木曽駒ケ岳 北御所登山口〜福島Bルート
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:12
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北御所登山口〜宝剣山荘 道もしっかりしており、落ち葉がクッションになってとても歩きやすいです。 急登箇所も特になし。風は冷たい 宝剣岳〜木曽駒ケ岳 危険マークがついている宝剣岳。中岳の巻き道を歩いてみましたが、そんなに危険と思わなかったです。その油断がいけないのでしょうか。 木曽駒ケ岳〜福島Bコース 八合目から七合目までは険路といわれるところです。確かに道は狭く、石がならぶところは大変でしたがなかなか魅力のある道でした。それ以外は平和な道です。 |
写真
感想
台風が来るということで、当初は空木岳・木曽駒ケ岳の縦走の予定だったのですが天候状況を見て、空木岳はやめることにしました。なにかあったらのロープウェーは大きいです。
毎日あるぺん号に乗り、4:00ごろに菅の台バスセンターに着き、タイツを履いていたら出発されそうになりました。危ない危ない。
外に出ると当然のことながら寒い。
そして人が多い。
話には聞いておりましたがこんなに人気なのか。
誘導の人に話を聞くとチケットを買ってから並べということですが、チケットの列も長蛇。多くの人がやっているようにバスの乗り場には荷物を置き、チケットは自分で買いにいきました。
バスは始発前からどんどん出発するのでそんなに心配せずに乗ることができました。
バスで走っていると道にたくさんの猿がいます。
これは登山口にいた場合にバトルせねばいけないのかという不安の元、北御所登山口で降りると、そのバスに乗っているなかで降りたのは自分だけ。
えー。みんなロープウェーなのかー。
そうなのかー
ちょっとギャップを感じながらも準備をして登りはじめます。
しかしながら早朝の自分はまあ呼吸が辛い。
全然進むことができません。
蛇腹沢登山口まではゆるやかな林道だったのですがゆるやかでも辛い辛い。
清水平ぐらいまでは辛かったですね。
そこからは特に問題もなし、落ち葉で床はふかふか。
急登の箇所もないし、紅葉ってるし、なかなかいい道ではないか。
人は見かけないけど
あっという間に千畳敷カールが見えるところまで来れました。
宝剣山荘の手前のベンチでおにぎりとお茶を飲んで、荷物を置いて宝剣岳に向かいます。このためにヘルメットも持ってきました。
まあ渋滞ですね。
しょうがないですね。
事故が多いらしく、危ないと思われるところにはボランティアの人なのか。声かけをしている人がいます。自分はそんなに危険とは思わなかったですが、あんまり慣れてない人がいっぱいだから余計に危険なのでしょうか。それとも自分みたいに増長しているのが危険な徴なのでしょうか。
宝剣岳の石にも登り、木曽駒ケ岳に向かいます。
途中、中岳の巻き道が危険マークだったのでそっちに行ってみると、やっぱりあんまり。
そして木曽駒ケ岳山頂にとうちゃく!
景色がいい!
噴煙をあげてる御嶽山が見える。
山頂で長い間、ボーッしておりましたが、そこから10分くだったところの頂上木曽小屋についても早く着いた感は否めません。体力も余っているし。
そこで小さい荷物だけを持って1時間ばかり走ることにしました!
そう!トレランやってみたい!
しかし、辛い
呼吸がすぐ切れる。
これが空気が薄いということなのか!
今まで空気が薄いなあと感じたのは富士山ぐらいしかなかったですが、走ると如実に感じられます。こういったところでトレランできるひとはすごいなあ。
時間は余りまくっているので、1時間半ぐらいぶらぶらして、小屋に戻ってボーッとしていると夕ご飯の時間に。カレーでした。おいしい。なんかミニカップでワインが出ましたが自分は山をやっているにも関わらず酒は別段欲しいと思わないので、欲しいひとにあげました。
日の入りを見てから、まーやることがない。
早く寝すぎると早く起きて暇になってしまうので、雑誌を読んでから消灯時間に寝ました。
朝はやっぱり調子が悪いです。
お湯で戻してたべるリゾットを食べてから、日の出を観にいきました。
寒い。
寒がりな自分はテント泊を選択しなくて正解だったようです。
さてさて、下山しますが福島Bルートの険路といわれるところは空木岳の池山尾根と同じぐらい魅力的に感じていたところです。辛いとか苦しいとかなんてステキな言葉なんでしょうか。
八合目から七合目避難小屋まで、道が細く、全身を使って登り降りして進む箇所です。
噂どおり、とてもおもしろい道でした。
七合目からはとても緑豊かな土地だなあと思うような下山路です。
映像で見るアメリカのPCTとかこんな雰囲気があったように思えます。
しかしそこで、1時間も歩いているとなかなか飽きてきます。
相変わらず、人に会わないし。
4合半の力水らへんから走れるところは走って下山することにしました。
たぶん、荷物は減ったので10kgぐらいですがこれがなかなか来ますねえ。
いい辛さです。
川を渡河すると林道部分に出ますが、そこでも走り、遠くに建物が見えるようになってくること。右ひざが痛くなってきました。ここらへんがやめ時でしょう。
のんびり歩いていると、向こうから黒い犬がやってきます。
首輪があるのでここらへんのペンションかなにかの犬なのかなと思います。
かわいいので、撫でたりしました。
靴の裏に感じるのは完全にアスファルトになったときにペンションでしょうか。アルパインというところからおじさんが出てきまして、途中まで送ってあげるよっと言ってくれました!
なんて有難い!
正直、膝が痛くなってからは走りたくはなかったですが、ロード部分をひたすら歩いても面白くありません。早く下山しすぎたのでバスの時間まで3時間ぐらいあるし。喜んで申し出を受け、そのペンションに泊まったお客さんたちに同乗させてもらう形で木曽福島駅から歩いて20分ぐらいのところで降ろしてくれました。
こういう親切いいですね!
東京までは4時間。
駅弁を食べたり、ポテチを食べたり、昼寝してたら着いちゃいました。
なかなかいい山旅でした。
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