越中駒ヶ岳/僧ヶ岳 [トンガリ五龍さん]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,079m
コースタイム
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇奈月温泉スキー場、平和の像(観音像)を過ぎると片側が切れ落ちた狭い道となります。落石もありますので、通行には注意が必要です。 第三登山口の手前、標高1043m地点に広い駐車スペースがあり、後立山連峰の展望台となっています(展望盤あり)。この先で路肩崩落の復旧工事が行われており(2014年10月現在)、駐車スペースの先には「車両通行止」の看板があります。工事車両以外は通行止ですが、実際には工事箇所の手前まで車は入れます。そこから烏帽子尾根ルート登山口(標高1280m)までは徒歩で30分程度です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆烏帽子尾根ルート登山口〜宇奈月尾根合流地点◆ 尾根通しに緩やかに登っていきます。標高が高いところからのスタートのため、すでに周囲の樹林の丈は低く、見通しがききます。 ◆宇奈月尾根合流地点〜旧モリブデン鉱山道分岐◆ 尾根の東側をトラバースしながら時折緩やかな九十九折れを交えて進みます。途中に前僧ヶ岳方面への道と旧モリブデン鉱山道との分岐があります。旧モリブデン鉱山道は現在整備されておらず、進むことはできません(ロープが張られて進めないようになっています) ◆旧モリブデン鉱山道分岐〜僧ヶ岳◆ 前僧ヶ岳に直登するこのルート唯一の急登ですが、ハシゴが随所にありますので、歩きにくいところは特にありません。前僧ヶ岳のピークから少し下ればそこは仏ヶ原です。標高は2,000mに満たないですが、冬の季節風が直撃するため風衝草原を形成しており、夏はニッコウキスゲなどのお花畑、秋は草紅葉が美しいところです。山頂に向けて左側には駒ヶ岳とそこに向かう稜線が見えてきます。ここからひと登りすれば僧ヶ岳山頂です。ここで、片貝山荘からの東又ルートと合流します。 ◆僧ヶ岳山頂〜駒ヶ岳◆ 一旦標高1,750m地点まで高度を下げると、いよいよ駒ヶ岳への登りです。北駒ヶ岳、立岩を過ぎると、岩場をフィックスロープを使ってクリアし、笹の中の道を進めば間もなく山頂に到着します。山頂は刈り払いがされており、東側以外はすべて望むことができます。なお、東側には展望台があり、後立山連峰方面はこちらからの方がよく見えます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
なんといっても、
redsronさんの昨年11/9のレコで衝撃を受けたのが、最初のキッカケです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-368509.html
五龍岳の尖り具合といったら…、もう。
素晴らしい五龍さんでした。
まずは感謝申し上げます。
まあ最初は、五龍岳の尖り具合を見てみたいという目的から入ったわけですが、
登ってみてlynx師匠曰く、「見えてる山は全部富山の山やちゃ」(たぶん語尾は違うと思うが)
そうなのだ、針ノ木岳からの後立山、剱、毛勝…と。
凄いものだ。
すっかり越中の山に親しんできている。
しかしですな、メジャーな立山、剱、薬師にまだ登っていないっちゅうのもマニアックな私らしくて気に入っている。
僧ヶ岳どまりではトンガリ五龍さんは見ることができませんので、
時間に余裕を持たせて、ぜひ駒ヶ岳まで足を延ばしていただきたい。
全国の駒ヶ岳最後の登山道として開かれた見晴らしの良い稜線の道からは、毛勝、剱岳北方稜線など絶景が待っています。
◆何度訪れてもなお募る望郷の思い◆
9月に毛勝山を訪れて以来、すっかりこの山域の虜になってしまったようです。
今回の駒ヶ岳行でも、毛勝山や片貝川など故郷の懐かしい山や川の素晴らしさを改めて発見しました。
山に興味を持ち始めたころは、3,000m級のアルプスの山々に憧れ、その頂に達することにこそ喜びを感じたものです。
訪れる人が多ければ多いほど華やかさが増し、山の魅力を引き立てると同時に、達成感も大きくなるものと信じて何の疑いも持ちませんでした。
でも、故郷の山はいつもそこにあったのです。
いつでも温かく迎えてくれる親のように。
自然に親しむ原体験の場所として。
標高こそ2,000m前後と確かに地味かもしれません。
歩く人も少なく、ハイカーの地元率は圧倒的に高い。
でも、どこの山にもそこに思いを寄せる人が必ずいて、道普請などを通じて訪れる人々を気遣ってくださいます。
実際、駒ヶ岳でも2002年に僧ヶ岳からの登山道を整備されたという、旧宇奈月町遭対協の関係者の方にお会いし、当時の経緯や苦労された貴重な体験談をお聞きすることができました。
折にふれて故郷のこの山々を訪れ、自分とかけがえのない人々、そして富山の来し方行く末に思いを馳せる時間を大切にしていきたいと思います。
lynx1218 さん
こんばんは。
先日の毛勝山の際には、お世話になりました。
宇奈月林道は、通行止めと聞いていたので週末あたり、毛勝山の東谷から登ろうかとも考えていました。
またまた後出しですが、lynx1218さんのレコを参考に週末「駒」までトライしてみます。
terachanさん、こんにちは。
先週は出張で不在にしており、お返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません
この週末は、台風一過の降雪で、高山はすっかり雪化粧したようですね。
私達が訪れた時とは様相も一変してしまったようで、冬の到来を感じます
駒ヶ岳は剱岳北方稜線や後立山はもちろんのこと、黒部川流域をはじめ富山平野を広く望むことができる、とても魅力的な山ですね。
アクセスも比較的楽ですし、また訪れたいと思います。
ちなみに、富山の山に関しては、今夏発刊された「富山の百山」がお勧めです。歴史やゆかりの先人についても詳しく紹介されていますので、ぜひ読んでみてください。
(すでにお読みでしたらご容赦ください)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140810-00004540-kitanihon-l16
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