テントの試張りも兼ねて♪紅葉の蓬峠越え(土合〜蓬峠〜土樽）

2014年10月11日(土) ~ 2014年10月12日(日)

コースタイム

1日目：9：00土合駅ー10：00JR見張小屋ー12：00白樺避難小屋ー13：37蓬ヒュッテ(テント泊)
2日目：7：00蓬峠ー9：35土樽駅

天候

2日間とも強風だが晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】
最寄り駅〜高崎〜水上〜土合
【復路】
土樽〜土合〜水上〜高崎〜最寄り駅

コース状況／危険箇所等

◎土合〜蓬峠
土合駅に下りたら海底から470段の階段を改札までウォーミングアップ代わりに走りましょう。
土合からは半分は平らで歩きやすいが徐々に渡渉とザレ場のトラバースが増えていく感じです。渡渉は好天でも水量が多いためもれなく靴はぬれるので防水性のある靴で！特にロープが頭上にかけてあるぬめぬめした沢を渡る箇所、要注意です。どこの岩においても滑りそうでした（汗
他にもなにしろ道幅が狭いトラバースがいくつも登場するので低いバージョンの下の廊下といった感覚も味わえます。
◎蓬峠〜土樽
ここのルートも土合〜蓬峠とよく似ていますが少しだけマイルドな感じです。鉄パイプ2本でわたるトラバース箇所があるので滑らないように注意。最後の1時間は林道なので、逆にだるくなりおもわず走りたくなるでしょう。私はテント装備で走りました。

その他周辺情報

トイレ：土合駅、蓬ヒュッテ、土樽駅
温泉：土樽駅から越後湯沢へローカル線で移動し越後湯沢構内の温泉、ビール♪でもよいし、水上駅からタクシー10分(約1000円）で谷川温泉、ビール♪でもよいかと。

写真

10/11 8:32

JR上越線で到着しました土合駅。地下にホームがあるので水上から到着したら地上までいきます。下山の場合は地上から地下へ降りるだけなので楽。

10/11 8:33

ゴーストタウン？この雰囲気、好きな人には溜まりませんねきっと！

10/11 8:38

一定感覚で距離が記載。

10/11 8:43

駆け上がって上から振り向いたところ。え？私がビリ？誰も居ないジャン笑

10/11 8:44

お疲れ様でした〜♪　古いけど多くの登山者の足として使われてきた駅。寂れた感も含め全部好きです☆絶対なくなってほしくない。

10/11 8:46

無人。だからといってキセルは、めっ！！

10/11 9:10

駅から出て右折し踏み切りを渡りしばらく歩くと土合橋BSとつり道具やさんみたいなところを通過し橋を渡る

10/11 9:11

わたりきるとすぐこの道標が見える。記載とおり右へ。

10/11 9:33

しばらくして登山口と駐車場

10/11 9:33

ヘリが旋回してました。「ゆる〜く、蓬峠なんかいってんじゃないよ〜、西黒のぼらんかいっ！」って言われてそうで後ろめたい笑　去年充分登りましたからゆるしておくんなせい☆

