常念岳〜兄弟で初北アルプス〜(一ノ沢ルート)
- GPS
- 11:26
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 4:13
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
胸突八丁は道幅狭く注意が必要です。常念小屋から山頂まではゴロゴロした岩の上を歩く感じで、浮石多数です。 |
その他周辺情報 | 常念小屋ではお土産各種売っています。飲み物も買えます。 下山後、ほりで〜ゆ〜で温泉! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
弟と二人での初めての登山をいつかしてみたいと思っていました。
今はそれぞれ三重と東京で離れて暮らしていますが、申し合わせたわけでもないのに、二人ともいつのまにか山登りが好きになっていたのが不思議な話です。
そんな二人が一緒に登るならどこがいいだろうと考え、お互いの場所からアクセスが同じくらいになる長野の山、そしてやっぱり北アルプス、初心者向けと聞いていた常念岳、と考えがまとまっていきました。
今回の3連休で本当は常念小屋に一泊での、一番攻めやすいと聞いている一ノ沢ルートを考えていましたが、あいにくの台風接近で当日は直撃だろうと最初はやむなく断念することになったのですが、直前の天気予報で12日は晴れるとわかり、急きょ日帰りで登ることになりました。
弟は夜行バスで登山口に向かい、私は安曇野に前泊する形になりました。
私は昨日の木曽駒からの連ちゃんでしたが、弟との念願の常念岳を目前に、疲れを引きずることなく挑みます。
登山口で弟と合流、8月の帰省以来の再開です。
弟も私も初北アルプス、およそ1500mの高低差、日帰りでトータル約12時間の山行は初めてでしたが、気の知れあう身内であること、一人よりも心強く、気を使うこともなく楽しく登ることができました。
一ノ沢づたいの道は最初緩やかですが次第に傾斜がきつくなっていき、胸突八丁ではさすがにしんどい思いをしましたが、登っていくたびに景色が広がっていき、モチベーションもさげることなく、むしろどんどん上がっていきながら登ります。
常念乗越につくと、前方に槍ヶ岳を主とする北アルプスの山々がそびえ立ちました。
こんなに近くに槍ヶ岳を見ることができる場所なのかと、こんなすごい景色があっていいのかと打ち震えました。
山頂に行ったらどんな景色が待っているんだと、そこからもそびえ立つ常念岳を見上げ、気合を入れなおします。
常念乗越から山頂へ向かうとき、そこから見える突端が山頂だと思い込んでエンヤコラ登っていったのですが、そのピークに近づくと、前方にそこよりも高く、その上で人が集まっている姿を見て、もしかしてあれが頂上?と心折れそうになりましたが、そんな簡単に登れたら面白くないよな!と二人で言い聞かせ、頂上を目指します。
山頂では今でも信じられないくらいの360度のパノラマが兄弟を迎えてくれました。
ここからは見れない山はないんじゃないかというくらい、山だらけでした。
北アルプスの山はもちろん、立山、剱岳方面や、浅間山、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプス、富士山、御嶽山、、、
そこにいた山に詳しい人に教えてもらって、あれが剱岳か〜、あれが大キレットか〜と、どこを見ても感動しっぱなしです。
初めての北アルプスを常念岳にして本当に正解だったなあと感慨もひとしおでした。
そして、台風は本当にやってくるのか?というほどの好天に恵まれたことも感動を増してくれた要因の一つです。
今回なによりうれしかったのは、弟が本当に楽しんでくれていたことです。
頼りない兄だし、初めてづくしでいろいろ不安もあったと思いますが、登っていくにつれどんどんテンションも上がっていき、はしゃいでいる姿を兄目線で見守ることができたことが本当に嬉しかった。頂上で握手を交わし、肩を組んで写真を撮ることができたとき、唯一無二の兄弟であること、一緒に行動を共にし、ひとつ事を成し得ることができたことが本当に嬉しかったのです。
下山後、安曇野を観光してくれていた母に迎えにきてもらい、温泉で疲れを癒しながら弟と、また登りに来ようと誓い合いました。
楽しいレコをありがとう。感動しました\(^o^)/
yukidangoさん、はじめまして
兄弟二人でなにかするというのも子供の頃以来で、この歳になった今だからこそ、仲良く登れたのかなあと思います。
ひとり歩きが主ですが、弟となら何度でも登りたいと思えた最高の1日でした
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