうダメかもと思いましたが、今冬の目標だったので、チャレンジしました。
天気と雪質に恵まれて、特別大きな問題なく、歩けました。やはり残雪期の引き締まった雪質は、歩きやすいと、あらためて思いました。
登山者らしきトレースがあったので、こんな界隈歩くのは、もしやE-gunmaさんでは!と思ったのですが、違ったようでしたね^^;
E-gunmaさんなら、今日同様の条件なら、普通に歩けると思います。
再チャレンジして、ぜひ絶景を拝んで下さい
ふきのとうは、時期が早くて少ないと思ったのですが、不作の可能性がありそうですね😢
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