磐梯山 絶景の一日

2014年10月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,133m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:35

7:45 猪苗代登山口
9:00 9:00 天の庭
9:27 9:27 赤埴山分岐指道標
9:39 9:39 赤埴山分岐指道標
9:55 9:55 沼ノ平
10:10 10:10 渋谷分岐指道標
10:25 10:25 三合目天狗岩
10:38 10:38 黄金清水
10:47 10:56 弘法清水
11:36 12:10 磐梯山
12:50 12:55 弘法清水
13:19 13:19 三合目天狗岩
14:40 14:40 天の庭
15:20 猪苗代登山口

天候

快晴　無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猪苗代スキー場前　センターハウス前に駐車したが、下の駐車場もある。トイレは下の駐車場に。

コース状況／危険箇所等

メインのコースなので特に問題は無い。ゲレンデを登っていくときにコースを一部間違えたぐらい。
天狗岩周辺は火口壁の縁にあたり、あまり近寄ると転落の危険あり。ロープを出ないほうがよい。
弘法清水から山頂までは傾斜があるうえ、霜の降りた影響で滑りやすかった。また登山者が大変多く、上り下りが渋滞状況だった。

その他周辺情報

日帰り入浴施設が周辺に乏しく、探し当てた「リステル猪苗代」で入浴。大人１０００円！　でも露天風呂からの夕陽はきれいだった。

写真

10/18 7:41

朝の猪苗代スキー場センターハウス。このあたりはどの施設も休業中。

10/18 7:46

秋空の下、磐梯山がすっきりと立っています。良い一日の始まる予感。最初はゲレンデ脇の作業道路を登って行きます。

10/18 8:12

秋空と雲、紅葉の始まった林

10/18 8:17

光を受けて輝く木々

10/18 8:21

よく刈り込まれたゲレンデを黙々と登る

10/18 8:25

空はあくまで青い

10/18 8:32

猪苗代湖が見えてきた。霧か靄の影響か、かすんでいる。

10/18 8:41

ゲレンデ上部あたりから紅葉が美しくなってきた

10/18 8:43

赤も黄色も陽射しを浴びて、透き通るようだ

10/18 8:50

ゲレンデトップから登山道はさらに登っていく

10/18 8:55

鮮やかに黄葉した葉に空の青さがしみる

10/18 8:58

赤埴山の山頂が見える

10/18 8:59

このあたりが一番紅葉している

10/18 9:00

猪苗代湖が次第に全景を見せてくる

10/18 9:04

天の庭（一合目）ここまで標高差500mほど。ここからしばらく赤埴山を巻いていく。

10/18 9:08

鮮やかな赤の漆の葉

10/18 9:12

大きな岩のところで、いきなり磐梯山の絶景が見えた。

10/18 9:12

山頂付近はすでに葉も落ちているが、白々とした木の幹が下へと黄色く色づいた木々に

10/18 9:12

さらに色を深めて山裾へと下って行く

10/18 9:13

順光での色合いが、この後どのように変化して行くか

10/18 9:15

10/18 9:22

大分上がってきた。まだ猪苗代湖はかすんでいる。

10/18 9:27

赤埴山との分岐

10/18 9:31

赤埴山の裾を巻いていく道。沼ノ平まであまり上り下りは無い。

10/18 9:36

木の間越しに見える磐梯山は紅葉の衣。ダケカンバらしい木の白い幹がことさらに美しい。

10/18 9:39

この実は何でしょう。青空に透き通った赤。

10/18 9:39

赤埴山山頂からの道と合流

10/18 9:41

沼ノ平へは磐梯山の荒々しい岩肌を眺めながら進む

10/18 9:44

透き通った水を湛えた池があった

10/18 9:44

ダケカンバの白い幹を湖面に映している

10/18 9:46