10/11 9:33

東屋

10/11 9:35

登山道がこれからはじまる。小岩混じり。沢への道がこの先に続きます。

10/11 9:37

旧道との分岐。旧道は現在あまり使用されていないようで、
谷川岳登山指導センターのHPでも新道の利用を勧めています。

10/11 9:37

湯檜曽川へとつながる支沢のひとつをわたる：Pから一つ目の沢だから山と高原地図的にマチガ沢？

10/12 18:58

新めのはしごを登る。傾斜はなし

10/11 9:39

マチガ沢（旧道）との分岐にさしかかる。私は蓬峠へいくのでそのまま直進。

10/11 9:42

心地よいブナ林をまっすぐ進みます。左手にはけものみちにはいらないようにロープが張ってあります。

10/12 18:57

視界が開けてきました。ここからは沢沿い感がアップ。向こうに見える山も紅葉しています。

10/11 9:53

堰堤的に盛られた岩場を進むと対岸に渡れます　この渡渉は靴はあまりぬれず。

10/11 9:56

ケルンの積まれた場所　一の倉沢出合との分岐です。この辺りからクライミングで有名な衝立岩へとつながっています。一の倉尾根も一の倉沢出合方向にあります。

10/11 10:12

古い分岐もあり。芝倉沢へと続くよう。残雪期に芝倉沢は登りましたが結構急でした。

10/11 10:12

土合橋からちょうど1時間でJR見張り小屋に到着。ここで時間もいい感じなので休憩にします。水分、サラミとかパンとか注入☆

10/11 10:22

こういう味のある標識なかなかないですね。

10/11 10:22

消えかけているが「芝倉沢出合」といっている

10/11 10:24

沢を渡りきった対岸から撮影。通行禁止の赤い印の右手に進むと対岸への降り口があります。休憩にもいいポイント。

10/11 10:25

こんなに広い。

10/11 10:25

対岸

10/11 10:25

対岸のあたりにあるでかい岩

10/11 10:28

ここから冒険がはじまります。けっこう細いトラバースのオンパレード　体重軽い人がうらやましい

10/11 10:43

こんなとこも。だいたい沢筋の道はこんなんです。

10/11 10:53

ここ！！土合〜蓬峠へのミニ核心かもしれない！晴天なのに、前日雨ではないのにこの豊富な水。しかも濡れたコケでどこも滑ります。要注意箇所。ロープも頭上にあるが不安定なので頼り過ぎないように。

