蓼科山周辺 (大河原峠→蓼科山→天祥寺原→亀甲池→双子池→大河原峠)
- GPS
- 04:54
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 824m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:52
天候 | 快晴 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場までは蓼科スカイラインを利用。この日の気温は0℃近くと、そろそろ早朝は路面が凍結する時期を迎える。 ・早朝到着時は駐車スペースに余裕が見られたが、帰りの時点では路駐もチラホラ見られた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大河原峠-蓼科山荘-蓼科山山頂:登り一辺倒だが、蓼科山荘付近は傾斜が緩い。蓼科山への登りは途中鎖が1箇所かけてあるがなくても問題ないレベル。超初心者のみ使用と思われる。頂上直下は大きな岩がゴロゴロしていて歩きにくいので要慎重な行動。登山者は大変多い。 ・蓼科山荘-天祥寺原:下り一辺倒。整備は良くされている。途中沢のような箇所を歩くが、ペイントや樹木のマーキングを頼りに歩けば正規のルートから外れることはないと思われる。 ・天祥寺原-亀甲池-双子池:亀甲池までは初め笹原で途中からは昼間でも暗いくらいの樹林帯歩き。苔むした樹木や岩石多数。双子池には素敵なキャンプサイトあり。 ・双子池-双子山-大河原峠:双子山へ向けて登りがあるが傾斜はきつくない。双子山周辺は見通しが効き、天気が良い日は気分が良い。 |
写真
感想
好天が約束された週末で、今シーズン最後のテント泊山行を企画していたが、体調が優れないため、日曜日のみの日帰り山行に切り替えた。行動時間5時間弱のお手軽山行だったが、美味い空気をいっぱい吸って、カゼも少しは良くなったかもしれない。
早朝の5時に大河原峠駐車場に到着。蓼科スカイラインは走りやすい良い道だが、途中、路面凍結の恐れの警告をクルマが何度も出していた。幸いに凍結箇所はなかったが、そろそろいつ凍っても不思議ではない季節になってきた。到着時の気温は0℃を下回り、氷点下1℃。今シーズン初めてクルマの温度計でマイナス表示を見た。峠のトイレを利用するため外に出るがとにかく寒い。クルマに戻り準備を始めたが、気温差のため、クルマの内側が曇り始めた。
外が十分明るくなってヘッドライトが不要になってから行動開始。寒いのでシェルを羽織ったまま歩行。蓼科山は過去に秋と冬に一度ずつ登っているが、大河原峠からのルートは初である。歩き始めは笹原を歩くがすぐに樹林帯に入る。途中数組を追い抜いたり、すれ違ったりして蓼科山荘到着。傾斜がきついところも少なく良いウォームアップになった。山荘前で小休止して頂上に向かう。この先のルートは夏道で一度歩いている。露岩がゴロゴロしていて歩きにくいエリアが続く。しかも岩の上にうっすら霜が乗っている場合があって、足の運びは慎重にならざるを得ない。ほぼコースタイムどおりに蓼科山の山頂に到着。まだ朝早い時間帯なので、山頂付近には誰も人はいない。だだっ広い山頂には人の姿は見えるが、人の声は聞こえない、大変静かな山頂だった。早起きは三文の得と言ったところか。風もなく、ここまで着てきたシェルは暑くてここで脱いでザックにしまうことに。山頂からは近傍の八ヶ岳をはじめ、南北のアルプス、御嶽山などが一望できた。御嶽山は噴煙がはっきり見えた。
山頂付近で少しボーッとした後来た道を戻る。来たときよりは霜が溶けて歩き易くはなっていたが、それでも急傾斜の岩場の道なので慎重に下る。各登山道から登ってきたと見られる登山者が多く見られるようになった。再び蓼科山荘に戻り、ここで少し栄養補給をした後に天祥寺原方面に下る。このルートはマイナールートかと思ったが、下りの間に2名の登山者とすれ違う。また、ルートも良く整備されていた。天祥寺原は笹原だが既に冬枯れに近い状態になっていて、紅葉はここでも既に終わっていた。亀甲池を経由し、うっそうとした樹林帯を抜けると双子池に到着。ここは池のほとりがキャンプサイトになっていて、ロケーションとしては悪くないように見えた。トイレが少し遠そうだが。双子池ヒュッテで休憩をしていると、大河原峠から下りてくる登山者が見られた。自分は4時間以上かけてここにたどり着いたが、峠からは1時間もかからずに到達できる場所のようである。最後の栄養補給をして登りの登山道にとりかかる。標高差200m程度なので30分くらいだろうと予想していたが、大体その予想は当たり、程なくして樹林帯を抜けて双子山の山頂エリアに入った。山頂付近は樹木がなく視界が効いてのんびりしたくなるところである。大河原峠から歩いてくるハイカーも相変わらず多い。山頂を過ぎると大河原峠の駐車場が視界に入るようになる。最後まで気を抜かずに歩いて無事駐車場に到着。これから行動を開始するパーティもいくつか見られたが、蓼科山を往復するのであれば、明るいうちに戻ってくるのは十分可能だろう。
カゼ気味のままでかけた山行だったが、結局コースタイムよりはだいぶ早く降りてきてしまった。道中ガツガツ歩いたつもりはないのだが、山に入ると山モードで歩いてしまうようだ。お気楽コースのつもりだったが、蓼科山山頂や山頂直下は大岩ゴロゴロで歩きづらく、距離もトータルでは10kmを超えていた。カゼ気味としては十分なリフレッシュになったと思う。家にいて薬を飲んで寝ているよりはよほど良かったのではないか。
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