天祖山 八丁橋から往復
- GPS
- 04:50
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 992m
コースタイム
09:50ロボット雨量計10:00
10:00大日大神
11:35天祖山
11:40会所11:55
12:50大日大神13:00
13:35八丁橋登山口
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
信号「日原街道入口」を右折、日原鍾乳洞を目指し約10km走り、 鍾乳洞分岐を左折し、林道を道なりに行くと八丁橋 橋を渡るとすぐに通行止めゲートがあり、手前に登山口があります 車をゲート手前の道路余地に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小尾根まで山腹を端正な石垣のジグザグ道で急斜面を登ります 途中から見下ろすと道路が真下に見えるくらいの急斜面なので、 人が歩いている場合など、落石させないようにご注意ください。 小尾根からまだ少し急坂を登りますが、 ロボット雨量計を過ぎると次第に緩斜面になり 緩やかな起伏の繰り返しが続き、散策気分も楽しめます 平坦な笹原の中の道もあれば、岩尾根もあって 変化に富んでいます 標高が高くなるに連れ、尾根の広葉樹林の紅葉が始まっていました これからが見頃になるでしょう |
写真
感想
予報では、次第に雲が張り出し、昼頃から雨が降り出すようです。
昨夜は秋川渓谷の静かな宿に宿泊、朝食もゆっくり済ませて出発。
一旦、五日市まで戻り青梅街道から日原街道へと
古くからの人の往来の歴史を感じさせる街道を走り
途中、御岳山ロープウェイの入口を左に見て、通過しました。
二百名山に登り始めた頃、ロープウェイで楽々登ろうと目論んで来てみたら、
修理点検中だったか何かで、結局杉並木の参道から歩き通した日が
懐かしく思い出されます。
青梅街道と別れて日原街道に入ると、道は狭く曲がりくねり
だんだん心細くなってきていると、突伝険しい谷の急斜面に寄り添うように
集落が現れ、日原(にっぱら)集落だと知りました。
集落を過ぎるとほどなく、日原鍾乳洞と林道を分ける分岐です。
林道をどこまで入れるか、CLは心配していましたが、
分岐には通行止め等の看板もなく、八丁橋を渡る地点までスムーズに走行。
橋を渡るとすぐにゲートがあり、そこからは通行止めです。
登山口は手前にあるので何の支障もありませんでした。
まるで壁かと思うような急斜面の山腹を道はジグザグに付けられています。
見上げると、丁寧に石の積まれた登山道は、幾何学模様のように
整然と折れ曲がり、見事というほかありません。
信仰の山なのだそうですが、信仰のなせる仕事なのでしょうか?
自然は大雨の一撃で、石垣を崩してしまいそうですが
人は又、立ちあがり、道を精魂込めて修復するのだと思うと
人間の偉大さにも思いが及び、おろそかに足を降ろしてはならないと
そっと道を踏みしめます。
ソーラーパネルの付いたロボット雨量計までは
急坂の登りを強いられましたが、ここで休憩を取って歩き出すと
次第に緩やかな広葉樹に覆われた尾根道も現れます。
ブナやナラの大木が伸び伸びと枝を伸ばし、葉を茂らす様は
水源地との標識にもある通り、一千万人を超える東京都民の貴重な水源、
一本一本の木が大切な存在のように思え、いとおしく思えます。
なかなか山頂へ到達できず、もどかしさを覚えながら歩いていると
遂に、予報通りの小雨がぽつぽつ当たり始めました。
山頂かと思った平坦地から程なく、「会所」が見え、
すぐ上に山頂神社と三角点があり、長く思えた登りがようやく終了。
雨が本降りになりかけ、大急ぎで下山しましたが
紅葉が始まりかけた尾根の広葉樹林はこれからが見頃。
小春日和に、水源地散策をゆったり楽しみながら歩きたい静かな山です。
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