10/11 12:17

JR見張り小屋から歩く事2時間。白樺避難小屋に到着。かわいい。外国っぽくも見える。谷川だけど笑

10/11 12:17

中身を拝見。がんばれば3人いける？　綺麗に整備されていました。さすがJR＆登山者精神！！

10/11 12:18

表玄関から激写

10/11 12:19

少し歩くと清水峠と蓬峠との分岐。この分岐のあとザレ場あるので、即効で通過しましょう。

10/11 12:37

私が好きな景色。これから峠いったるで〜！っていう斜め感がすき。

10/11 12:40

ほんの一瞬の距離ですがこんな感じでちょっと濡れる程度の渡渉がちょいちょい登場

10/11 12:49

唯一の岩場。落石に注意。(自分がしないのと、下山者からの(上）落石にも要注意）

10/11 13:02

写真でははっきりわかりませんが、崩壊チックなザレ場が豊富でした。歩幅小さく、さっさと渡ります

10/11 13:07

馬蹄形左回りでおなじみの白毛門〜笠〜朝日さんたちのおでましですよ！圧巻ですな！

10/11 13:14

紅葉

10/11 13:14

もうここまできたら稜線まであと少し。熊笹の爽快な道をかけるように進みます

10/11 13:26

武能、芝倉方面の稜線

10/11 15:13

蓬ヒュッテ到着。テント場は幕営料無料ですが、記帳必須。トイレ毎に100円も必要です。泊り客には夕食のカレーが評判いいらしい。

10/11 16:19

蓬峠

10/11 16:25

ツエルト泊のかたにインタビューしました。この日は強風でしたが張りが素晴らしく見事なまでに耐え抜いたそうです！

10/11 16:26

夕日を浴びるテントたち　人の影がまた素敵すぎる。

10/11 17:27

夕暮れ

10/11 17:28

満員御礼状態（笑）

10/11 17:46

ひとり宴会　ちなみにここ前室。わりと広いでしょ？強風のため外には出ず、室内ですごす。　

10/11 17:58

前室も風が通過してきたため、テント内で湯沸し。ルイボスティーをいただく。

10/11 18:11

あったまったところで就寝準備。明りはSPの「たねほおずき」

10/11 18:16

寝る前に星空をみに外に出た。テントのこの夜のネオンが好きです

10/11 18:25

遠巻きに

10/12 18:34

近くで

10/12 7:15

10/12（日）翌朝。土樽に向け下山途中にみたベールがこれからはがれていく山肌

10/12 7:17

蓬ヒュッテから10分降りたところの水場。結構とおいが水量豊富。

10/12 7:20

ガスがとれた！でもこのとき蓬峠境に谷川方向はまだガスの中。のちに全体的に晴れたらしいが。

10/12 8:00

とおせんぼ　足の短い私をいじめないで

10/12 18:29

紅葉の気持ちいトレイル

10/12 18:27

ふかふかな道でした

10/12 8:52

このルート唯一の核心？　鉄パイプ2本でトラバース（笑）！！

10/12 8:55

下山口にもうそろそろというナイスタイミングででてきた広告・うまいね〜。

10/12 8:56

このあたりから土樽駅までところどころ走る。おかげで1時間はやく駅についた！

10/12 8:57

すすきと紅葉のコラボ

10/12 9:20

ここも走る！　時間的に車も通らない！（←ずうずうしい）

10/12 9:25

林道終点からしばらく歩くとここ、安全登山の広場

10/12 9:35

土樽駅が見えてきました！なぜかダッシュ。

10/12 9:37

下山届けもちゃんと提出(土合駅完備の登山届けにカキコ時に半券をキープしておく）半券が下山届になっています。下山時刻をかいてIN！

10/12 10:00

谷川岳　蓬峠さん2日間、楽しく安全登山ありがとうございました！！　

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

秋のテント泊はダウンパンツ

感想

ゲスト

夏に購入したシェルター兼テント（一応防水）の実地テストで蓬峠で張ることにした。時間が許せば2日目めいっぱい夕方まで武能、芝倉、谷川岳方面へ縦走したかったが、ゆっくり蓬峠を堪能し、土合から土樽まで先人たちも超えてきた昔道を同じ気持ちでじっくり歩きたかったので今回はピークなしの峠超えになった。

【テント使用インプレ】
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=943

ここ何年も行きたいと思っている北ア徳本峠超えほどのスケールはないにしても、コースの長さ的に、日の長い日は日帰りできる距離だとしても、この蓬峠越えは壮大で圧巻の景色の一部が堪能できる稜線上にあるため、景色には不自由しないロケーションです。水場へは10分下り20分ヒーヒーあがるという難所がありますが、それでもここは谷川に魅せられ始めている山屋なら、絶対泊まるべき場所であることは間違いない！と実感しました。

一番うれしかったことは、何より大好きな谷川でソロテント泊デビューできたことかな♪

コメント

bo-tyu-zai

谷川辺り
dakerekoさん、こんばんは。

最近は谷川連峰周辺を良く歩いてらっしゃいますね。レコにあるように谷川に魅せられちゃったんでしょうかね。

アルプスとはまた一味違う、壮大な景色が堪能できますよね。私は谷川での景色は1回しか見たことはないのですが思い出すとニンマリとしてしまう稜線美だったのは間違いないです。そういえば大源太山からみた谷川も素晴らしかったなあ。

蓬峠はそんなに素晴らしいところなんですね。来年は行ってみようと思わされるレコでした。

ゲスト

Re: 谷川辺り
bo-tyu-zai さん、コメントありがとうございます♪
何かに乗り移られたかのように最近は足しげく通ってますね^^
アルプス並みの高度は無いにしてもどこかアルプスを感じてしまう「近くのMy北ア感」があります 　さすがに厳冬期は無理ですが、肩の小屋のご主人ランキングは全部回ってみたいです。ちなみに以下が谷川歴20数年以上のご経験のご主人の谷川岳ドMルートランキングです

超悶絶級の第1位：中芝新道
2位：中ゴーGo♪尾根
3位：修羅場門だよ白毛門
4位：石黒賢じゃないよ、西黒尾根
5位：天神尾根

bo-tyu-zai さんも全制覇してみませんか？ちなみに私はやります♪