谷川岳 西黒尾根 快晴の雪稜登山

2023年03月22日(水) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 8.2km
• 登り: 1,373m
• 下り: 765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:42

距離 8.2km 登り 1,373m 下り 781m

7:16 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
7:20 7:39 西黒尾根登山口
10:50 ラクダの背(ラクダのコブ)
10:54 11:00 ラクダのコル
12:28 12:39 ザンゲ岩
12:56 谷川岳・肩の小屋
13:03 13:14 トマノ耳
13:18 13:49 谷川岳・肩の小屋
13:53 13:54 天神ザンゲ岩
14:03 14:06 天狗の留まり場
14:19 熊穴沢避難小屋
14:37 天神平・天神峠分岐点
14:55 14:58 天神平
14:58 ゴール地点

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳ベースプラザ駐車場に駐車しました。（1日500円、トイレ有）

コース状況／危険箇所等

登山指導センターから積雪有り。西黒尾根全体を通して残雪に覆われ、地面の露出は下部の笹薮が部分的に出ている程度。鎖場は上部の岩と鎖が露出しています。

雪の状況はグサグサの腐り雪でアイゼンの利きが悪く、クラックの近くでは踏み抜きが激しくなります。

国境稜線に近づくまでは風が弱く背後から陽光が照り付ける為、非常に暑く感じます。国境稜線に出ると風が強まるのが通例なので汗冷え注意です。

写真

3/22 7:21

しっかり雪が残っています。あまりドロドロだと嫌だったので有難い。

3/22 7:55

夏道とは反対側から鉄塔へ。

3/22 8:29

山頂が見えると気分が盛り上がります。

3/22 10:08

鎖場は確保しました。

3/22 10:30

クライムダウン。

3/22 10:40

ここはピナクルが支点に使えました。

3/22 10:40

確保中。

3/22 10:55

まだまだ先は遠い。

3/22 10:56

トラバース。

3/22 10:58

繋がっている残雪を登ります。

3/22 11:02

振り返ると上州武尊や日光白根、赤城山。

3/22 11:02

天気よすぎて暑いです。

3/22 11:17

雪はグサグサです。

3/22 11:32

マチガ沢では轟音とともに雪崩れが、凄い眺めです。

3/22 11:32

東尾根の六ノ沢あたりでしょうか？滝が流れています。

3/22 12:27

ザンゲ岩へ。

3/22 12:32

この辺りはクラックが出来ていて踏み抜き多発です。

3/22 12:53

山頂までもう少し。

3/22 13:07

到着〜。

3/22 13:08

何度見ても素晴らしい眺めです。

3/22 13:09

腐り雪で体力切れなのでオキは無しで。

3/22 13:29

肩の小屋のベンチでコーヒー休憩。

3/22 13:59

帰りは天神尾根。

3/22 14:05

シュプールと木立の景色。

3/22 14:30

天神尾根で唯一の難所。

3/22 14:45

楽しいおやまでした！

3/22 15:16

備忘録的に今回の持ち物、後はダブルアックスにスノーバー、8mm30m、アルパインポッド、メットとサルケン。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

yamamossan

残雪期の西黒尾根は個人的にこの時期、年中行事的な山ですが嫁さんによるとあまり良い印象が残っていないとの事。

思い返してみれば、腐り雪でスリップしたりクラックに嵌ったりと、確かに嫁さんにとっては良い思い出が無いかも。

また、岩が露出した鎖場をアイゼンで通過するのも怖いというので、今回はしっかり備えて安全確保し、怖い思いせずに楽しく登る事を心掛けました。

やってみると状況に応じて様々な支点を迅速に作り、段取り良く確保する練習にもなり、安全マージンの有るルートで雪稜技術を復習する良い機会になりました。

それにしても天気が良すぎで暑さと腐り雪の重さで体力、時間を消費し、久しぶりにガッツリ山登りになりました。

来シーズンにチャンスがあるなら、もう少し気温の低いタイミングにしたいと思います。