磐梯山の荒々しさと豊饒の秋を向かえた樹林帯

10/18 9:50

白い幹が空に高く岩壁を彩る

10/18 9:55

沼の面に水草だろうか、色づく湖面

10/18 9:55

櫛ヶ峰も大きく姿を現した

10/18 9:57

枯れた葦の原と磐梯山

10/18 9:58

木々の梢も来るべき冬を感じている

10/18 10:08

沼ノ平の石碑

10/18 10:08

枯れ残ったヤマハハコ

10/18 10:10

櫛ヶ峰もその山肌を荒々しく見せている

10/18 10:10

渋谷からのコースの合流点。このあたりから少し火山ガスのにおいがした。

10/18 10:25

旧噴火口の縁に飛び出した。良い子はロープの外に出ては行けません。

10/18 10:26

見下ろす裏磐梯の絶景。奥に桧原湖、手前に銅沼。そぎ落ちる火口壁。

10/18 10:22

10/18 10:23

赤沼の碧の湖面

10/18 10:23

飯豊は冠雪してるね

10/18 10:24

先々週行った西吾妻と西大巓。チョウチョ見たいなのはグランデコスキーリゾート。

10/18 10:29

天狗岩（三合目）。磐梯山は山頂が五合目。富士山の約半分の高さだからだそう。地元の登山者の方に教えていただいた。

10/18 10:29

登り行く斜面の左に草原と潅木の紅葉した繁みがあった

10/18 10:30

苔に埋もれるようにピンクの葉が光を反射する

10/18 10:30

草原の柔らかなふくらみ。ちりばめられた小さな紅葉。

10/18 10:31

小さな秋の風景

10/18 10:34

次第に櫛ヶ峰を見下ろすように

10/18 10:38

黄金清水。たくさん出ていました。

10/18 10:44

裏磐梯コースとの合流点

10/18 10:47

弘法清水の小屋。大変な人だ。ここで山のバッヂを購入。

10/18 10:54

弘法清水。こちらは少し細くなっている。

10/18 10:56

ここから山頂までは狭い上に急坂。しかも大変な人で上り下りが大渋滞。

10/18 11:17

あの山巓へ。光の下へ。

10/18 11:18

一歩進んで立ち止まり、下りを過ごして、又登る。

10/18 11:19

景色をゆっくり眺める余裕も無く、勝手に立ち止まることもできない。

10/18 11:28

北側につけられた登山道は霜が降りていた。解けた泥でグチャグチャ。

10/18 11:29

ゆっくりカメラを構える暇も無いので、ただただシャッターを切るだけ。

10/18 11:36

山頂はこの有様。人ばかりで座る場所を探すのも大変。

10/18 11:39

とりあえず場所を確保。昼飯の準備の間にまずは猪苗代湖。その右奥は那須・日光あたりかな。

10/18 11:39

猫魔スキー場の奥に飯豊が雲を纏っている

10/18 11:40

会津盆地は少しかすんでいる

10/18 11:46

今日の昼ごはん。おにぎりが二つ。

10/18 11:48

フリーズドライの味噌汁は旨いね

10/18 11:59

そして少し暑かったので、猪苗代湖に乾杯

10/18 12:23

磐梯山も猫魔もスキー場の開発で痛々しい姿

10/18 12:27

帰る時もまだ霜は溶けていなかった

10/18 13:02

ナナカマドの美しい赤い実が枝先を彩る

10/18 13:04

吾妻連峰を一望に

10/18 13:17

帰り道、すこし斜光になった草原をもう一枚。より奥行きが出て、ふわっと見える。

10/18 13:19

裏磐梯ももう一度

10/18 13:23

あそこから降りてきた。そして太陽は少し西に傾いた。

10/18 13:26

西からの光で色を増した沼ノ平

10/18 13:44

葦の原も葉を落とした木々も陰影を強くする

10/18 13:51

赤埴山の斜面が紅葉で赤く染まる。光を受けて命を与えられたように。

10/18 13:55

先ほどの池も表情を大きく変えた。こちらは影が差し、色を失って行く。

10/18 13:55

10/18 13:56

