八幡平〜岩手山(裏岩手縦走:茶臼岳登山口から焼走り登山口;避難小屋2泊)
- GPS
- 22:25
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 3,144m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:15
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:50
天候 | 10/11&10;/12晴れ、10/13曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し |
写真
感想
2泊3日で妻も連れての縦走を考え、八幡平〜岩手山までの裏岩手縦走を計画。
前日に休みをもらい、盛岡まで移動。
飲料食料を調達し、やまなか家にて焼き肉、冷麺とマッコリで縦走前の景気付け。
<1日目>
上装備:メリノ2、薄手インサレーションベスト、中手ソフトシェル。途中ベストを脱ぐ。
盛岡を5時に出発し、アスピーテラインを上がり、茶臼岳登山口バス停の駐車スペースに停める。
強烈な風で縦走気分が萎えるも、車内で朝食、準備を整え出発。
数十メートル道路を渡った先の登山口からスタート。
強風に煽られながら、あっけなく茶臼山荘到着。
小屋はさっぱりきれいで、ここに泊まりたいくらい。
休憩して風待ちしたが収まらず、茶臼山頂ワンタッチで先へ進む。
展望の良い源太森を超え、広い湿原の中の木道を進んで陵雲荘到着。
陵雲荘ではストーブに薪がくべられて暖かく、ここで暫しの休憩。
休憩後は八幡平山頂へ。
ここらは山頂駐車場からの観光客が多く、我々の縦走装備は周りから浮いている。
八幡平山頂は見晴台があるくらいで、観光客も散見され、特段の感動もない。
観光客に混じり、八幡平駐車場に下山。
駐車場のトイレを借りた後、畚岳へ。
松川温泉への車道脇をしばらく歩くので、スピードを出す車が怖い。
目の前に特徴あるきれいな山容の畚岳。
畚岳登山口からいよいよ裏岩手縦走路に突入。
畚岳山頂からの景色は周囲が全方位開けていてすばらしい。
登山開始地点の茶臼から最後の岩手山まで一望。
諸桧を越えて、嶮岨森から見える大深山荘へ。
森に囲まれた大深山荘もきれいに整備されており、到着者がすでに6名。
2階のスペースをかろうじて確保。日没までに数名到着し、小屋はこの日十数名。
水場も近くにあり、豊富に出ていてかつうまい。
銀河高原ビールでまずは乾杯。寒くなってきたので燗した菊の司、エーデルワインをボイルしたチョリソと共に。
ご飯は久々に無洗米で炊飯。抜群の炊き加減で最高。オリーブオイルで炒めた野菜と共に。
19時には就寝。若干遅くまで2階の女性の嬌声が続く。その後は1階のいびきが強烈。
<2日目>
4時に起床。1階のグループも同じタイミング。
食事を取り準備して5時半に出発。
この日は風が弱く快晴で、気温も前日より上がって快適な登山。
しかし三ツ石まで長い。
岩が乗った三ツ石山を越え、三ツ石山荘到着。
ここでは松川温泉から登ってくる登山者が立ち寄る場所か。
休憩中、地元のご夫妻と会話を交わし、プルーンを頂く。
ありがたいし、疲れた身体に最適な食べ物でおいしかった。
三ツ石からは犬倉、姥倉、黒倉を越え、大地獄、お花畑。
この辺で足が上がらなくなってくる。
暑さも堪え、メリノ2だけで登る。
不動平を過ぎて、八合目避難小屋到着。
連休で監視員の方々が小屋にいらっしゃる。
中は翌日の天気の影響か、ガラガラで、場所を選びたい放題。
1700円/人を支払い、ビールとワインで乾杯。
水場も小屋の目の前、かつ豊富で助かる。
この日は炊飯+焼き豚野菜炒め。
このあと監視員の方から焼酎の差し入れ。
ペットボトルにいれた焼酎を頂きました。
お湯割りで頂き、いい心地になったところで就寝。
就寝前に見た夜空には天の川も肉眼で確認できるほど。
<3日目>
この日も4時に起床、準備をして5時半過ぎに出発。
不動平から山頂への登りがきつい。
お鉢に出ると山頂へのビクトリーロード。
山頂からはぐるりと周囲が見渡せます。
風が弱くてよかった。
下山は国際交流村を目指して。
平笠不動を経由して焼走り。紅葉のアーチと落葉の絨毯の中を歩くのは幸運。
焼走り溶岩流の威容に紅葉とバックに岩手山の景観もなかなか。
焼走り登山口に到着、お疲れさん。
目の前には溶岩流観光の車が多数。
国際交流村で途中、頼んだタクシーにピックアップしてもらい、出発の茶臼岳登山口に戻る。
料金は7000円弱。
無事縦走を二人でやり遂げた。
汗流しは八幡平温泉の森乃湯(600円)。源泉掛け流しでいい湯。
帰路は東北道を途中土砂降りに遭うも何とか7時間弱で東京まで戻ることができた。
1日目7時間半、2日目10時間と自分もつらいロングコースをよく妻は歩いたなと感心。
また登山中、多くの地元の方々に声をかけてもらった。
こちらが笑顔になる本当にいい方々です。
なかなか近くにあっても登らない山が多い中、八幡平〜岩手山は地元に愛されている
山域なんだと感じた。
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