10/18 14:02

光を一面に受けて赤く燃え立つ

10/18 14:11

斜光によって強く立体感を与えられた、山の斜面と紅葉の森

10/18 14:15

10/18 14:16

天然の色の乱舞。磐梯山の美しき秋。

10/18 14:17

一本一本の木々が浮き立つよう

10/18 14:22

まさに天の鏡

10/18 14:26

会津盆地の家々も西陽を反射し始めた

10/18 14:26

大岩のところまで降りると、まったく違う表情の磐梯山があった

10/18 14:27

絶景の一枚

10/18 14:28

画面一杯に広がる豊饒の森。色の氾濫。

10/18 14:37

小さなモミジの葉に紅葉のグラデーション

10/18 14:40

ススキの穂に西陽が差す

10/18 14:40

煌く銀の穂

10/18 15:13

スキー場を降りていくと磐梯山が最後の挨拶をくれた

10/18 17:30

絶景の一日の〆は荘厳な夕景

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

感想

yonejiy

宮城から北では山間部の天候が安定しない予想だった土曜日、それでは南へ行こうと考えて、磐梯山を選んだ。朝日を浴びて東北道を南へ走る。
磐越道のトンネルを抜けると秋空の下、磐梯山がすっきりと立っていた。
表コースから一面の秋の陽射しを浴びながら、ゲレンデを登っていく。
急登に一汗かいた後の猪苗代湖をはじめとした麓の風景。そして秋から冬へと変貌を遂げつつある磐梯山の大きな風景。すべて絶景である。澄み渡る青空は少し白い雲が欲しいと思うほどの快晴。山頂から下りつつある紅葉は、ちょうど辺りを彩っている。
沼ノ平を歩めば水辺に白く幹を映すダケカンバ。葦の原は冬枯れの色。
目を奪う裏磐梯の絶景。湖の青といくたの山々。荒々しい磐梯山と櫛ヶ峰の岩肌。眼下一望の火口壁。山頂からは360度の世界。
そして帰り道での午後の斜光に相貌を変えた山の景色。それはあまりにも美しい山と樹林と空の織り成す風景だった。
時間が許すならいつまでもこの空気に包まれていたい、皆がそう感じる時間だった。
山頂への大渋滞やあまりの人の多さは問うまい。下りでの足の痙攣や右足の膝に痛みがぶり返していることは、残念な事実としてこれから付き合っていくしかない無いのだが、露天風呂の浴槽から見た会津盆地の夕景は、不安や苛立ちを流してくれた。
絶景の一日は最後までめったに見られない風景で楽しませてくれた。

コメント

kajyuki

真っ青な空
こんばんはyonejiyさん
素晴らしい青空でしたね
その分、山頂も大賑わいな様でしたけどネ・・・

ところで、ちょっと気になった （興味をそそられたところ）は
＞『その他メンバー1人』
です
誰なんでしょうかねぇぇ？？？

yonejiy

Re: 真っ青な空
kajyukiさま
こんばんは。素晴らしい天気でした
確かにあれほど山で人に出会った事がありません
あれも山の一つの姿なんでしょう

その他メンバー1人に反応されてますね
私の会社の同僚ですよ。最近、一人で山に登るのが淋しくなりまして、できるだけ山好きの彼を誘ってます

タイミングが会うならkajyukiさんとも、登れたらななどと思っています

Spring

こんばんは☆
素晴らしいお天気と、絶景に恵まれた一日でしたね！！
磐梯山、お邪魔するのはいつになるか…

モコモコフワフワした山の様子が、とても良いですね
山の秋も終わりだなぁ…とちょっと焦る今日この頃です

yonejiy

Re: こんばんは☆
Springさま
天候は言うこと無し、でした。行き帰りと同じコースをピストンしたのですが、秋の日の短さが幸いし、磐梯山は行きと帰りで、全く違う表情を見せてくれました
斜光になると奥行きが出て、本当にモコモコフワフワした感じになるんです 　その上エッジが立ってシャープにもなる、そんな感じです
磐梯山は花の山でもあり、バンダイクワガタなど一度は見たいものですから、6月7月なぞ良いんでは無いですか
もっともあれほど登山者が多いと、写真撮るのも大変ですが